グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



ホーム  > 園長コラム  > 7月コラム 自分を振り返る

7月コラム 自分を振り返る

自分を振り返る

 プール開きを行い、梅雨明けが待ち遠しい季節になってきました。たくさんの水を使って水遊びができることに感謝をし、またこの夏、事故や怪我のないように過ごせますようにと礼拝を守りました。ひよこ組の小さな子どもたちから年長児まで、年齢にあった楽しみ方をしていきたいと思います。水遊びを楽しめる子ばかりでなく、中には苦手と感じる子もいるのですが、特に幼児クラスになると自分で「顔つけができるようになりたい!」「わに歩きがしたい!」などと目標を持つ子も出てきます。「○○できるようになりたい」「こうなりたい」と憧れを持ち、そうなれるように努力する姿がとても健気です。自分の目標が達成できるように必要な手助けはしつつも、子どもが自ら考えて工夫していく姿を陰ながら応援し、見守りたいと思います。

 先日、聖隷のこども園・保育園の合同研修会が行われ、改めて【キリスト教保育】について考える機会を持ちました。その中で、【私たち保育者はどう生きるべきか?】についても考えました。幼い子どもたちと関わり、教育・保育をさせていただく私たちは、一人の人間としての生き方がすべてにつながり、仕事とプライベートでの生き方や考え方を区別することはできないのだと改めて感じました。人間としてもまだまだ未熟な私ですが、神様はそのような私も含めて一人ひとりのすべての人を愛し、赦してくださっていることを振り返り、今までも目に見えない力を信じていた自分にも気づきました。人としてどうあるべきか?をこれからも考えながら毎日を大切にしていきたいと思います。

 最後に、今月も紫陽花の話題です。先日、お迎えに見えた保護者(おばあちゃん)が「園長先生いますか?」と事務所を訪ねて来られました。「駐車場の紫陽花、良かったね!最初は、どうかな~?大丈夫かな~?と思って心配していたけど、本当に良かったね!」と声をかけてくださいました。一緒に喜んでくださる方がいてとても嬉しく思いました。子どもたちも花を触ったり、顔を近づけてよく観察しています。1つの紫陽花を通して多くの人たちとのつながりを感じ、喜びが分かち合えることに幸せを感じています。今はピンクだけでなく水色の花も咲き、自然ってすごい!と心から感じます。
                                                          岡田絵里子