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4月コラム 子どもへの語彙を豊かに

子どもへの語彙を豊かに

 春の暖かな日差しの中、桜の花も満開に咲き誇っています。ご入園、ご進級おめでとうございます。今年度は18名の新しいお子さんを迎えて全園児162名でのスタートになります。親御さんにとっては、お子さんが新しい環境になれるかご心配かと思いますが、職員一同、一人ひとりのお子さんと丁寧に関わり、発する言葉に耳を傾け目をあわせて「そうだね」と思いに共感しながら温かい保育をしていきたいと思います。
 さて年度末は特別保育期間のご協力をいただきましてありがとうございました。1年の振り返りと来年度に向けての研修や準備をさせていただきました。園内研修では、「保育者の語彙」をテーマに、保育者が自分の言葉を意識し、保育者自身の語彙を増やす試みをしました。まず初めに、『幼児期のおわりまでに育てたい「話し言葉」のリスト』を活用し子どもに使っている言葉を一人ひとりが振り返りました。気持ちを表す言葉「うれしい・たのしい・おもしろい・くるしい・さびしい・はずかしい・かわいそう・きんちょうする…」など使っている言葉に○をつけてみました。乳幼児時期は、周囲の大人の言葉を取り入れ、自分の言葉としていく時期です。私たち保育者の使う言葉も真似することがあるかと思うと、どきっとしました。お散歩に出かけた時、靴を履く時、作品をみて、おこさんにどのような言葉をかけて会話をしていますか。考えてみてくださいね。子どもたちに「自分の気持ちを言葉で表現する楽しさ」を味わってほしいと思います。
遅くなりましたが、私はこの4月から前任の岡田絵里子園長から、聖隷こども園桜ヶ丘の園長を引き継ぐことになりました太田康子と申します。大変未熟でありますが、地域の方との交流を大切に、子どもたちと保護者の皆さまが安心して園生活をおくることができますように精一杯努めさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
                                                太田康子