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5月コラム「今できること」

「今できること」

青空が広がり清々しい季節をむかえました。新型コロナウイルス感染拡大で、状況が日々変化し、日本中の人たちが辛抱を強いられています。学校や職場に行けない、大切な人にも会いに行けない等、保護者の皆さまも心も体も休まらない日々が続いていることと思います。しかし、今が正念場です。園でも、登園自粛のご協力に感謝しながら新型コロナウイルス感染症への対応のため、消毒液での掃除、室内の換気、職員のマスク着用、手洗い場に『正しい手の洗い方」掲示する等、できることを継続したり、工夫しながら予防に努めていきたいと思います。
さて、先日私と年長の子どもたちとで『新型コロナウイルスについて』の話をする時間を設けました。子どもたちに『新型コロナウイルスとはどんなウイルスなのか』を説明し写真を見せると興味深く見ていました。『どうして感染するか…』については、飛沫感染と接触感染の具体的な場面と3蜜がなぜ良くないことなのかを話しました。そして、子どもたちに、「目をつぶって少し考えてみて。コロナウイルスに感染しないために、みんなができることはどんな事があると思う?」と質問をしました。すると、「咳をするときには、洋服の袖を口元に当てる」「マスクをする」「お買い物に行った時に使うカートの持つところを消毒する」「電車に乗らない」「手洗いとうがいをする」「窓を開ける」「お出かけをしない」など、手を挙げて意見を言う子が数名いました。5~6才の子どもたちですが、今起きていることに関心を持ち、頭の中で考え自分の言葉で周りの人たちに伝えることができました。話の最後に子どもたちと、「今お家にいる友だちが元気に過ごしていますように。コロナウイルスに感染している人たちの病気が治りますように。そして一日も早く終息しますように」とお祈りをしてその時間は終わりました。是非、ご家庭でも、「新型コロナウイルス感染予防について」子どもたちと会話をしてみてください。自分と大切な人を守るために、今一度自分ができることを考えて見つめなおしてみましょう。