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4月コラム「ご入園 ご進級おめでとうございます。」

「ご入園 ご進級おめでとうございます。」

 春の暖かな日差しの中、園庭の桜も綺麗に咲き始めました。先日は、卒園式を終え32名のぞう組(5歳児)の子どもたちが聖隷こども園桜ヶ丘を巣立っていきました。規模を縮小して行った式ではありましたが、在園児からのビデオでの贈る言葉や歌もあり、ひとりひとりの成長を喜び祝う式となりました。
そして、今年度は20名の新しいお子さんを迎えて全園児163名でのスタートになります。ご入園ご進級おめでとうございます。新入園のお子さんと保護者の皆さまは、新しい環境に戸惑いはあるかもしれませんが、少しずつ慣れて安心して過ごせるように、丁寧に関わっていきたいと思います。在園の子どもたちも、ひとつ大きなクラスになることにわくわくする反面、新しい環境に少し緊張や不安を抱いている子もいるかもしれません。一人ひとりの思いや気持ちに寄り添いながら、子どもたちと保護者の皆さまが、安心して園生活を送ることができますよう職員と共に精一杯努めさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
 さて、年度末には特別保育期間のご理解・ご協力をありがとうございました。皆さまにご協力をいただき、新年度に向けての準備と研修の時間を持つことができました。土曜日の研修では、井桁容子氏(非営利団体コドモノミカタ代表理事 乳幼児教育実践研究家)から「子どもの心が育つ保育」と題してお話を聞きました。その中で、『ていねいに共感されて育った子どもは、他者への共感力に優れコミュニケーション力が豊かに育つ、反対に否定的な言葉や関わりの多い環境で育った子どもは、コミュニケーション力が育たない』とおっしゃった言葉が、私の心に残りました。人はひとりでは生きていけないから、助け合い一人ひとりの違いを認め合い、相手を思いやる気持ちが大切です。0歳の赤ちゃんから心はあり、私たち保育者のかける言葉や関わりがその子の育ちに大きな影響を与える重みを受け止め、子どもの気持ちをわかろうとし続ける保育者でありたいと思いました。このお話を保育に携わる多くの職員で聞けたことにより気持ちを一つにして保育ができます。ご協力ありがとうございました。