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8月コラム「幼児期に育てたい力」

「幼児期に育てたい力」

 暑い夏がやってきました。先日の夕涼み会は、密にならないようにクラスごとに時間を区切り全クラス親子で参加して行うことが出来ました。父母の会の皆さまをはじめ、保護者の皆さまのご協力もあり楽しい時間を過ごす事ができたことに感謝を申し上げます。親子でゲームや納涼踊りを楽しんだり、子どもたちの様子を見ながら短い時間でしたが話をすることも出来たのではないでしょうか。コロナ禍、行事をやむを得ず中止としなければならない時もありますが、人と人との関わりや交流を、制限のある中ではありますが大切にしていきたいと思っています。
 さて、7月22日から東京オリンピックが開催され、ご家庭でお子さんとテレビを見ながら、わくわくドキドキスリリングと応援に熱が入っているのではないでしょうか。園でも朝の集まりで、「昨日、日本が金メダルを取ったね。すごかったね。みんなも観たかな?」と話題に取り上げ新聞を見せ感動を語ります。そして、クラスの壁面に新聞の切り抜きを掲示しています。また、「金メダルをとった○○選手と○○ちゃんは同じ名前だね」と子どもたちの会話が聞かれ、「日本と試合をした○○国はどこにあるのかな?」と世界地図を見て探している子の姿も見かけ、オリンピックに興味・関心を持っていることが伝わってきます。7月の誕生会のお楽しみで、オリンピックの開会式で話題を呼んだピクトグラムのパフォーマンスを職員が行い、競技当てクイズが大変盛り上がりました。子どもたちは、オリンピックを通して競技名をいくつか覚えたようでした。
浜松市 幼児教育の指針「幼児期に育てたい力」の3つ柱の1つに以下の文章が記されています。
身近なものや出来事と関わる力…「身近なものや出来事に興味や関心をもち、探索を広げていくことや、体験を通して新しいことを知り、さらに興味や関心を深め、環境に働き掛けていくことが、子どもの活動意欲を高めることにつながります。乳幼児期における五感を通した体験によって育まれる好奇心・探求心・思考力・表現力は自ら学び、自ら考え、生きる力の基礎となります。満足感や達成感を味わうことができるよう、遊びを繰り返すことができる場や時間を十分に確保し、試行錯誤する体験ができるよう環境や援助の工夫をすることが大切です。」
子どもたちが、オリンピックに興味・関心を深めスポーツや外国(国旗)やピクトグラムなど楽しく学んでほしいと思います。10~20年後の日本代表のオリンピック選手が楽しみですね。