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2022年「4月の聖句」

「私があなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合いなさい」-ヨハネ福音書13章34節-

新年度・新入園などの季節を迎えました。この季節は特別なことがなくても嬉しさを感じることの多い時期です。同時に保護者の皆さんにとっては子どもたちやご自身が新しい環境での生活に入っていくという意味では慌ただしかったり、多少の不安がある時かもしれませんね。
 教会では今イエス・キリストの生涯を覚える期間となっています。とりわけ、イエス様が悩まれ、苦しまれた時のことをおぼえています。何故そんなことをするのか。イエス様は私たちを愛しておられるからこそ、悩んでくださったし、苦しんでくださったのです。
 先日保育園・こども園職員対象の年度末研修会に出席して、「共感」が保育の中で大切だと学びました。そして共感してくれる相手を子どもは信頼するものだと。つまり、私たちの思いを分かってくれる人、受け留めてくれる人こそ信じるに値する者である、ということでしょう。
そうは言いながらも、他人の気持ちを分かり、受け留めることほど難しいことはありません。イエス様はこの難しいことしてくださいました。その為に、苦しみと悩みを負うことを厭われなかったのです。 愛することと苦しみ・悩みとは深く結びついているのです。
中遠教会 牧師 兵藤辰也