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ホーム  > 園長コラム  > こうのとり富丘の2021年度のあゆみ

こうのとり富丘の2021年度のあゆみ

あちらこちらで春の訪れを感じるようになりましたね。さて、一年のしめくくりでもある3月を迎えました。
こども園では、年長児18名が18日(金)に卒園の日を迎えます。現時点では、保護者2名の参加がかなえられそうです。そして、4歳児クラスの子どもたちも卒園式に参加し、お祝いしたいと考えています。かるみあでは、19日(土)に3名の子どもたちが卒園します。共に過ごしてきた仲間と一緒に、新たな門出をお祝いしたいと思います。
コロナ禍の中ではありましたが、2021年度も色々なことに挑戦してきた1年でした。新たにリモートの懇談会また講演会を企画したことで、こども園及びかるみあの保護者の皆様から様々なご意見やご感想をいただきました。中止にするよりもリモートの効果はあったのではないかと感じました。また、フットサル競技場で行ったおひさま広場(こども園の幼児クラス)は子どもが歩いて行ける距離ではありませんでしたので、一度だけ5歳児のみでバスで出かけ、位置確認をしたくらいでしたが、本番で会場が変わっても、日頃の成果が十分に発揮できた子どもたちの力に驚かされました。わくわくひろば(かるみあと乳児クラス)でも職員が一緒に知恵やアイデアを出し合い、実施することができました。こども園のみの考えではなく、こうのとり富丘全体の管理者会議やナース会でも、感染対策については細かく話し合いを重ねてきました。コロナの状況によって、変えざるを得ないものもありましたが、延期の方向で考えてきたものも多く、実際には園の体制を整えていくのに苦慮したことも多かったです。でも、子どもたちの笑顔とやりたいという思いに、私たちは支えられました。そして、どんな時も、保護者の皆様が強い味方でいて下さったお陰で、私たちはここまでくることができました。本当にありがとうございました。
福祉・医療・保育・教育そして療育の観点から、2021年度を振り返り、2022年度につなげていきたいと考えています。『私があなたがたを愛したように あなたがたも互いに愛し合いなさい』このこうのとり富丘の聖句に立ち返り、神様の大きな深い愛に感謝と喜びをもって2022年度に歩みを進めます。
聖隷こうのとり富丘 園長 永島弘美

桜のつぼみがふくらみはじめ、降りそそぐやわらかな陽の光に、ようやく春を感じます。
この一年も、コロナ禍において慎重に過ごすこととなりました。皆様には、ご心配やご不便をおかけすることが本当に多く、心の痛む日々が続いております。そら組(かるみあ富丘)では、医療的なケアを日常的に受けている子ども達、感染症にかかると重症化しやすい子ども達が多く過ごしています。どうすることが、感染対策を維持しながら運営を続け、子ども達一人ひとりに合わせた支援内容の実現、環境づくりにつながるのか、日々検討を重ねてきました。保護者の皆様にはお願いすることばかりでしたが、ご理解、ご協力を頂くだけでなく職員への励ましや労いの言葉を頂戴し、感謝申し上げます。子ども達の生きる力、育つ力は、いかなる状況においても変わらない、私達を前に推し進める大きな原動力です。そのことを、改めて感じる一年となりました。
児童発達支援事業かるみあ富丘 所長 大塚 美美

吹く風暖かく感じられるようになってきました。2021年度は、行事への参加を考えておりましたが、1年を通してコロナ禍のため、思うように交流ができない年でした。そんな中でも、こども園の手洗い勉強会に参加させて頂き、子どもたちの真剣な姿に触れたり、かるみあの子たちのおはようの声や活動する様子に逞しく成長した姿を見せてもらいました。子どもたちの頑張る姿、一生懸命な姿が私たちに、頑張る力を与えてくれます。次年度も子どもたちに刺激をもらいながら、訪問看護として成長できるよう努力を続けていきます。ありがとうございました。
訪問看護ステーションおひさま 所長 工藤 成美