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ごあいさつ(プロジェクト開始時)


地域責任者  聖隷三方原病院 院長 荻野和功、プロジェクト地域担当者 緩和支持治療科 部長 森田達也

「緩和ケア普及のための地域プロジェクト」浜松地区では、地域責任者 荻野和功(聖隷三方原病院 院長)、プロジェクト地域担当者 森田達也(聖隷三方原病院 緩和支持治療科 部長)が地域全体のコーディネーションをさせていただきます。

このプロジェクトは、浜松地域全体で、がんになったとしても、「苦しくなく、臨んだ場所で安心して療養できる」街づくりを目指して行われます。具体的には、1)苦痛を和らげる方法を医師や看護師に普及させる、2)地域の医療者が顔の見える関係となり連携を良くする、3)市民の皆様に緩和ケアに関するいろいろな情報をお伝えする、4)地域のどこにいても苦痛を和らげる専門家の診療が受けられるなどの体制を構築していきます。

「緩和ケア」というのは、「患者さん・ご家族のからだとこころ両方の苦しさを和らげる医療」のことです。まず患者さん・ご家族の心配されていることをしっかりお伺いした上で、それに応じて、薬・医学的処置・様々なサービスの利用・心の負担が少しでも軽くなるようなこころの専門家との相談などをチームで行っていきます。
重要なことは、緩和ケアは「病気が進んでいるから」受けるものではなく、病気がどういう段階であったとしても、何か苦しいところ、つらいところがあれば、がんに対する治療を受けながら、苦痛を一緒に和らげるということです。浜松市は、プロジェクトに先立って行われた予備調査で、比較的、市民の方のがん治療を受けることや苦痛を和らげることに対する安心感の高かった地域でしたが、まだ十分とは言えません。

浜松市には20年間にわたり、聖隷ホスピスがおもに病状の進んだ方の苦痛を和らげることに取り組んでまいりました。しかし、限られた病床数で地域の患者さんの苦痛のすべてに対応することは、不可能になってきています。今回、このプロジェクトには、浜松市の4つすべてのがん診療連携拠点病院のほかに、多くの病院、診療所、訪問看護ステーション、居宅介護支援事業所、保険薬局などが参加しております。多くの病院には「緩和ケアチーム」があり、また、診療所や訪問看護ステーション・保険薬局などでも患者さんの苦痛を緩和するために、積極的な取り組みをしている医療機関が増えています。この医療機関みんなで力を合わせてすすんでいきたいと考えております。

3年間ですぐにすべての課題が解消するまではいかないかもしれませんが、浜松市が「ここに住んでいれば、もしがんになっても安心だ」と思われるような街に近づけるようにプロジェクト参加者一同でがんばって参りますので、よろしくお願い致します。もし、こういう点をもっと力を入れたほうがいい、こういう点はまだまだだった、というご意見を伺えましたらひとつひとつ対応していきたいと考えております。ご意見等ございましたら、地域問い合せ窓口:聖隷三方原病院 よろず相談地域支援室内 浜松がんサポートセンター[TEL:053-439-9047]にお寄せください。