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聖隷(せいれい)横浜病院は、2003年3月の国立横浜東病院の経営移譲により、社会福祉法人 聖隷福祉事業団が運営している横浜市保土ヶ谷区の中核的医療機関です。

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呼吸器外科


概要

呼吸器診療に関する主に手術、検査、その他(主にリハビリテーションなど)を行っています。
1.手術療法
一般的な①肺癌、②気胸、③縦隔腫瘍など以外に、特色として④炎症性疾患の手術に力を入れています。
①肺癌はそれぞれの人にあった手術法(胸腔鏡、開胸)を選択し相談して決定しています。また、抗ガン剤は外来通院での術後補助療法、再発治療などを行っています。
②気胸は、胸腔鏡手術で術後再発予防の工夫にて術後再発率は2%以下です。
③縦隔腫瘍は、主に胸腔鏡手術で行っています。
④炎症性疾患は、具体的には非結核性抗酸菌症(150例以上の経験)、肺アスペルギルス症(120例以上)、膿胸(170例以上)、気管支拡張症、肺化膿症(150例以上)などの手術を行っています。
2.検査
①気管支鏡検査は、苦痛の無いように全身麻酔で行っています。
②カテーテル検査は、気管支動脈造影および塞栓術(血痰や喀血の原因となる血管を専用金属コイルで閉塞すること)、右心カテーテル(心臓から肺への血流を測定し心臓への負担を測定すること)を同時に行うことで、より肺と心臓を合わせた治療を行っています。
3.その他の診療
呼吸リハビリテーションに力を入れています。理学療法室と連携し呼吸リハビリテーションを行っています。また、リハビリテーションの一環として、腹臥位(うつ伏せ)療法に力を入れています。


沿革

2008年7月に国立病院機構 南横浜病院から移行した診療科です。
同病院では結核病棟を有していたため、炎症性疾患を中心に治療を行っていました。その経験を生かした治療を当院でも継続しています。


特色

もっとも力を入れているのは炎症性疾患で、多数の治療経験数があります。
喀痰のドレナージ法(排痰訓練、腹臥位療法)、血痰喀血時のカテーテル止血法、手術などをそれぞれの方に合った方法で治療を進めています。
また、2008年「肺非結核性抗酸菌症に対する外科治療の指針」の作成メンバーになったため、特に非結核性抗酸菌症の治療に力を入れています。


スタッフ紹介


氏名役職医籍
大内基史部長1987年
早川信崇医長1999年

2010年度実績

検査


①気管支鏡6件
(静脈全身麻酔6例)
②気管支動脈造影・塞栓術/右心カテーテル検査9件
③CT下肺生検5件

手術

全身麻酔下手術80例


①胸腔鏡下肺部分切除術(VATS)48件
②肺葉切除術17件(両側同時肺葉切1例含む)
③肺全摘術 0件
④胸膜肺全摘術3件
⑤胸郭成形術4件
⑥縦隔腫瘍切除術2件

(主な疾患:①自然気胸36例 ②肺癌10例 ③肺アスペルギローマ1例 ④慢性膿胸3例 ⑤気管支拡張症2例 ⑤非結核性抗酸菌症5例 ⑥肺化膿症1例 など)


他施設との連携

北里大学病院の関連施設(非常勤講師 大内 基史)


呼吸器外科では、喀血や血痰の患者さんの治療を行っております。
(ここでは、喀血・血痰は肺から出血することを言います)

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