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診療科・部門


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救急科(ER)

救急科(ER) 概要

救急科(ER) 部長
入江 康仁

救急科とは専門科を問わず、急病で救急搬送される方、あるいは歩いて来院されたものの全身状態の不安定な方を診療し、状態の安定化や治療を行う専門です。そのため病態により治療する順番など前後することがありますのでご了承ください。

当院はスタッフとして救急専門医1名、非常勤医師2名が救急外来を担当し、また7名もの院内救命士が在籍しており、平日の日勤帯の救急車対応を積極的に行っております。

当院で対応できる疾患は引き続き当院で入院治療を行いますが、対応が困難な方は高次医療機関に移送することもあり、適切な医療に繋げていく努力をしています。

救急科(ER)の特色

当科は急性期治療を行いつつ、全身の問題点を抽出して、各科への相談・介入を適宜依頼しつつ、退院や転院の調整を行っています。

当科はER型救急であり、基本的な診療は救急外来の患者対応ですが、入院管理も並行して行っています。またER型救急の診療幅を拡大すべく、キズ・やけど外来や、漢方診療も取り入れ、他に類を見ない救急総合診療を展開しています。

キズ・やけど外来

ERに併設している外来で、創傷処置・熱傷治療を専門にしている外来です。
当科で処置を行った方の創部処置や、お湯やストーブ、火炎でのやけどに対しても当科で統括して治療を行っています。

創処置は湿潤療法(なつい式湿潤療法®)を採用しており、いままでも多くの傷病者を当外来で処置してきました。

また湿潤療法や創処置に関する書籍も執筆しており、低侵襲の創傷治療・熱傷治療を実践しております。

書籍

掲載月掲載メディアタイトル掲載者
2020年5月中外医学社湿潤療法の考え方、使い方入江 康仁
2024年4月メジカルビュー社キズの治療はリズムとテンポ!
ER創傷の基本手技
入江 康仁

キズ・やけど外来 診療体制

月曜日火曜日水曜日木曜日金曜日土曜日
午前入江入江入江入江
午後入江入江入江

毎月の休診、代診につきましては、外来診療担当表(専用ページへ移動)をご覧ください。

救急漢方

一般の方だけでなく、かなり多くの医療関係者も、漢方薬に対して慢性疾患にじんわりと効く薬というイメージがありますが、そもそも漢方医学の原典である「傷寒論」は当時の救急感染症マニュアルです。

感染症以外にも急性症状にかなり効果のある漢方薬は多く存在しています。現在「救急漢方」として普及に努めており、秋田大学の中永士師明先生に師事して急性期の漢方の研究や症例報告を行ってきました。

当科では急性期に漢方薬を併用することによって、対処療法しかなかった傷病者の症状改善に努めています。

メディア掲載情報

掲載月掲載メディアタイトル掲載者
2022年8月メディカルトリビューン柴葛解肌湯、コロナの症状悪化を抑制入江 康仁
2022年12月マイナビニュース漢方薬に新型コロナの急性期症状緩和と
重症化抑制効果、東北大が確認
入江 康仁

スタッフ紹介

氏名役職医籍専門領域・認定医・専門医・受講歴
入江 康仁部長2008年日本救急医学会救急科専門医
日本東洋医学会漢方専門医
日本病院総合診療医学会認定医・指導医
日本中毒学会認定クリニカル・トキシコロジスト
医学博士

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