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~病院ブログ~


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2014年1月

看護倫理Ⅱ研修が行われました

1月30日、中堅以上の看護師を対象とした看護倫理Ⅱ研修が開催されました。
看護倫理の基礎について学んだあと、模擬事例で倫理的問題やジレンマが何かを考えました。午後からは、研修生が日頃、臨床で倫理的に問題だと考えたケースや、もやもやしていたケースを持ちより、患者さん・ご家族・医師や看護師など関わるそれぞれの人の思いはどのようなものだったのか、倫理的問題に対して何ができるかグループで討議しました。

参加者からは、「忙しい業務の中で倫理的問題を感じることがあまりなかったのですが、その中にも問題がたくさんあると気付きました」、「自分では『どうしてこんなこと!』と思うことも、それぞれの人の立場で考えてみることで視野が広がり、何が患者さんにとって善いことか考えられるようになりました」との意見をいただきました。

2014年1月31日 看護部 N

かながわ薬剤師学術大会で優秀賞をいただきました

1月13日にパシフィコ横浜で開催された神奈川県薬剤師会・神奈川県病院薬剤師会共催の「第12回かながわ薬剤師学術大会」に参加しました。
当院薬剤課では例年入職2年目の薬剤師がこの大会のポスター発表に参加することになっており、今年は薬剤課から2名が発表しました。
私は「転倒転落事故事例における服用薬剤の解析」という演題で参加し、光栄なことに76演題のなかで優秀賞をいただくことができました。
なお昨年は当薬剤課の「母乳育児支援活動における薬剤師の取り組み」という演題が優秀賞に選ばれています。
転倒転落事故は高齢化がすすむ近年、当院のみならず医療の場における深刻な問題のひとつであり、各施設においてさまざまな事故防止対策が試みられています。
当院では入院時に看護師による転倒転落アセスメントを行い、患者様個々の危険度に応じた事故防止対策をとっています。
今回薬学的な視点から転倒転落事故防止対策に取り組めないかと思い、事故事例における服用薬剤を調査し事故との関連に対する解析を試みたので、かながわ薬剤師学術大会でその結果を発表しました。
発表当日はさまざまな施設の薬剤師の方々からご質問やご意見をいただき、転倒転落事故に対する薬剤師の関心の高さを実感しました。
今回の研究結果を事故防止対策に生かせるよう、さらなる検討を加えていきたいと思います。

2014年1月28日 医療技術部 F

NST養成セミナー

2014年1月16日、今年度第3回目のNST(栄養サポートチーム)養成セミナーが行われました。これは医療従事者対象として栄養管理のスキルアップを図るために例年、栄養委員会が主催し、院内にて実施しているセミナーです。
今回は、ニュートリー株式会社より講師を招き、『コラーゲンペプチドの最近の知見』について、講義してもらいました。
一時期ブームになったコラーゲンですが、「口から食べても、一度消化吸収されるから意味がないんじゃないか?」と思っていました。
しかし、最近の研究では、コラーゲンを熱水で分解し、さらに酵素で分解したコラーゲンペプチドの状態で摂ると、消化吸収も高くなり、さらに肌や骨の細胞を刺激して活性化するように働きかける可能性が分かってきたそうです。
年齢とともに皮膚のコラーゲンは減少してしまいますし、入院患者さんは食事量の減少から栄養不足に陥っていることも見られます。床ずれの患者さんに用いることで床ずれの改善も期待できるようです。このような新しい研究結果を学びながら、日々の業務に生かしていきたいと思いました。

2014年1月23日 医療技術部 K

第1回聖隷ナーシングセミナーを開催しました

<院長講義>
1月18日(土)19日(日)の2日間で当院初の試みとなる第1回聖隷ナーシングセミナーを開催しました。
1日目には22名、2日目には19名の看護学生の方にご参加いただきました。

主に看護師国家試験直前対策講座ということで、1日目を「要点・ポイント整理―循環器―」「循環器看護と過去問題」、2日目を「病態から理解する―これだけ腎・内分泌・糖尿病―」「腎・内分泌の看護と過去問題」という内容で、当院の腎臓内科の専門医である院長、集中ケア認定看護師をはじめとする各領域の専門家が講義&解説を致しました。

初日セミナー後の懇親会では当院の若手先輩看護師たちも駆けつけ、「聖隷横浜病院に就職して良かったこと」「看護師国家試験に向けて、どのような対策をしていたか」などの話をし、学生の方々は食事をしながら先輩看護師の声に耳を傾けていました。

2日目の質問・解説タイムでは看護学生の質問に対し、当院の医師・看護師から解説をさせていただきました。学生の皆さんが参考書を片手に、真剣に講義を聴き、ペンを走らせている様子が印象的でした。今回、最終学年とそれ以外の学年の参加がありましたが、ともに解剖生理や病態の理解の整理がついた、との評価を頂きました。

セミナーに参加してくださった看護学生の皆様、本当にお疲れ様でした。1ヶ月後の看護師国家試験に参加者全員が合格することを心よりお祈りしております。


2014年1月20日事務部N

第31回腎臓病教室を開催しました

12月21日(土)に第31回腎臓病教室を開催しました。

今年3月の開催から少し間があいてしまいましたが、多くの方にご参加いただきました。

今回は糖尿病にスポットをあて、医師からは『糖尿病-透析に最も近い病気-』、臨床検査技師からは『この数字に着目する!』、管理栄養士からは『腎臓を守るための食事』という内容でそれぞれ講義がありました。

糖尿病は体の中の様々な血管に影響を及ぼす病気であると言えます。その中でも、腎臓の血管を傷つけてしまうと糖尿病腎症という合併症を引き起こします。
今回のお話で、糖尿病と腎臓の関係や、検査値で見るポイント、糖尿病性腎症の方は食事でどんなことに気を付けなければならないのかなどについて知っていただくことができたかと思います。

今回の試食は、低たんぱくごはん、五色ハンバーグ、芋人参煮、大根醤油漬けの4品でした。
糖尿病性腎症の方は血糖値が上がらないようにすることや、塩分を抑えることだけでなくたんぱく質を抑えることも重要になります。
今回お召し上がり頂いた低たんぱくご飯のような食品を食事に取り入れることで、手軽にたんぱく質を抑えることが出来ます。
低たんぱくご飯を初めて召し上がった方にも、「おいしい!」と好評でした!

また、たんぱく質を抑えることで減ってしまったエネルギーを炭水化物や脂質で補う事が必要になります。春雨やくずきりなどのでんぷん製品を取り入れたり、揚げ物やサラダなど油を使った献立を加えたりすることなどの工夫を日々の食事の中で取り入れて頂けたらと思います。

次回の腎臓病教室は医師、薬剤師、管理栄養士からお話をさせていただく予定です。

3月中旬の開催を予定しておりますので、少しでも興味をお持ちの方はぜひご参加ください!!(なお試食の関係上、予約をお願いしております)

2014年1月8日 医療技術部 K

明けましておめでとうございます

1月1日の朝食では赤飯(粥の方は小豆粥)、のっぺい汁、自家製鶏ハム、紅白なます、牛乳を提供しました。
今年は、例年の雑煮とは異なり、赤飯とのっぺい汁を提供しました。また、自家製鶏ハムは初めて提供する新しいメニューです。ご家庭でも簡単に作れますので、ぜひお試しください。(※)
昼食では、ご飯とおせち(有頭エビ焼き、数の子、ほうれん草浸し、紅白かまぼこ、黒豆、伊達巻)、みかんを提供しました。
夕食では、チラシ寿司、煮しめ、いくらおろし、麩ミツバ清汁を提供しました。
入院中の皆様にも、お正月らしさを感じていただけるように、メニューを工夫いたしました。
本年もよろしくお願いします。

※自家製鶏ハムの作り方
鶏むね肉を開いて、塩、砂糖、バジルをすりこむ。サランラップで丸くハムのようにくるみ縛る。沸騰した湯に入れ、再び沸騰したら中火にして、10~15分加熱する。粗熱をとったら、冷蔵庫に入れ完全に冷やす。食べやすい大きさに切る。

2014年1月4日 医療技術部 K

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