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~病院ブログ~


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2015年5月

実録 メタボ戦記⑫

【私と体脂肪との500日間の戦い】
第12話 ジムで運動をした話(その3)

ジムに行き始めたのは8月中旬からだったが、それ以来ジム通いにすっかりハマってしまった。筋トレはいたって順調で、服の上からでもわかるくらい筋肉がしっかりしてきたような実感があった。また有酸素運動も初日こそギブアップしてしまったマイマシンではあったが、その後何となくコツのようなものを会得し、きっちり30分間運動できるようになり、時間に余裕がある日は2セットこなすまでになった。運動強度はかなり強く30分あたりの消費カロリーは約350キロカロリーと中々の消費量だった。定期的に運動する事で気分も良く、身体の調子も良いような気がした。考えてみれば日常生活で限界近く筋力を使う場面など無く、また心拍数が140回/分以上で数十分運動する事など皆無である。若い頃スポーツをしていたときは全く考えたことはなかったが、身体を鍛えるという言葉の意味が理解できたような気した。ちゃんと運動している限り食事の制限はしなくて良いので、タンパク質の摂取に重点をおいて食事をとることを心がけた。昼食は喫茶ひがしのカツ丼やカツカレーを連日食べていたような気がする。ジムに通う前はその二つのメニューはカロリーが高すぎる印象があり、なるだけ食べないようにしていたが、そんな必要もないような気がしていた。さてそのような日々を送り、秋の健康診断の時期になった。前回は80kgを大きく超えていたが、今回の計測で体重はジム通いを始めた頃に比べおよそ6kgも減少していた。もちろんメタボ解消にはほど遠い数字ではあったが、いい方向に向かっているのは間違いなさそうだった。ガンガン食べて、ガンガン運動するという基本方針をしばらく継続していくことにした。
(続く)

2015年5月27日 診療部U

実録 メタボ戦記⑪

【私と体脂肪との500日間の戦い】
第11話ジムで運動をした話(その2)

ジムでの筋トレを十分に楽しみ、その効果も実感したあと、少しの休憩をはさみ有酸素運動を行うことになった。筋トレマシンと同様に有酸素運動用のマシンも様々な種類のものが設置されていた。コーチの人にどのマシンが良いのか尋ねてみたところ、基本的に30分ほど続けて行うものなので、自分の好みにあうものが良いだろうという答えだった。病院での検査にある運動負荷心電図で使用するトレッドミルと同じようなランニングマシンや、以前自宅でお世話になったエアロバイク、文章では説明しにくいのだが空中を走るように運動する大型の装置(走る時の着地の衝撃がないため、膝や腰に負担をかけずに運動するための装置のよう)など、どれにしたらよいか迷うような感じだった。

効率的に脂肪を燃焼させるためには、ある程度の時間(およそ30分が目安)使い続ける必要があり、マシンの順番待ちがなるだけ発生しないように、一般的にスポーツジムでは同じ装置が複数台設置されているようだ。多い装置では5台以上もあるのだが、よく見ると隅っこのほうにポツンとたった1台だけしか設置されていない大型のマシンがあった。なんとなく興味を引いたのでコーチに尋ねてみたところ、”あー、あのマシンは運動強度がきつすぎて全然人気がないんですよ。定期的に使ってる人なんていないんじゃないかな・・・”との返事だった。コーチの言うことが本当だとすると、このマシンを主に使うのであれば、いつでも好きな時に好きなだけ使用できるマイマシンにできるのではないかと思い立った。先ほどの栄養指導でハートに火がついている状態だったので、きつすぎるマシンというコーチの言葉が逆に刺激になり、有酸素運動はこのマシンでいこうと決めた。さっそくマシンに乗り、左右の足を斜めに設置されたレールの上の足台に載せた。両手は左右の足の動きに連動した金属の棒を握っても良いし、心拍数をモニターするのであれば、中央の動かない金属棒を握りながら足台をひたすら踏み込み、傾斜のきつい坂道を登るように運動するようである。マシンの操作盤に年齢、身長、体重、性別を入力し、心肺機能向上というモードで始めてみた。運動を始めたところ、コーチの言っている意味がすぐにわかった。一歩一歩の踏み込みの距離と高低差がかなりあることと、踏み込みの抵抗がかなりキツいのだ。以前あっさり挫折してしまった縄跳びは心肺機能ではなく下肢の筋持久力の問題だったが、この装置は純粋に心肺機能に負担がかかるようだった。心拍数は開始3分で160回/分を超えてしまい、警告音が鳴り始めてしまった。警告音をリセットして運動を続けたが、5分くらいしたらあまりに激しい動悸のためギブアップせざるを得なかった。

解剖学的には絶対にあり得ないことだが、「ハウルの動く城」のワンシーンのように心臓が口の中から飛び出してくるような感覚におそわれてしまった。とりあえず初日だからと自分を慰め、今日の有酸素運動はこのくらいにすることにした。
(続く)

2015年5月14日 診療部U

新人看護技術研修⑥がありました!

連休前に新人看護技術研修⑥(4月30日)がありました。新人看護師さんからのコメントです。

『こんにちは。今回は、「褥瘡(床ずれ)予防対策」と「医療機器の種類と操作方法Ⅰ」についての研修がありました。
「褥瘡予防対策」の研修では、褥瘡発生リスクアセスメント・評価、スキンケア、圧迫・摩擦・ずれの予防ケア、栄養ケアについての講義と褥瘡予防ケアの看護計画立案についての演習がありました。講義では改めて褥瘡のメカニズムや好発部位といった基礎的知識を学び、褥瘡診療計画書の記入、K式スケール、DESIGN-Rといった褥瘡予防対策を行う上で必要なアセスメント・評価の方法について学習しました。また、病棟看護師の褥瘡予防の役割や褥瘡予防委員会、リンクナースといった病院全体での取り組みを知ることができました。演習では事例を通してどんな看護問題が挙がり、褥瘡を予防するためにはどのようなケアが必要なのか、患者さんの状態をしっかりとアセスメントした上で適切な体位変換や体圧分散寝具の使用、栄養状態の改善、清潔ケアの実施といった多角的アプローチを行っていくことが重要だと学びました。そして、褥瘡予防対策は看護師だけでなく、医師や管理栄養士といった他職種と連携し、チーム医療で取り組んでいく必要があるということを実感しました。

「医療機器の種類と操作方法」では今回、医療機器の中央管理での貸出・返却方法、点滴などで使用する輸液ポンプ、シリンジポンプや心電図モニタ、吸引器といった機器についての操作方法を学びました。これらの医療機器は病棟でもよく使用されているため、適切な操作方法で使わなければ故障や薬液の過剰投与といった危険もあり、患者さんの安全を守れないと思いました。そのため、医療機器の適切な操作方法を学ぶことは患者さんの安全を守ることに繋がると感じました。

今回の学んだことを病棟でも活かせるように日々頑張っていきたいと思います。』


2015年5月7日 看護部 K

園芸療法、2015年度の第1号です。

新人看護技術研修⑤がありました!

新人看護師の技術研修の5日目です。
新人看護師からのコメントをご紹介します。

『みなさん、こんにちは。葉桜ばかりになり、もう4月も終わり頃です。
今回の研修では看護記録の書き方とトランスファー・スキルについて学びました。
当院の看護記録はPOS(問題解決型システム)という形をとっています。これに即した書き方がSOAPというもので、S(主観的情報)、O(客観的情報)、A(アセスメント)、P(計画)といった意味合いがあります。看護師が日々どのような考えのもとでそのようなケアを行っているのか、その患者さんにとって重要なことは何か、など記録を読むことでそれらを知ることができます。研修では模擬患者さんを用いてSOAPを作成しました。挙げられている目標をしっかりと理解できていないと、収集した情報が目標から外れたり、いろいろな情報を載せすぎて重要な部分を見失っていたりと、とても難しく思いました。看護記録は毎日記載するものであり、他のスタッフさんも読むものなので、誰が読んでも分かりやすいSOAPを書いていきたいと思いました。
トランスファー・スキルでは、理学療法士さんのご指導のもとトランスファー(移乗)の援助技術を学びました。ベッドから車椅子、車椅子からトイレ、ストレッチャーからベッド、など日常の中で多くの機会があります。理学療法士さんからは、看護師・患者さん共に安楽な方法を指導していただきました。患者さんとの距離や腰の落とし方、車椅子・足の位置、声掛けの重要性などについて学び、まだまだ上手く行うことができませんが日々の積み重ねの中で習得していきたいです。
一人前の看護師になれるように、チームの一員として役目を果たせるように頑張っていきます。』


2015年5月1日 看護部 S

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