熊本地震災害被災地にてボランティア活動を行いました
第5次隊として熊本地震災害ボランティアに参加させていただきました。
被災地の状況は、家屋の復旧が手つかずの状態が多く、体育館などの避難所での生活を余儀なくされている被災者の方々がいまだに多くいるという状況でした。
数日間の活動の中で、主に行った活動は避難所生活をしている方々に対して、温かいお茶の提供や足湯のサービスです。足湯を提供している際、被災者の方々より「早く家に帰りたい。」という言葉を漏らす方や、自宅の様子が心配と気にされている方の話を聞く事ができました。また、被災者の方々は、毎回お茶や足湯、ボランティアとの会話を楽しみにされているようで、「待ってたよ。」と顔で出迎えていただき、サービス提供後には「ありがとう。」と笑顔で声をかけてくださいました。私たちが提供するサービスが、少しでも被災者の癒しの時間になっていることに対して活動への意義も感じることができました。家屋の復旧や瓦礫の撤去といったハード面での支援や、被災者の心のよりどころとなるようなソフト面での支援とまだまだ幅広く支援の必要性を感じました。
月日が経つごとにメイディアで取り上げられることが少なくなり、人々の記憶から薄れていく事は怖いことだと思います。熊本県は離れた地域で簡単に足を運ぶことはできませんが、今後も復旧に向けて、私たちのできることを考え、協力していきたいと思います。
森町愛光園 南北フロア 森下 裕己
足湯サービスを提供しながら、手のマッサージ
仮設住宅前での打ち合わせ