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第10次 熊本地震災害ボランティア活動報告

熊本地震災害被災地にてボランティア活動を行いました

台風18号の通過に伴い、現地の台風被害も心配されましたが、台風の影響もなく第10次隊として参加させていただきました。
 活動は、熊本県嘉島町の仮設住宅の被災者の皆さんに足湯や手のマッサージ、静岡茶の提供を行いました。静岡県のボランティアでは今回で第10次隊ということもあり、以前にサービスを受け、楽しみにされていた方が「待ってたよ。」と嬉しい言葉をかけてくださいました。中には、「足湯に行きたいけど、階段が降りれなくていけない。」とおっしゃっていた足に不自由な高齢者もいらっしゃり、階段の昇降や歩行介助もさせていただくことで、サービスを受けられるようになった方もおり、大変喜んでいただけました。
 震災から約半年が経ち、一見、災害の影響もないように感じましたが、お話を聴くと未だに心の傷として残っていて、これからの生活に不安を感じている方もいらっしゃいました。震災に合われた方々は、「(震災に遭った)私たちを忘れ去られてしまうことが一番悲しい。」とおっしゃります。体育館に避難されていた方々は、仮設住宅へ移られ、その一方で街中には震災時のままになっている家屋も多く見かけ、被害を未だに物語っています。
今回の第10次隊で足湯のボランティアは終了するそうです。熊本と静岡は遠いですが、何らかの形で被災地支援に関わっていきたいと思います。また、被災地支援のボランティアには無縁な私でしたが、貴重な経験をさせていただけました。この経験や被災地の様子、現地で感じたことを一人でも多くの人と共有できるよう伝えていきたいと思います。

                                   森町愛光園 南北通り 増田 純也


活動前の準備

仮設住宅の様子

震災後に手つかずになっている住宅

会話をしながらの足湯サービス

足湯の準備

宿泊先でのミーティング

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