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小児脳神経外科


小児脳神経外科は、静岡県西部で唯一の小児を専門とする脳神経外科です。


部長:中戸川 裕一

当科は、こどもの脳や脊髄の病気・けがを治療(主に手術)する科です。
こどもの脳や脊髄の病気・けがは、頻度が高いわけではありませんが、患児ご本人、ご家族の不安は甚大と思います。病気・けがに対して一緒に闘うには、病状について理解いただくことが重要と考え十分な説明を行うよう心掛けています。他職種も含め、患児に関わるスタッフは、患児やご家族に寄り添う医療を行えるように努めています。
さらに、治療を受けた患児の成長を一緒に見守り、大人になったとき社会で活躍することを期待し、患児やそのご家族が将来に亘り「治療してよかった」と思っていただける診療を目指しています。

特色ある診療

小児脳神経外科の特徴と移行医療

当科では、胎児を含む主に18歳以下のこどもの脳・脊髄の外科手術と、そのこどもが成長し大人になり社会に出て行くまでの移行医療を行っています。
成人と異なり小児の脳は成長していくため、小児の特性にあった個々のオーダーメイドの治療が必要で、小児科、新生児科、眼形成眼窩外科、腫瘍放射線科などと協力して診療を行うこともあります。
複数回の手術が必要な場合や成人期まで治療を継続する必要がある場合も、こども病院などで必要とされる移行期の転院は必要なく、治療を継続できる体制が整っています。

手術室について

主な対象疾患

主な対象疾患 診療内容
腫瘍 脳や脊髄に正常と異なる細胞が増殖してできる塊を脳腫瘍・脊髄腫瘍といいます。腫瘍の種類によって、良性から悪性までさまざまです。
治療は手術、化学療法、放射線療法を組み合わせて行います。小児科、腫瘍放射線科と連携し治療を行います。
先天奇形 脊髄髄膜瘤、脊髄脂肪腫、脊髄係留症候群、キアリ奇形、頭蓋骨縫合癒合症などの疾患を治療します。
脊髄髄膜瘤では、産科や新生児科と連携し出生後早期に修復術を行い、神経形成を行います。
脊髄係留症候群は足が動かしにくい、足首が硬い、おしっこ の回数が少ない、便秘、せぼねが曲がるなどの症状を呈すことがあり、手術で係留解除術を行います。
頭蓋骨縫合早期癒合症については、「頭のかたち外来」をお読みください。
脳脊髄液関連疾患 主に水頭症です。水頭症は、脳脊髄液が脳に比べて多くなってしまい、脳を圧迫する病気です。頭とお腹をチューブでつなぐシャント術が主な治療法ですが、近年神経内視鏡が普及してきており、神経内視鏡下第三脳室底開窓術も多く行われています。
他にも、くも膜嚢胞やDandy-Walker症候群などの嚢胞性疾患も治療しています。
頭部外傷 小児の頭部外傷は、交通事故や転落が多いのですが、近年は虐待による頭部外傷も増えており、社会的に問題となっています。場合によっては、手術が必要となることもあります。
脳血管障害 小児でもっとも多い脳血管障害は、もやもや病です。頭の中の太い動脈が細くなり、脳梗塞や脳出血を起こす病気です。運動をしたとき、楽器を吹いたときに力が入らなかったり、痙攣を起こすこともあります。脳に栄養を送る血管を増やす(新生する)ために手術が必要となります。
他には、脳動静脈奇形、脳動脈瘤、 脳梗塞などの疾患も治療します。
機能的疾患 痙性麻痺、脳性麻痺では、症状に合わせてバクロフェンポンプ(ITB)の植込み術を行います。
また、難治性てんかん(てんかんセンターと連携)の治療も行います。
≫ てんかんセンターのページはこちら

専門外来

頭のかたち外来

2019年4月に開設した赤ちゃんの頭の形についての外来です。主に生後18か月までのこどもを対象としています。

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