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小児科・小児腎臓科


こどもの健康をさまざまな面からサポート


小児科部長:大呂 陽一郎

小児腎臓科部長:山本 雅紀

小児科は主に中学生までのこどもたちを対象とした診療科です。
こどもには成長、発達という大きな特徴があります。それは、単純に身体の大きさやこころの発達だけにとどまらず、いろいろな身体機能を成熟させていく過程です。そのため、発熱や咳、痛みなどの症状の対応や、家族が抱く育児の悩みや不安、気になる身体の問題などの相談だけではなく、予防接種や健診を通じて、病気の予防や健康状態の維持にも配慮しています。さらに、慢性疾患を抱えたこどもたちが少しでもよりよい成長や発達を遂げられるように専門的な医療にも取り組んでいます。
当科は、さまざまな側面からこどもたちの健康を支え、順調な成長や発達を遂げさせることを大きな目標にしています。

特色ある診療

小児がん連携病院

当院は2019年から東海北陸ブロックの「小児がん連携病院」に指定されています。この地域の小児がんの患者さんとご家族が安心して医療や支援を受けられるように取り組んでいます。

主な対象疾患

小児期のほとんどの内科的疾患の診療が可能です。各専門分野の医師が患児の病状に応じて連携をとりながら適切な医療を行っています。
領域 主な対象疾患と診療内容
感染症 インフェクション・コントロール・ドクターを中心に、感染症の診断・予防・治療を積極的に行っています。
リウマチ性疾患 若年性特発性関節炎、若年性皮膚筋炎、全身性エリテマトーデス、自己炎症性疾患などの診療を行っています。
消化器疾患 炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎、クローン病)を中心に診療を行っています。
腎疾患
  • 腎炎、腎不全に対して各種治療、腎生検、血漿交換、持続的血液濾過透析などを行っています。
  • 重症川崎病、インフルエンザ脳症などの通常の治療では後遺症を残す可能性がある疾患に対して、血漿交換療法を用いて治療しています。
内分泌疾患 成長ホルモン分泌不全性低身長、甲状腺疾患、副腎疾患、糖尿病などの各種小児内分泌疾患に対して、負荷試験、ホルモン補充療法、抗ホルモン療法などを行っています。
血液・腫瘍疾患
  • 腫瘍性疾患、血液疾患、リウマチ性疾患、炎症性腸疾患などの診療を行っています。外来化学療法も行っています。
  • 自家および同種幹細胞移植を施行しています
  • 各疾患の全国的治療研究グループに参加し治療の標準化を目指しています。
心疾患 「小児循環器科」をご覧ください。
新生児疾患 「新生児科」をご覧ください。
その他 予防接種、乳児健診

専門外来

患者さんを紹介いただいた時は、まず一般外来で診察させていただき、必要に応じて各専門分野の医師の診療を円滑に受けていただけるように手配していきます。午前の一般外来の他に、以下の専門外来を開設しています。
  • 腎臓外来、内分泌外来、血液外来、心臓外来(小児循環器科)

主な検査

腎生検とは腎臓に針を刺して組織を採取する検査であり、目的は、①腎臓の病気の原因を調べること ②治療方針を決定すること ③病気の予後を予測することの3つです。小児の腎生検を行っている施設は少なく、専門的な知識と経験が必要になります。当院では4日間入院していただき、約1週間後に結果をお伝えしています。治せる病気はしっかり治すこと、残念ながら治せない病気は進行を遅らせることを目標として、適切なタイミングで腎生検を行うことをご提案しています。

Webマガジン

Webマガジン「白いまど」 2021年5月号「こどもと感染症」

医師紹介/実績紹介

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