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口唇口蓋裂外来

更新日:2021年4月1日

口唇口蓋裂の診療では、整容性(見た目)を綺麗にすると同時に、言葉をしっかりと話すことができるようにし、歯並びもそろえていくことを目標にしています。このためには、一つの科だけではなく、複数の科で協力して診療していく必要があります。


当院での口唇口蓋裂治療の特徴

①院内完結型の治療

当院では口唇口蓋裂の治療を、主に形成外科・矯正歯科・言語リハビリのチームで行っています。基本的には口唇口蓋裂に関わる全ての治療を当院で行うことが可能です(院内完結型)。もちろん、各科の性質上、家の近くでの診療やリハビリを希望される場合はご紹介することも可能です。

②各科の風通しの良い連携

口唇口蓋裂では、他のさまざまな病気の治療が同時に必要になることがあります。当院では必要に応じて、新生児科・小児科・耳鼻咽喉科などの関連各科と連携していきます。

③形へのこだわり

形成外科では、形にこだわった治療を行います。ただ綺麗にするだけでなく、「成長を損なわない手術」、「個性を活かすことができる手術」、そして「悩みによりそった手術」を心がけています。成人までにハンディキャップを感じずに暮らしていけることを目標に治療を進めていきます。また成人した後も相談の窓口となれるように、当院で治療歴のある方は引き続き予約していただくことが可能です。

診療担当医師

形成外科 部長:雑賀 厚臣

口唇口蓋裂の診療を担当するのは、形成外科部長の雑賀です。これまで、300人以上の口唇口蓋裂患者さんの治療を担当してきました。なるべく少ない手術回数で効果的な治療ができるように心がけています。

患者の会(準備中)

口唇口蓋裂のお子さんたちやそのご両親が交流を深めて情報共有ができるような患者会を作るように現在準備中です。新型コロナ感染症に配慮した形での会のあり方を検討し、受診された皆さんにご案内していく予定です。

当院での治療の流れ

乳児期〜1歳

初回治療(口唇鼻形成術・口蓋形成術)を行う時期です。当院では、最小の手術で最大の効果が得られるように、将来を見据えた手術方法を行っています。生まれて間もない時期に術前顎矯正(PNAM)を行い、手術に向けた準備を行うこともできます。

幼児期〜6歳

言葉を獲得していく時期です。必要に応じて1歳から3歳くらいの時期に言語リハビリを受診し、喉の機能や言葉に問題がないかをチェックしていきます。喉の機能(鼻咽腔閉鎖機能)が不十分な場合は、リハビリと相談しながら手術を検討することもあります。

学童期〜12歳

乳歯から永久歯に変わっていく時期です。矯正歯科と相談しながら顎裂がある場合は、骨移植術を行っていきます。

学生期〜18歳

歯並びが完成していく時期です。顎の発育の状態を見ながら顎矯正手術(骨切り)を行うこともあります。また、見た目が気になる年頃でもありますので、鼻の形・口唇の形・口唇の傷跡などの修正を適宜行ったり、鼻への軟骨移植・小鼻縮小術・隆鼻術(肋軟骨やシリコン)などの美容外科的な手術を行ったりすることもできます。

成人期18歳〜

成人した後も口唇口蓋裂の傷跡や、口唇の形、鼻の形は変化していきます。それぞれのライフステージに合わせて傷跡の修正や口唇・鼻の美容外科手術も行うことができます。

入院病棟のご案内

新生児から15歳までは、小児科病棟への入院となります。