グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ




肝胆膵外科

診療体制

部長:山本 博崇

常勤医2名、非常勤1名で診療を行っています。肝胆膵外科では主に肝胆膵領域の良性および悪性疾患に対する外科的治療を担当しています。最近では肝・膵領域の腹腔鏡手術の適応範囲も拡大され、当科でも積極的に低侵襲治療に取り組んでいきたいと考えています。また地域の幅広いニーズに対応すべく、救急・外傷診療にも積極的に取り組みたいと考えています。

主な対象疾患

対象疾患

肝臓肝良性疾患(肝内結石、良性腫瘍)、肝悪性腫瘍(原発性腫瘍、転移性腫瘍)
胆嚢胆石症、胆嚢炎、胆嚢腺筋腫症、胆嚢ポリープ、胆管結石等の良性胆道疾患、胆管・胆嚢の悪性疾患
膵臓膵腫瘍(良性、悪性)、膵炎
脾臓脾腫瘍、脾腫、脾機能亢進症
小腸十二指腸腫瘍、小腸腫瘍
外傷重症多発外傷
その他救急疾患(虫垂炎等)、一般外科症例

診療内容

【肝胆膵領域】
肝胆膵領域の手術は腹部手術の中でも侵襲が大きな手術です。当科では根治性を高めつつ安全な治療(手術)を心がけています。適応となる症例に関しては積極的に腹腔鏡手術を取り入れ、患者さんの負担軽減に努めています。2019年度は肝切除の約6割、膵体尾部切除の約7割を腹腔鏡下に実施し、術中トラブルなどによる開腹移行症例はありませんでした。
肝胆膵領域のがんは手術だけでなく、術前術後の化学療法(抗がん剤)が重要な役割を担います。特に膵臓がんに対しては術前化学療法の有用性が注目されており、当科でも消化器内科と連携しながら治療を行っています。術前化学療法は消化器内科が担当していますが、治療期間中も情報を共有し、手術時期を逸しないよう注意しながら治療を進めています。周術期はクリニカルパスを利用し、治療水準を高くかつ均一化し、入院期間の短縮・患者満足度の向上に努めています。
良性疾患の胆嚢摘出術に関しては原則として全例単孔式腹腔鏡下手術を適応とし、整容性に配慮しています。

【外傷外科】
肝胆膵外科医師2名に加え、救急科、麻酔科、手術室・ERナース、放射線技師、検査技師とともに外傷チームを組み、これまで救命困難であった重症外傷に対し迅速な外傷診療の展開を目指しています。

専門外来のご案内

肝胆膵外科外来は火・木曜日です。
一般外科以外は消化器内科を先に受診していただく事を原則としていますが、消化器内科外来の予約がタイムリーに取れない場合、当科に直接ご紹介ください。消化器内科と連携し、検査/治療を進めていきます。

検査と治療の特色

肝胆膵および脾臓は腹部実質臓器と呼ばれ、どれも重要な臓器です。腫瘍(がん)などでこれらの臓器を切除することは大きな侵襲(負担)です。私たちは、最適ながん手術になるよう必要十分な切除を行い、かつ侵襲を減らせるよう心がけています。根治性を重要視し切除範囲を診断し、手術後は臓器欠損による影響に適切に対応する必要があります。このために、術前から消化器内科、内分泌内科、病理科など各科専門医と十分な検討(キャンサーボードを含め)を行っています。
肝胆膵のがんは診断が難しいだけでなく、他の領域のがんに比べて難治性です。手術だけでなく化学療法(抗がん剤)や放射線治療を合わせて行う必要があります。当科では消化器内科、腫瘍放射線科、緩和医療科と連携し、それぞれの患者さんに最善の治療となるよう取り組んでいます。

医師紹介/実績紹介