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前立腺がんに対する放射線治療


前立腺がんとは、前立腺に発生する病気の一つで、前立腺の細胞が何らかの原因で無秩序に増殖を繰り返す疾患です。
治療法には、治療を行わず経過を見るPSA(腫瘍マーカー)監視療法・手術療法・放射線療法・ホルモン療法などがあります。どの治療法を行うかについては、がんがどのくらい進行しているかを検査し、進行状態や健康状態、年齢や合併症の有無などによって総合的に判断し決定します。


照射方法による違い

放射線治療は、より体の負担が少ないため、ご高齢の方でも無理なく治療を受けることが可能です。当院では、従来の標準分割照射とサイバーナイフによる定位照射を選択できます。
定位照射は、低リスクと中間リスク(一部)の患者さんが対象です。(年齢は関係なし、他に合併症があっても治療可)

日本泌尿器科学会編「前立腺がん診療ガイドライン 2016年版」
(メディカルレビュー社)より改変
国立がん研究センターがん情報サービス

標準分割照射

前立腺及びその周囲を含めて、1回76~80Gy(グレイ:放射線の量の単位)の治療を強度変調放射線治療(IMRT)にて40回近く行います。
平日連日で、おおよそ2か月かかります。

通院での治療が可能で、仕事や趣味などを継続しながらの生活ができます。
また、効果も安定していて重篤な副作用の割合も多くないことが知られています。

サイバーナイフによる定位照射

サイバーナイフとは、ロボットアームを用いた次世代の定位放射線治療装置で、3次元的に放射線を当てます。さらに前処置で留置した金属マーカーを常時監視し、膀胱に溜まった尿等によって動く前立腺に合わせて放射線を当てます。
定位照射は、必要な部分へ高線量を集中することができます。従来よりも少ない表示線量を短期間で照射し、従来の標準分割照射と同等の治療効果が得られるため、患者さんの身体の負担が少ない治療です。
(副作用は従来と同等程度)

標準分割照射で2か月かかる治療が、サイバーナイフの定位照射では1週間で終わります。
前立腺のみに集中した照射で、1回35~37Gy(グレイ:放射線の量の単位)の治療を5回程度行います。
定位照射 標準分割照射
使用機器 サイバーナイフ 汎用リニアック
治療(分割)回数 5回 38~40回
表示線量 35~37Gy 76~80Gy
総治療期間 約1週間 約8週間
1回の治療時間 30分 10分
適応進行度 低から一部の中間リスク すべてのリスク
前処置 必須(1泊入院) 不要
費用(3割負担の方) 約20万円 約42万円

患者さんの身体にやさしい3つのポイント

1、治療回数が少なく、総治療期間が短い 従来の約1/8
2、毎日の治療時間は30分程度で通院可能
3、従来よりも費用が抑えられる

治療の流れ

毎日の治療は30分程度です。通院で放射線治療を行います。
治療の流れはこちらをご覧ください
説明と同意の後、1泊入院で「金属マーカー」「直腸スペーサー」の留置が必要です。
留置後約2週間で放射線治療計画のための準備を行います。さらに2週間の計画と検証の後に治療開始となります。

金属マーカー

直腸スペーサー

お問い合わせ・ご予約

地域医療連絡室(JUNC)

受付時間 月曜日~金曜日:8時30分~19時00分/土曜日:8時30分~13時00分
*日祝日は休み
ご連絡先 電話:0120-107-352

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