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放射線治療装置 サイバーナイフM6


切らずに治療!からだにやさしい新たな放射線治療

放射線治療は、手術、抗がん剤治療と並ぶがんの三大治療法のひとつです。
サイバーナイフはロボットアームを用いた高精度と自由度を兼ね備えた次世代の定位放射線治療装置です。
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がん治療「放射線治療」のページはこちら
「新型コロナウイルス肺炎と放射線治療の関係について」はこちら


治療の対象となる疾患

頭蓋内疾患 原発性・転移性脳腫瘍
脳動静脈奇形、下垂体腫瘍、髄膜腫、聴神経腫瘍などの良性腫瘍
頭頚部疾患 頭頸部がん
リンパ節転移 など
体幹部疾患 肺がん
肝がん
前立腺がん(低~中リスク)など
脊椎・脊髄疾患 原発及び転移性の脊椎/脊髄腫瘍

サイバーナイフの特徴

腫瘍の動きを自動的に追尾・検出し、照射位置をロボットアームが補正します。そして、より細かい放射線のビームを多方向から照射して、がんの死滅を狙います。このピンポイント照射(定位照射)をサイバーナイフは得意としています。従来よりも副作用が少なく、かつ必要な部分へ高線量を集中することができるため、治療期間の短縮が可能となり、患者さんへの負担が軽減されます。治療時間は1回につき30~60分、入院の必要がなく外来通院での治療が可能です。そのため、仕事を続けながらでも治療を受けることができます。

今までの装置との違い

サイバーナイフにはこれまでの装置と異なる点が二つあります。一つ目は治療中であっても病変の動きや位置を確認できることです。これにより患者さんの呼吸や生理的な動きなどもリアルタイムで修正し、1mmよりも小さな誤差で照射を行います。二つ目は照射方向の自由度が高いことです。サイバーナイフはロボットアームを用いて自由な方向から照射ができます。これまでは不可能だった斜め上方からの照射も可能です。
また、当院が導入した「サイバーナイフM6」は、マルチリーフコリメータ(MLC: Multi Leaf Collimator)と呼ばれる照射する範囲を調整する装置を用いて、複雑な形の腫瘍やサイズの大きな腫瘍、正常組織に近い定位照射にも対応できます。

頭部治療

肺治療

前立腺治療

椎体治療

費用について

サイバーナイフは健康保険適用の治療です。実際のサイバーナイフ治療に対しての金額は、保険で認められている疾患をピンポイント照射(定位照射)で治療する場合、照射回数・期間に関わらず、3割負担で約19万円です。保険の負担割合によって費用が異なります。
(高額療養費支給申請されると自己負担を超えた部分が後日払い戻されます)
※限度額適用認定証の適応も可能です。事前に申請し受付の際にご提示ください
ご不明な点がありましたらご相談ください。

お問い合わせ

地域医療連絡室(JUNC)

受付時間 月曜日~金曜日:8時30分~19時00分
土曜日:8時30分~13時00分
ご連絡先 電話:0120-107-352

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