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美味しく楽しく学べる 食育レストランへようこそ


 聖隷予防検診センターでは、人間ドックでの食事体験を日頃の食生活を振り返るチャンスと位置づけています。「美味しく楽しく学べる 食育レストラン」をコンセプトに、当センター管理栄養士が監修した栄養バランスに考慮した健康食が体験いただけます。
 また、2018年7月から食事内容を一新し、季節にあわせ「春味(はるみ)」、「夏味(なつみ)」、「秋味(あきあじ)」、「冬味(ふゆみ)」と、旬の食材をふんだんに使った食事を提供しています。

体験その① 栄養バランスが良い、適量の食事を体験

当センターの食事は、栄養バランスが自然に整う「主食+主菜+副菜たっぷり」で組み合わせた定食スタイルです。また、主食の発芽玄米ご飯は、男性の1食の目安200g、女性の1食の目安150gが体験できるように量りをご用意しております。ぜひこの機会に、ご自宅のご飯の量との違いを比べてみましょう。

体験その② 1食の野菜の目安量(120g)を体験

野菜の1日の目安量は350g以上です。人間ドックの食事1食分には、170~190gと1食の目安量120g以上の野菜を使用しています。野菜に含まれる食物繊維には、食後の血糖値の急上昇を防ぐ、コレステロールの吸収を抑える、便秘を防ぐ(便通の改善)、食べすぎを予防するなどさまざまな効果が期待されています。

体験その③ 薄味でも美味しい食事を体験

当センターの食事1食分の塩分量は約3gです。
日本人の食事摂取基準では、1日の食塩摂取目標量は成人男性8g未満、成人女性7g未満、高血圧の方は6g未満が推奨させています。人間ドックの食事では、お酢、ピンクペッパーなどのスパイス、ディルなどの香草やゆずやカボスなどの柑橘類を使用し、薄味でもおいしく食べられるように工夫しています。スパイスや香草を取り入れることで、料理のバリエーションも広がります。ご自宅でも、ぜひお試しください。

体験その④ 自然とかむ回数が増える食事を体験

主食には食物繊維の多い発芽玄米を加え、食材は大きめにカットし、野菜も食感が残る程度に過熱するなど、自然に噛む事が意識できる食事となっております。噛む回数が増えると、食事をゆっくり食べることにつながり満腹感を得られやすく、食べすぎを防ぎ肥満予防につながります。

体験その⑤ 管理栄養士の話を聞きながら、健康食を体験

食堂では、当センター管理栄養士が当日提供のメニューの解説や、生活習慣病予防のヒントをお伝えしています。メニューのこと、普段の食事で困っていることなど、気軽にお声かけください。

"オアシス"をイメージした爽やかなデザイン

食堂は、オアシスをテーマに、広々とした空間に緑をプラスし、爽やかなデザインとなっています。日々の生活やドックの検査後の疲れを癒していただけるように、美味しい食事と温かなサービスでお迎えします。人間ドック受診の際は、ゆっくりと食事をお楽しみください。

(原稿作成:聖隷予防検診センター 管理栄養士 平野尚美)