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備えていますか?非常食


1日あたり1人3リットルの水と3日分の食量の備蓄を!と言われていますが、備えはできていますか?

地震や豪雨災害、停電や断水に備え、非常食を常備しているご家庭も多くあるかと思います。台風の際には、店頭からインスタント食品やパンが消えてしまうというニュースもありました。いざという時に慌てないためにも、日頃から防災備蓄を兼ねて、「ローリングストック」を取り入れてみてはいかがでしょうか。

ローリングストックとは

ローリングストックとは、日頃から備え、日常的に消費し、消費した分を買い足すことです。
※『ローリングストック法』で検索してみましょう。

日常的に食べやすく、こまめに消費する食品に代替えすることで、いざという時の賞味期限切れを防ぐことができます。また、普段から慣れているものは、災害時にも精神的な安心感を与えてくれます。代表的な非常食をローリングストックに置き換えるときのおすすめをご紹介します。

アルファ米(お湯や水を注いで作る非常食)をレトルトご飯に変更!

いつもの食卓で、ご飯が少し足りないときにも活用できます。断水や停電時の活用方法を紹介しているメーカーもありますので、メーカーHP等をご参考ください。

乾パンや缶入りのパンをロングライフパンに変更!

さまざまな製パンメーカーから、1ヵ月以上日持ちのするパンが販売されています。普段から食事やおやつでロングライフパンを使うことで、ローリングストックもしやすくなります。スーパーやドラックストアで取り扱いがありますので、探してみてください。

その他

長期保存用チョコレートや羊かんなどは、非常食用のものでなくても、賞味期限が元々半年以上と長い商品が多いため、密閉されているチョコレートや、練り羊かんを選ぶことをおすすめします。

その他に長期保存できるものとして、ロングライフ牛乳も常温保存が可能でおすすめです。野菜ジュースやレトルトパウチのスープなども、封を開ければそのまま食べることができます。

また、乳幼児やアレルギーをお持ちの方、噛む力が弱い方専用のレトルト食品も多く流通しています。常用薬のある方は、お薬がわかるように控えをとっておくことをおすすめします。

量販店では、ローリングストックの定期購入ができるシステムもあります。防災用の非常食という考えから、いざという時にも活用できるストックという発想で備えてみてはいかがでしょうか。