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「乾物」使っていますか?


食材を乾燥させて保存性を高めた「乾物」は日本の伝統食材です。
乾物というとどんなものを思い浮かべますか?切り干し大根や高野豆腐、ひじき、干ししいたけなど、数多くの種類があります。

乾物の魅力

★長期保存が可能
長期保存に適した乾物は、ストック食品として最適です。軽量で場所をとりにくいので、非常時の備蓄としても役立ちます。

★栄養が豊富で低カロリー
乾物は日光を浴びることにより、旨みや香りだけでなく、ビタミンなどの栄養素が増すものもあります。また、乾物の多くは野菜や海藻、豆類など低脂肪・低カロリーの食材です。食物繊維が豊富で、しっかりとした噛みごたえがあるものが多いので、満腹感を得やすいという特徴もあります。

★調理が簡単
乾物ははじめからカットされているものが多いので、包丁を使わずそのまま料理に使えます。また、乾物から出るだしが料理に旨みを加えて深い味わいにしてくれます。

★価格が安定
異常気象などで野菜の価格は高騰しがちですが、乾物は価格が安定していて1年中手に入ります。使う分だけ戻して調理すれば食材の無駄も減ります。

すぐできる!乾物活用術

乾物というと和食のイメージがありますが、煮物だけでなく、ハンバーグやサラダ、和え物などさまざまな料理に活用できます。
★サラダや和え物に
わかめや寒天などお好みの乾物で海藻サラダはいかがですか?ポテトサラダにドライトマトやひじきを加えるのもオススメです。また、切干大根は戻してきゅうりとツナと合わせてポン酢をかければさっぱりとした和え物に。

★汁物に入れる
乾燥わかめやお麩などはすぐに戻るので手軽に使えます。また、高野豆腐や干ししいたけは洋風のスープ類にも合います。

★洋食にも変身!
切干大根は細かく刻んでハンバーグに入れると、ボリュームアップ出来ます。干しえびやひじき、ドライトマトはパスタとの相性も良いです。

さまざまな料理に使える乾物の魅力と活用術についてご紹介しました。種類が豊富なので、お好みの乾物を見つけて、ぜひ日々のお食事に取り入れてみてください。

(原稿作成:聖隷健康診断センター 管理栄養士 多田友美)