ブックタイトル事業年報

概要

事業年報

保健指導品質管理保健指導品質管理保健事業部では以前より保健指導の重要性に注目し、人間ドック・一般健診・精密検査・ストレス診断後の事後指導、メンタルヘルス支援をはじめ、生活習慣改善プログラム（サクセス・スリム・プラン）を開発するなど各種保健指導を実施し、生活習慣（行動変容）や検査データなどの改善による評価の仕組みを取り入れながら展開してきた。事業報告特定健康診査・特定保健指導の制度が2008年度より開始され、保健指導サービス※の品質を評価し改善する仕組みを可視化することが重要視されるようになった。そこで、委託先である当事業部においても組織としての保健指導サービスの質の向上と品質管理を継続的に実施するために、『保健指導サービス品質管理システム』を導入した。保健指導サービスの品質管理に関する取り組みとして、ワーキンググループを組織し、方針を明文化し、毎年、年間の品質管理目標や評価指標を明確にし、計画を立てて実行している。また、年1回内部監査を行い、課題を明確にして改善につなげ、保健指導サービスの質の確保と向上に取り組んでいる。※保健指導サービスとは…利用者様の健康の実現を支援するために実施している、専門職による対人サービス全てをいう。保健指導標準プログラム第1章特定保健指導第2章人間ドック事後指導第3章精密検査後の指摘事項に基づく事後指導を含む保健指導第4章一般健康診断後の指摘事項に基づく事後指導を含む保健指導第5章各種健康支援セミナー、各種健康支援講演、栄養相談、運動相談第6章生活習慣改善プログラム（SSP）第7章メンタルヘルス支援2018年度年間品質管理目標に対する評価（一部抜粋）第1章特定保健指導1メタボ該当者の改善47.8%2メタボ予備群の改善37.1%3対象者の階層化レベルの向上率（積極的支援）37.9%4対象者の階層化レベルの向上率（動機付け支援）31.9%5タバコをやめた人の割合9.4%6体重が4%以上減少した人の割合12.7%7体重が4%未満減少した人の割合39.8%8腹囲が3cm以上減少した人の割合16.7%9腹囲が3cm未満減少した人の割合40.6%－36－