令和7年1月20日、湖西消防の開催するドクターヘリシミュレーションに参加しました。
当院からは、訓練プレイヤーとして救急科専攻医2名とフライトナースOJT1名。更にアドバイザーとして、フライトドクターとフライトナースがそれぞれ1名の参加です。
(消防側も医療側も、訓練プレイヤーには内容は知らされていません。実際の事例と同じように出動し、活動開始します)
想定:湖西市内で集団災害事案が発生。
当院からは、訓練プレイヤーとして救急科専攻医2名とフライトナースOJT1名。更にアドバイザーとして、フライトドクターとフライトナースがそれぞれ1名の参加です。
(消防側も医療側も、訓練プレイヤーには内容は知らされていません。実際の事例と同じように出動し、活動開始します)
想定:湖西市内で集団災害事案が発生。
【訓練1】119入電時点で負傷者数がかなり多く、複数の重症者の存在も疑われるため、消防は総力を挙げて対応すべく初期対応を開始。並行して、ドクターヘリを要請。
先着救急隊による、マストリアージ(負傷者全体の大まかな緊急度区分と振り分け)
先着救急隊による、マストリアージ(負傷者全体の大まかな緊急度区分と振り分け)
【訓練2】続いて、歩行困難な負傷者を、赤と黄に振り分け。
【訓練3】ドクターヘリが着陸。消防現場指揮本部で打ち合わせを行い、赤エリアへ。
【訓練4】赤エリアで、医療チームが診療開始。
【訓練5】赤の搬送の目途が立った段階で、黄と判断された負傷者の状態が悪化して赤に。
→消防の依頼により、医療チームが診療。状態を安定化させつつ、基地病院にドクターヘリ搬送。
→消防の依頼により、医療チームが診療。状態を安定化させつつ、基地病院にドクターヘリ搬送。
訓練後の振り返りでは、赤が更に多い場合には、複数のドクターヘリを早期に運用するようにプランニングすると、個々の重症者に早期の搬送と根治治療が出来るのでは、という提案もなされました。
ドクターヘリは、医療スタッフを現場投入して医療介入のタイミングを早める事が最大の効果です。一方で地域の医療事情にも柔軟に対応し、重症者の分散搬送のツールとして活用する事で、その速さを発揮出来ます。
湖西消防の皆様、訓練お疲れ様でした。そしてありがとうございました。
ドクターヘリは、医療スタッフを現場投入して医療介入のタイミングを早める事が最大の効果です。一方で地域の医療事情にも柔軟に対応し、重症者の分散搬送のツールとして活用する事で、その速さを発揮出来ます。
湖西消防の皆様、訓練お疲れ様でした。そしてありがとうございました。