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令和5年度 がん診療連携拠点病院 市民公開講座 「Liver Ever Forever特別編 〜知って得する、肝臓病の最新情報〜」

令和6年1月20日(土)当院肝臓内科部長 岡井 研医師による、市民公開講座が、当院救急棟3階大ホールおよびWEBライブ配信で行われました。
岡井先生の他、外来看護師 河合さん、管理栄養士 西田さんと連携した講演内容でした。
岡井 研先生の講演内容は“肝臓病のいま ~いつ病院に行くべきか~”を、皆さんに分かりやすい用語で丁寧にお話してくれました。

肝臓病とは、無症状のことが多いため沈黙の臓器と言われるそうです。無症状となると、早期発見で防いでいく事が大切となります。
「奈良宣言2023」という言葉を聞いたことありますか?自身の体を守るために、一度調べてみて下さい。
ALTが30以上ならば、かかりつけ医を受診しましょう。
肥満・高血糖・高血圧・脂質異常を指摘されている方は、一度お腹のエコー検査を受けましょう。いずれかに該当した方が、病院に受診するタイミングは、今です。
外来看護師 河合 美保子さんは、脂肪肝・肝硬変の進行を予防するための運動療法のお話をしてくれました。

河合さんの講演内容は“肝臓を守るために私達が今できること~運動リハビリテーションのすすめ~”。
皆さんは、「サルコペニア」という言葉聞いた事ありますか?
筋肉量が減少し筋力や身体機能が落ちてしまう状態を、「サルコペニア」というそうです。
肝疾患の方は「サルコペニア」になっている事が多いため、誰でもできる自己判断法をレクチャーしてくれました。また、少しの時間で簡単にできるレジスタンス運動を、実際に来場者とスタッフと一緒に体を動かしてやってみました。楽しかったです!

管理栄養士 西田花帆さんは、脂肪肝・肝硬変の進行を予防するための食事療法のお話をしてくれました。

西田さんの講演内容は“見えない脂肪ためていませんか? ~脂肪肝の食事療法~”。なかなか難しいですが、バランスの良い食事を心掛けることが大切です。食物繊維を積極的に摂るためには、野菜であれば1日350グラム以上摂るのが理想的との事です。
一番驚いたのは、炭酸飲料。炭酸飲料をよく飲まれる方!
スティックシュガー14本分がはいっているそうですよ!飲み過ぎ注意ですね。

このような講演が当院で行われる場合は、病院LINEやホームページに随時、更新しています。その際は、沢山のご来場お待ちしています。