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ホーム  > 病院日記  > 創外固定学会「患者さんへの看護とパンフレット活用の現状」

創外固定学会「患者さんへの看護とパンフレット活用の現状」

2025年2月9日、富士市民文化会館ロゼシアターで行われた、第38回日本四肢再建・創外固定学会学術学会に当院の整形外科病棟看護師の小西さんが発表を行いました。

『創外固定とは』
→皮膚の上から骨折を挟んだ骨の両側に直接スクリューやワイヤーを挿入し、これらのスクリューを創外固定器で固定することで骨折部を安定させる方法

小西さんの発表した内容は、「創外固定術を受ける患者さんへの看護とパンフレット活用の現状」です。
骨折の治療法の一つ「創外固定術」は、体への負担が少なく、早期リハビリが可能な手術です。当院では2021年に、患者さんへのケアを統一するため**「看護行為基準」と「患者指導パンフレット」**を作成しました。
今回は、3年経過した現状を振り返り、ケアの実施状況やパンフレットの活用度を調査したそうです。

■主な調査内容■
・患者さんの年齢や疾患の傾向
・ピンサイト(固定部位)のケア状況
・退院後のフォローやパンフレットの活用度

■発表を終えて■
小西さんにとって初めての学会発表で、とても緊張したそうですが、先輩や整形外科医師と練習を重ねたおかげで、落ち着いて発表できたとのことです。
また、他病院の取り組みを知ることで、ボディイメージや睡眠、痛みの管理の重要性についても学ぶ機会になったそうです。

■今後の目標■
看護記録を統一し、ケアの質を向上させ、退院後のフォローを強化し、困りごとをサポートすること。
他職種と連携し、安心して治療を受けられる環境を整えること

今後も、患者さんが安心して治療に臨めるよう努めていきますと意気込んでいました!