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ホーム  > 研修医日記  > ドクターカーシミュレーション 6/19(火)

ドクターカーシミュレーション 6/19(火)

6月はやはり紫陽花の花が似合いますねぇ♪
カタツムリも雨が降ると一段と元気な様子☆

こんにちは。

6月上旬に梅雨入り宣言がだされ、湿度が高くじめじめとした日が多く続いていますね。
暑い夏が到来するまでにはもう少しかかりそうです♪

さて、本日は当院のオリジナル企画「ドクターカーシミュレーション」が開催されました。

本日の症例は、夜間帯での交通外傷事案。
歩行者VS車の交通事故。現場到着前の救急隊から事前にDr.Car要請を受けたもの
といった設定で行なわれました。(日中なら、Dr.ヘリ要請になりますね!)

1年目、2年目・・多くの先生方が集まりましたが・・
女は度胸(笑)とばかりに、呼吸器内科ローテート中の M先生 と
循環器科ローテート中の N先生の2名がチャレンジしました!

いまや頼れる若手筆頭救急医のI先生。
(実は・・当院初期研修修了者です。)

I先生が初期研修医の頃の秘蔵写真がこちら!(笑)。
(2015年12月実施)

I先生の他に、フライトナース研修中のH看護師と研修センターS看護師、
前任の研修センターA看護師も運営スタッフとして参加、進行要領の確認。

シミュレーションに入る前に救急科I先生から
「ドクターバッグ」の中に入っている資器材について一つ一つ説明がありました。

実際の現場に携行するドクターバック。推定重量は約8kgとの事。
ドクターヘリ研修の際には、必ず毎日点検します。目的や使用方法をI先生から
ミニレクチャー。皆、真剣です!

Aナース(右)から本日のシミュレーションの流れの説明☆
いよいよシミュレーションスタートです!!

現着した救急隊からの初期情報は
「歩行者の男性が意識レベルⅢ桁・ショック状態!」との事。
M先生(左) & N先生(右)
傷病者と接触後、評価と処置・介入の必要性を短時間で判断!
方針が決まったら、一緒に活動するH看護師 と 救急隊とも情報共有。

挿管後の確認。チューブが抜けないようにN先生、口元をしっかり保持。
胃泡音が無く胸郭が左右差無く挙上しているか
前胸部、側胸部・・左右差無く呼吸音が聴診出来るか・・ICLS講習会でやりましたね!

基地病院へ傷病者受入れ連絡をするM先生。(右)
基地病院で報・連・相を受ける救急科I先生。(左)
現場処置修了、現場出発を確認してシミュレーションが終了しました。
限られた時間、場所、物・・現場でしか経験出来ない感覚・・つかめましたか?

シミュレーション終了後の、デブリーフィング時間。

状況の確認、傷病者情報 等
サマライズした後に、良かった点・悪かった点・今後どうすると尚良いか? 等アセスメントし口述、皆で共有します。

救急科I医師より
「プライマリーサーベイが出来、何をするべきか分かっており良かった。」
「出動途上、リーダーを決め活動に入れた事は良かった。」と評価がある一方・・
現場に留まり処置を行なうのか・・必要最小限の処置と滞在時間で基地病院に早期に戻ってくるのか・・現場滞在時間超過によるデメリットを念頭に置く事や判断に迷う際には
救急科MCに電話相談する事 等様々な角度からのアドバイスがありました。
質疑応答 含め盛り上がりました! 熱盛アツモリ!!

ボードは研修医達から出された意見で一杯に!!
それだけ研修医達の気づきがあったということですね!
これを実動につなげていきましょう!!

振り返りの中でのトピックスの一つ・・全身固定をされた状態での気道管理・・
デブリーフィング終了後、Dr.Carに戻りI医師より特別レクチャーがありました!!
熱盛アツモリ!

2年目M先生&Hナース&N先生
お疲れ様でした!!