一番右が1年目研修医のN先生
富士山吉田口登山道(吉田ルート)八合目 太子舘内(標高3,100m)にて☆
閉山は9月10日(日)のため2ヶ月間が富士山登山シーズンとなります。
登山者は吉田ルート、須走ルート、御殿場ルート、富士宮ルートの4つの登山ルートから頂上を目指して登頂するそうで、昨年はなんと約16万人の登山者が富士山を訪れたとか!
今回は夏山シーズンの富士山救護所で2泊3日のボランティアに参加してきた1年目研修医N先生の活動報告をご紹介します。
富士山でのボランティア歴15年以上のベテラン看護師さん(一番左)と三方原病院の元看護師Kさん(真ん中)と3人の診療チームで活動しました!
吐き気や嘔吐、めまい、頭痛を伴って脱水状態になった高山病の患者さんや登山中の転倒でケガをされた患者さん、軽装での登山による低体温症の患者さんなどを主に診察したそうです。
N先生自身も頂上見回り中に足がつったり、転んだりしたため、自分のペースを守って登頂。
きっと前の日2時30頃に浜松出発して睡眠不足がたたったのかもしれません。。。。
富士山という特殊な環境の中で貴重な体験し、来年もやる気満々のN先生です。
是非、来年もチャレンジしてくださいね!!応援しています。
初日 7月29日(土) 浜松~冨士8合目まで
そして5時30分頃から5合目を出発し8合目の救護所を目指して登山しました☆
天気は快晴!
登山はプライベートで登るN先生ですが、富士山登山は初めてで少し肩の力が入っていたかも!
当院の元看護師Kさんと励まし合い8合目を目指しました。
やっと到着した時はお昼を少し過ぎた頃でした。
山梨県側の吉田ルートから登山スタートです!
救護所は8合目なのでそこまで自力で登山です。
1年目N先生(右)頑張って!!
登り始めてすぐに馬に遭遇!
6合目~5合目間を乗馬で下れるそうです(有料)。
登り始めてそんなにたっていませんが、
既に見渡す景色が素晴らしい!しばし休憩♪
30分ほどで6合目到着!!まだまだ先は長いです。
救護所に着くやいなや診療開始です。
救護所で働くベテラン看護師さんから注意事項を確認し、救護所に備えられている資機材を一通りチェック。
やはり高山病の方が多かったですね。
心電図の試用です。
タコの吸盤型は懐かしいですが精度はバッチリでした。
標高3100mでの動脈血酸素飽和度です。
下界なら大問題ですね(笑)
脈拍も全員100前後まで上がっていました!!
救急搬送用のクローラーです!出動許可は医師の仕事です。
希望あれば救護所の人は8合目まで乗せていってくれます!
標高3100mあるので夏でも夜は冷え込みます。
昼間よりも夜間のほうが患者さんが多い感じです。
8合目救護所で診察を始めた1年目N先生☆
高山病の人をメインに診療しました。
発熱患者にコロナ抗原検査に行きます。
隔離の病室もあるのに驚きました。
2日目(7月30日) 8合目救護所から頂上へ見回りに出発
診療チームは常時PHSを携帯しており、オンコールですぐ診察対応ができる体制になっています。
朝7:30頃出発して、山頂に着いたのはお昼頃。
また、山頂から8合目救護所に15:30頃に戻り、救護所にもう1泊しました。
山頂へむけて当院元看護師Kさんと一緒に8合目を出発!!
山頂への見回りに行ってきます!!
ちゃんとPHSも携帯していますよ。
7月30日が日曜日ということもあって登山者の大行列です。
山頂目指して登るも暫し休憩☆
そこに偶然にも見知った顔が!!
なんと大学の同級生と遭遇!!こんなことあるんですね!びっくり!☆
快晴で涼しくて気持ちいい!
富士山火口をぐるっと一周!お鉢巡りと言うそうですよ。
あと少しで山頂です。最後の登り坂が・・・。
ファイト~~☆
着きました!!
日本最高峰 富士山剣ヶ峰 3776m
これまた偶然ですが、同行した当院元看護師Kさんと装備格好がほとんどど同じでした(笑)
兄弟のようです・・・☆
山頂からは
相模弯、江ノ島、三浦半島、房総半島が一望できました。
登頂後は8合目まで戻り1泊しました。
3日目(7月31日) 8合目救護所から下山
初日に一生懸命登ったところをひたすら下山し、5合目に到着。
そこから富士山世界遺産センターに戻るとお昼頃になっていました。長旅☆
そして翌朝最終日は・・・
8合目山小屋の太子舘のスタッフとともにご来光に万歳!
最終日の7月31日(月)☆
5合目から富士山世界遺産センターへ帰ります。
平日でもすごい人の数ですね。