私が2019年より地域のケア提供者の皆さまと一緒に取り組んでいる「旧北区天竜区看護介護職地域連携会議」では、今年度「ACP」をテーマに市民の方々参加型の会を企画してみました。自分の価値観について今一度考え、元気なうちに自分の今後の人生について、医療の受け方について考え、それを「人生会議手帳」に実際に書いてみる!をできたらいいなぁと思っています。
当日の司会進行や会の趣旨を伝えてスタートしました。
ミニ講演ACP(アドバンス・ケア・プランニング)について知ろう。聖隷三方原病院緩和支持治療科部長 森医師より(聖隷三方原病院ACPプロジェクト)
日本人の傾向やこれまでの調査結果などを踏まえながら、実際の場面や事例を紹介しながら、とても分かりやすいお話でした。
続いて「もしバナゲーム」というカードゲームを行いました。カードゲームで自分自身のことをみつめ直してみる、価値観などを知る機会になれたらと思います。
4人1組で行うカードゲームです
今回、ご家族や親しい友人同士で参加された方もいて、大切な人の事を知る、知ってもらう機会にもなっていたような気がします。
企画委員でもやったことがない人は一緒に取り組んでみました。
私が思った以上に意見交換が弾んでいました。
マイクをまわして1番大切なカードの理由をお話してくれました。それぞれこれまでの人生や大切な人を見送った経験などから心に響くお話でした。
自分の事を見つめ直したその後直ぐに、「人生会議手帳」について地域包括支援センターの委員から紹介してもらいました。この手帳の持つ意味、記載のタイミングなどとても分かりやすく教えてもらいました。
記載の時間を作ってくれたので皆さん真剣に向かっていました。実際に書き始めるきっかけになれたのではないかと思います。
浜松市からの認知症に関する講習などのお知らせ
最後に今回の事業助成をしてくれている静岡県看護協の松本会長のご挨拶で終わりました。
今後もコツコツと活動を続けていきたいと思います。