地域の中核病院として、小児、成人領域まで幅広い患者さんを診療しています。 急性期病棟の退院患者数は3,796人/年、特に小児科の患者数は0歳～9歳まで584人/年と増加傾向となっています。 公開データからは除外されますが、地域包括ケア病棟の退院患者数は801人/年となり、 亜急性期、レスパイトの患者さんの直接入院が増加しています。 急性期病棟+地域包括ケア病棟の合計退院患者数は4,597人となります。

現在、最も罹患率が高い五大癌「胃癌」「大腸癌」「乳癌」「肝癌」の病期（ステージ）ごとに症例数を集計したものです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　当病院においては、大腸肛門外来・乳腺外来を専門医（予約制）が行っております。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　また、検査入院において癌の確定に至らない場合（疑い病名）のステージは不明です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ステージⅣや再発の患者さんは入院・治療を継続して行うため、数が多くなっております。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（－）表示は患者数１０人未満のため非表示です。

成人の市中肺炎の重症度別患者数のため、誤嚥性肺炎の数は含まれておりませんが、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　肺炎は罹患率も高く、悪性新生物（癌）・心疾患・脳疾患と同様に、国民の死亡原因の上位に入る疾患です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　非表示の部分もありますが、肺炎の重症度が上がるにつれ、平均年齢も上昇しています。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　他職種によるチーム医療が必要な疾患の１つであり、当院においても対応しています。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（－）表示は患者数１０人未満のため非表示

脳血管疾患は、死亡原因の上位の疾患であり、「脳梗塞」は早期に治療を行うことが、効果的とされています。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　今年度は２２症例ありましたが、退院時に地域包括ケア病棟を利用していた患者数は反映されないため　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　早期治療目的で急性期病棟を利用し、リハビリ等が必要で地域包括ケア病棟を利用していた患者数も含めると　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　合計で３０症例でした。リハビリテーションを専門に行う医療施設への転院も取り扱っています。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（－）表示は患者数１０人未満のため非表示

その他の重篤な疾患では、入院の契機の傷病名と同一ではなく、異なる場合は入院中の経過により発症したケースです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　播種性血管内凝固症候群・敗血症の発生率は共に１％未満です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　手術・処置等の合併症での主な傷病名の内訳は、術後出血・術後創部感染等になります。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　発生率は全体の退院患者の１％未満のため、当病院は少ないことがわかります。