令和６年度 聖隷沼津病院 病院情報の公表

医療法における病院等の広告規制について（厚生労働省）

病院指標

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）
  3. 初発の５大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞の患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）
  7. その他（ＤＩＣ、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率）

医療の質指標

  1. リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率
  2. 血液培養２セット実施率
  3. 広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率
  4. 転倒・転落発生率
  5. 転倒転落によるインシデント影響度分類レベル3b以上の発生率
  6. 手術開始前1時間以内の予防的抗菌薬投与率
  7. d2（真皮までの損傷）以上の褥瘡発生率
  8. 65歳以上の患者の入院早期の栄養アセスメント実施割合
  9. 身体的拘束の実施率
年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0～ 10～ 20～ 30～ 40～ 50～ 60～ 70～ 80～ 90～
患者数 593 125 96 138 282 364 450 887 798 295
地域の中核病院として、小児、成人領域まで幅広い患者さんを診療しています。急性期病棟の退院患者数は4,028人/年、特に70歳以上の患者さんが、増加傾向となっています。公開データからは除外されますが、地域包括ケア病棟の退院患者数は507人/年となり、亜急性期、レスパイトの患者さんの直接入院が増加しています。急性期病棟+地域包括ケア病棟の合計退院患者数は4,535人となります。




診断群分類別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）ファイルをダウンロード
外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア 15歳以上 鼠径ヘルニア手術等 92 4.37 4.54 0.00％ 68.80
060241xx97xxxx 痔核 手術あり 89 9.70 5.38 0.00％ 60.42
060235xx97xxxx 痔瘻 手術あり 49 8.06 5.55 0.00％ 44.24
060220xx97xxxx 直腸脱、肛門脱 手術あり 47 15.47 8.93 0.00％ 72.40
090010xx010xxx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房切除術等 処置1なし 45 12.73 9.77 0.00％ 64.29
ヘルニア手術や虫垂炎手術の約９割は腹腔鏡下手術になり、患者さんの早期回復、退院に努めています。大腸肛門領域では痔核・痔瘻手術が上位をしめ、また、治療方針に応じＤＰＣコードが細分化されるがん治療では結腸・直腸癌（２１２件）、胃癌（３７件）、乳癌（９０件）の症例件数があり、手術や術後の化学療法、ホルモン療法も手術同様に対応しています。内視鏡治療であるＥＭＲ（内視鏡的粘膜切除術）、ＥＳＤ（内視鏡的粘膜下層剥離術）の選択も積極的に行っています。


内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
0400802499x0xx 肺炎等 75歳以上 手術なし 処置2なし 74 24.43 16.40 0.00％ 86.11
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 処置2なし 71 35.52 20.78 7.04％ 85.41
060102xx99xxxx 穿孔又は膿瘍を伴わない憩室性疾患 手術なし 36 12.22 7.60 0.00％ 66.78
050130xx9900x0 心不全 手術なし 処置1なし 処置2なし 転院以外 35 24.69 17.33 0.00％ 77.46
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 内視鏡的胆道ステント留置術等 処置2なし 副傷病なし 33 19.61 8.88 0.00％ 78.48
高齢者に多い肺炎は重症度によってＤＰＣコードが細分化されますが、肺炎症例では121件ありました。また、上位には誤嚥性肺炎、心不全の患者さんが多く、高齢患者さんの中には合併症を有している方もいるため、平均在院日数が長くなる傾向があります。結石治療における第1選択である内視鏡的治療を積極的に行っており、外科的治療が必要な場合は外科へ紹介しています。


小児科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
180030xxxxxx0x その他の感染症(真菌を除く) 副傷病なし 65 5.06 8.02 0.00％ 2.66
080270xxxx1xxx 食物アレルギー 小児食物アレルギー負荷検査 64 1.09 2.10 0.00％ 3.16
0400801199x0xx 肺炎等 15歳未満または市中肺炎等 1歳以上15歳未満 手術なし 処置2なし 62 6.44 5.61 0.00％ 5.18
040090xxxxxxxx 急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症(その他) 57 5.54 6.22 0.00％ 1.70
060380xxxxx0xx ウイルス性腸炎 処置2なし 47 4.17 5.55 0.00％ 4.53
アレルギー専門の医師が在籍し、特に食物アレルギーに対して行う食物アレルギー負荷検査の検査入院が増加傾向です。また、季節性の疾患も多く、ＲＳウイルス感染症・肺炎・急性気管支炎・ウイルス性腸炎・インフルエンザなどの急性疾患に対して積極的に対応しております。

泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
110080xx991xxx 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 前立腺針生検法 その他のもの等 103 3.00 2.45 0.00％ 68.63
110280xx03x0xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 経皮的シャント拡張術・血栓除去術 初回等 処置2なし 72 2.01 3.82 0.00％ 74.07
110070xx02xxxx 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 電解質溶液利用+術中血管等描出撮影等 42 7.67 6.75 0.00％ 77.43
11012xxx02xx0x 上部尿路疾患 経尿道的尿路結石除去術等 副傷病なし 29 4.24 5.16 0.00％ 65.03
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 24 15.33 13.66 0.00％ 69.33
泌尿器科では、透析センターを併設しており、末期腎不全（透析患者）に対する症例が多い傾向にあります。上位にある前立腺癌は住民２次検診の精査で行う前立腺針生検法を多く取り扱い、膀胱癌ではＴＵＲ-Ｂｔ（経尿道的膀胱腫瘍手術）などを行っています。また、腎結石・尿路結石・膀胱結石に対して、ＴＵＬ（レーザーによる経尿道的結石破砕術）や、主に外来で対応しているＥＳＷＬ（体外衝撃波腎・尿管結石破砕術）を積極的に行っております。



整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx02xxxx 股関節・大腿近位の骨折 人工関節置換術等 51 35.65 25.29 13.73％ 83.12
070370xx99xxxx 骨粗鬆症 手術なし 36 41.47 21.26 0.00％ 84.14
160760xx01xxxx 前腕の骨折 骨折観血的手術等 31 4.61 5.95 0.00％ 68.87
160690xx99xxxx 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む) 手術なし 25 32.80 19.16 4.00％ 81.72
160850xx01xxxx 足関節・足部の骨折・脱臼 骨折観血的手術等 14 21.36 17.84 0.00％ 48.36
整形外科では、高齢化に伴い、骨粗鬆症や骨粗鬆症を伴う骨折の症例数が増加傾向で、骨折観血的整復術や人工関節置換術等の手術を取り扱っております。
当院では「骨粗鬆症リエゾンサービス」を立ち上げ、骨折予防の治療が継続されるよう、多職種連携で構成するチームで患者さんをサポートしています。
産婦人科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
120060xx02xxxx 子宮の良性腫瘍 腹腔鏡下腟式子宮全摘術等 33 6.03 5.88 0.00％ 43.73
120060xx01xxxx 子宮の良性腫瘍 子宮全摘術等 26 9.15 9.20 0.00％ 47.69
120070xx02xxxx 卵巣の良性腫瘍 子宮附属器腫瘍摘出術等 26 6.08 5.97 0.00％ 51.00
12002xxx02xxxx 子宮頸・体部の悪性腫瘍 子宮頸部(腟部)切除術等 25 4.40 2.92 0.00％ 45.80
120200xx99x1xx 妊娠中の糖尿病 手術なし インスリン製剤(注射薬に限る) 12 6.75 7.12 0.00％ 31.42
産婦人科では、子宮筋腫（子宮良性腫瘍）や卵巣腫瘍の手術に関する症例が多く、子宮頚部異形成に対して行う子宮頚部円錐切除術の症例も増加傾向です。
また、母子への合併症を誘発する妊娠糖尿病は、妊娠中の血糖管理を厳重に管理し診療しています。
尚、集計対象外であり「保険診療外」の分娩等は除外しております。

眼科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
020110xx97xxx0 白内障、水晶体の疾患 手術あり 片眼 120 2.10 2.49 0.00％ 75.68
020240xx97xxx0 硝子体疾患 手術あり 片眼 ー ー ー ー ー
160250xxxx0xxx 眼損傷 処置1なし ー ー ー ー ー
眼科では日帰り入院・入院（急性期病棟・地域包括ケア病棟）と様々なケースにおいて白内障の手術を行っています。
上記件数には地域包括ケア病棟で行った白内障の手術の患者数は含まれておりません。
（－）表示は患者数１０人未満のため非表示です。
呼吸器外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx02x0xx 肺の悪性腫瘍 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術 肺葉切除又は1肺葉を超えるもの等 処置2なし等 24 9.88 9.82 0.00％ 73.79
040200xx01x00x 気胸 胸腔鏡下肺切除術等 処置2なし 副傷病なし 15 12.00 9.59 0.00％ 47.93
040200xx99x00x 気胸 手術なし 処置2なし 副傷病なし 15 8.73 9.28 0.00％ 48.60
040040xx9910xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 経気管肺生検法等 処置2なし等 11 2.82 3.03 9.09％ 72.09
040150xx97x0xx 肺・縦隔の感染、膿瘍形成 手術あり 処置2なし 11 42.73 28.41 0.00％ 67.73
呼吸器外科では、「肺がん（転移も含む）」の住民２次検診の精査目的の紹介患者や手術に関する症例が多いです。
肺がんや気胸、膿胸の手術は主に胸腔鏡下手術を行っており、積極的に取り組んでおります。
形成外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
080250xx9701xx 褥瘡潰瘍 手術あり 処置1なし 重度褥瘡処置等 10 54.20 42.20 0.00％ 85.00
080010xxxx0xxx 膿皮症 処置1なし ー ー ー ー ー
100100xx97x1xx 糖尿病足病変 手術あり プロスタグランジンE1製剤注射等 ー ー ー ー ー
070020xxxx00xx 神経の良性腫瘍 処置1なし 処置2なし ー ー ー ー ー
10007xxxxxx0xx 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く) 処置2なし ー ー ー ー ー
形成外科では、褥瘡潰瘍や糖尿病による潰瘍や壊疽、また、眼瞼下垂・熱傷等幅広く治療を行っておいます。
（－）表示は患者数１０人未満のため非表示です。
新生児科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
（自院）		 平均
在院日数
（全国）		 転院率 平均年齢 患者用パス
140010x199x0xx 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害 2500g以上 手術なし 処置2なし 30 8.07 6.11 0.00％ 0.00
140010x299x0xx 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害 1500g以上2500g未満 手術なし 処置2なし 12 16.00 11.83 0.00％ 0.00
140010x199x1xx 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害 2500g以上 手術なし 中心静脈注射等 ー ー ー ー ー
140010x299x2xx 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害 1500g以上2500g未満 手術なし パリビズマブ ー ー ー ー ー
14031xx19900xx 先天性心疾患(動脈管開存症、心房中隔欠損症を除く) 0歳 手術なし 処置1なし 処置2なし ー ー ー ー ー
新生児科では、新生児の体重別に区分されており、新生児黄疸や新生児一過性呼吸不全が多い症例です。
（－）表示は患者数１０人未満のため非表示です。
初発の５大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準（※）		 版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 ー 11 10 23 1 8
大腸癌 22 33 23 110 ー 26 1 8
乳癌 20 32 ー 11 ー 1 8
肺癌 35 ー 15 12 ー 1 8
肝癌 ー ー ー 1 8
※ 1：UICC TNM分類，2：癌取扱い規約
現在、最も罹患率が高い５大癌「胃癌」「大腸癌」「乳癌」「肝癌」の病期（ステージ）ごとに症例数を集計したものです。
自院においては、大腸肛門外来・乳腺外来を専門医（予約制）が行っております。
また、検査入院において癌の確定に至らない場合（疑い病名）のステージは不明です。
ステージⅣや再発の患者さんは入院・治療を継続して行うため、件数が多くなっております。
（－）表示は患者数１０人未満のため非表示です。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数		 平均年齢
軽症 23 8.43 41.74
中等症 68 20.99 78.81
重症 16 25.94 84.44
超重症 ー ー ー
不明
成人の市中肺炎の重症度別患者数のため、誤嚥性肺炎の数は含まれておりませんが、
肺炎は罹患率も高く、悪性新生物（癌）・心疾患・脳疾患と同様に、国民の死亡原因の上位に入る疾患です。
非表示の部分もありますが、肺炎の重症度が上がるにつれ、平均年齢も上昇しています。
他職種によるチーム医療が必要な疾患の１つであり、当院においても対応しています。
（－）表示は患者数１０人未満のため非表示
脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 13 23.69 74.08 0.00％
その他 ー ー ー ー
脳血管疾患は、死亡原因の上位の疾患であり、「脳梗塞」は早期に治療を行うことが、効果的とされています。
今年度は１４症例ありました。
早期治療目的で急性期病棟を利用し、リハビリ等が必要で地域包括ケア病棟を利用していた患者もおります。
リハビリテーションを専門に行う医療施設への転院も取り扱っています。
（－）表示は患者数１０人未満のため非表示
診療科別主要手術別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）ファイルをダウンロード
外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術（両側） 81 0.60 2.64 0.00% 67.67
K7434 痔核手術（脱肛を含む。）　根治手術（硬化療法（四段階注射法によるもの）を伴わないもの） 36 094 8.97 0.00% 56.50
K7435 痔核手術（脱肛を含む。）　根治手術（硬化療法（四段階注射法によるもの）を伴うもの） 32 0.88 8.38 0.00% 63.16
K4763 乳腺悪性腫瘍手術　乳房切除術（腋窩部郭清を伴わないもの） 31 1.52 8.32 0.00% 66.03
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術　長径２センチメートル未満 等 28 1.04 4.32 0.00% 70.07
外科では、腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術の症例が多く、大腸がんや胆嚢結石など主に腹部疾患で行われる手術でも腹腔鏡下手術が増加傾向です。
また、当院では大腸肛門科があり、痔核・痔瘻等の手術を積極的に行っています。乳がんの手術は切除方法などによりＤＰＣコードが細分化され、
乳がんの手術としては合計５８件行われています。
泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K616-41 経皮的シャント拡張術・血栓除去術　初回 65 0.00 1.00 0.00% 73.74
K8036ｲ 膀胱悪性腫瘍手術　経尿道的手術　電解質溶液利用のもの 等 45 1.71 5.27 0.00% 77.53
K7811 経尿道的尿路結石除去術　レーザーによるもの 29 1.00 2.24 0.00% 65.03
K6121ｲ 末梢動静脈瘻造設術　内シャント造設術　単純なもの 26 3.23 6.88 3.85% 75.04
K768 体外衝撃波腎・尿管結石破砕術（一連につき） 17 0.00 1.00 0.00% 55.12
泌尿器科では、透析センターを併設しており、末期腎不全（透析患者）に対するシャント拡張術・血栓除去術が多いです。
腎結石・尿管結石等の疾患に対して、ＴＵＬ（レーザーによる経尿道的結石破砕術）やＥＳＷＬ（体外衝撃波腎・尿管結石破砕術）の手術を
多く行っています。
また、膀胱がんや前立腺肥大症の手術に対して行う、経尿道的切除手術も積極的に行っています。
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K0462 骨折観血的手術　前腕、下腿、手舟状骨 52 1.96 8.92 0.00% 63.27
K0461 骨折観血的手術　肩甲骨、上腕、大腿 等 35 2.23 31.69 11.43% 78.35
K0811 人工骨頭挿入術　肩、股 等 34 3.06 31.76 11.76% 83.12
K0821 人工関節置換術　肩、股、膝 24 2.00 22.42 0.00% 71.42
K0463 骨折観血的手術　鎖骨、膝蓋骨、手（舟状骨を除く。）、足、指（手、足）その他 等 14 1.36 6.57 0.00% 41.57
整形外科では、高齢化に伴い、主に上肢・下肢に生じた骨折の手術が増加傾向にあります。
当院では地域包括ケア病棟併設のため、リハビリを主体に手術後から退院までのケアにも努めております。
産婦人科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K877-2 腹腔鏡下腟式子宮全摘術 31 1.00 4.39 0.00％ 46.13
K8882 子宮附属器腫瘍摘出術（両側）　腹腔鏡によるもの 等 27 1.00 4.07 0.00％ 50.44
K867 子宮頸部（腟部）切除術 26 1.00 2.35 0.00％ 46.08
K877 子宮全摘術 25 1.00 7.16 0.00％ 47.28
K872-31 子宮鏡下有茎粘膜下筋腫切出術、子宮内膜ポリープ切除術　電解質溶液利用のもの ー ー ー ー ー
産婦人科では、子宮筋腫・子宮頚部異形成・子宮附属器に対する手術が主体です。
腹腔鏡下で行う手術が増加傾向です。
（－）表示は患者数１０人未満のため非表示
眼科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ﾛ 水晶体再建術　眼内レンズを挿入する場合　その他のもの 119 0.55 0.55 0.00％ 75.69
K279 硝子体切除術 ー ー ー ー ー
K274 前房、虹彩内異物除去術 ー ー ー ー ー
眼科では、日帰り入院・入院（急性期病棟・地域包括ケア病棟）と様々なケースにおいて白内障の手術を行っております。
上記件数には地域包括ケア病棟で行った白内障の手術件数は含まれておりませんが、１９５件行っております。
（－）表示は患者数１０人未満のため非表示
内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K6872 内視鏡的乳頭切開術　胆道砕石術を伴うもの 等 22 5.27 18.27 0.00％ 76.14
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 16 5.50 13.94 0.00％ 81.75％
K654 内視鏡的消化管止血術 12 0.33 13.00 8.33％ 71.67％
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術　長径２センチメートル未満 等 11 2.36 4.82 0.00％ 71.00％
K6851 内視鏡的胆道結石除去術　胆道砕石術を伴うもの 等 ー ー ー ー ー
内科では、消化器や胆石等の疾患の治療で行う内視鏡手術が主体です。
大腸ポリープに対しても内視鏡手術を行っており、内科の急性期病棟だけでなく、外科や地域包括ケア病棟と様々なケースで対応しています。
（－）表示は患者数１０人未満のため非表示
呼吸器外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数		 平均
術後日数		 転院率 平均年齢 患者用パス
K5131 胸腔鏡下肺切除術　肺嚢胞手術（楔状部分切除によるもの） 15 7.20 4.53 0.00％ 45.07
K514-21 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術　部分切除 10 2.80 6.00 0.00％ 76.90
K514-23 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術　肺葉切除又は１肺葉を超えるもの ー ー ー ー ー
K496-4 胸腔鏡下膿胸腔掻爬術 ー ー ー ー ー
K496-5 経皮的膿胸ドレナージ術 ー ー ー ー ー
呼吸器外科では、Ｋコード（手術コード）が同一ではありませんが、肺がん、気胸、膿胸等に対する手術を行っております。
主に低侵襲性な胸腔鏡下で行う手術に取り組んでおります。
（－）表示は患者数１０人未満のため非表示
その他（ＤＩＣ、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率）ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一
異なる ー ー
180010 敗血症 同一 14 0.35％
異なる 12 0.30％
180035 その他の真菌感染症 同一 ー ー
異なる ー ー
180040 手術・処置等の合併症 同一 14 0.35％
異なる ー ー
その他の重篤な疾患では、入院の契機の傷病名と同一ではなく、異なる場合は入院中の経過により発症したケースです。
播種性血管内凝固症候群・敗血症の発生率は共に１％未満です。
手術・処置等の合併症での主な傷病名の内訳は、術後出血・術後創部感染等になります。
発生率は全体の退院患者の１％未満のため、当病院は少ないことがわかります。
リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率ファイルをダウンロード
肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが
「中」以上の手術を施行した
退院患者数（分母）		 分母のうち、肺血栓塞栓症の
予防対策が実施された患者数（分子）		 リスクレベルが「中」以上の手術を
施行した患者の肺血栓塞栓症の
予防対策の実施率
502 469 93.43％
肺血栓塞栓症発症のリスクが「中」以上の手術を施行した退院症例につき、肺血栓塞栓症の予防対策（弾性ストッキングの着用、
間歇的空気圧装置の利用、抗凝固療法のいずれか、または２つ以上）が実施された症例の割合が集計されています。
当院において肺血栓塞栓症および深部静脈血栓症の診断、治療、予防に関するガイドラインに準じて、予防対策の実施を
行っております。
血液培養２セット実施率ファイルをダウンロード
血液培養オーダー日数（分母） 血液培養オーダーが１日に
２件以上ある日数（分子）		 血液培養２セット実施率
736 92 12.50％
感染症の原因となっている原因菌を特定するための血液培養検査は、検出感度の向上を目的として、２セット以上を行うことが
推奨されています。
広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率ファイルをダウンロード
広域スペクトルの抗菌薬が
処方された退院患者数（分母）		 分母のうち、入院日以降抗菌薬処方日
までの間に細菌培養同定検査が
実施された患者数（分子）		 広域スペクトル抗菌薬使用時の
細菌培養実施率
240 176 73.33％
感染症診療において原因となる微生物を特定し、それに対する治療を行うことは大変重要なことです。特に、経験的治療として幅広い
範囲の細菌を標的として抗菌薬を開始する場合は、投薬開始前に培養検査が必要とされています。当院におきましても、広域スペクトル
抗菌薬を使用する際、病状に応じて先行投与されたケースもありますが、投与時には細菌培養検査を実施しております。
転倒・転落発生率ファイルをダウンロード
退院患者の在院日数の総和
もしくは入院患者延べ数（分母）		 退院患者に発生した転倒・転落件数
（分子）		 転倒・転落発生率
46533 175 3.76％
自院において患者の転倒転落事故は件数は比較的少ないほうですが、発生しております。
ベッドからの移行時・歩行時・トイレでの排泄時・検査や処置を終えた後の初回歩行時等、対策を講じておりますが発生してしまいます。
発生要因には内的・外的・行動の３つがあげられ、予防策も構築しております。
転倒転落によるインシデント影響度分類レベル3b以上の発生率ファイルをダウンロード
退院患者の在院日数の総和
もしくは入院患者延べ数（分母）		 退院患者に発生したインシデント
影響度分類レベル3b以上の
転倒・転落の発生件数（分子）		 転倒転落によるインシデント影響度
分類レベル3b以上の発生率
46533 ー ー
自院において患者の転倒転落事故は、件数は比較的少ないほうですが発生しております。
ベッドからの移行時・歩行時・トイレでの排泄時・検査や処置を終えた後の初回歩行時等、対策を講じておりますが発生してしまいます。
発生要因には内的・外的・行動の３つがあげられ、予防策も構築しております。
レベル３ｂ以上の件数は２件発生しました。
手術開始前1時間以内の予防的抗菌薬投与率ファイルをダウンロード
全身麻酔手術で、
予防的抗菌薬投与が実施された
手術件数（分母）		 分母のうち、手術開始前
１時間以内に予防的抗菌薬が
投与開始された手術件数（分子）		 手術開始前1時間以内の
予防的抗菌薬投与率
693 692 99.86％
術前の予防抗菌薬投与は手術部位感染の予防を目的として、手術開始の1時間以内に開始し、執刀時には投与を完了することが原則です。
目的は組織を無菌化することではなく、術中の細菌汚染量を免疫でコントロールできるレベルまで下げることです。
手術創分類やリスク因子（年齢、肥満、手術の種類など）を参考に、予防抗菌薬の適応を判断します。
d2（真皮までの損傷）以上の褥瘡発生率ファイルをダウンロード
退院患者の在院日数の総和もしくは
除外条件に該当する患者を除いた
入院患者延べ数（分母）		 褥瘡（d2（真皮までの損傷）以上
の褥瘡）の発生患者数（分子）		 d2（真皮までの損傷）以上の
褥瘡発生率
46533 21 0.05％
褥瘡の「ｄ２」とは、褥瘡の深さを評価するＤＥＳＩＧＮ－Ｒ2020®スケールで用いられる分類の一つで
皮膚の深部にある真皮までの損傷が及んでいる状態を指します。
真皮までの損傷は、水疱（水ぶくれ）やびらん（皮膚が剥がれた状態）、あるいは浅い潰瘍（皮膚の一部えぐれた状態）として
臨床的に判断されます。
65歳以上の患者の入院早期の栄養アセスメント実施割合ファイルをダウンロード
65歳以上の退院患者数
（分母）		 分母のうち、入院後48時間以内に
栄養アセスメントが実施された
患者数（分子）		 65歳以上の患者の入院早期の
栄養アセスメント実施割合
2112 264 12.50％
入院時、栄養状態の応じて血液検査・臨床検査・食事摂取状況等の情報からアセスメントを行っております。
栄養ケアの立案・モニタリング等を行い、必要時に応じて計画を立て、また修正を行っております。
身体的拘束の実施率ファイルをダウンロード
退院患者の在院日数の総和
（分母）		 分母のうち、身体的拘束日数の総和
（分子）		 身体的拘束の実施率
46533 2684 5.77％
緊急・やむをえない場合の三原則「切迫性」「非代替性」「一時性」に基づいて身体拘束を実施する際には、
その理由や目的、方法などを詳細に記録し、本人や家族に説明して同意を得ております。
自院では、身体拘束の適正化に向けた情報を共有し、職員研修等の開催も行っております。
更新履歴