4月
「ご入園・ご進級おめでとうございます」
園庭のチューリップもきれいに咲き、今年度のスタートをお祝いしてくれているようです。今年度は33名の新入園児を迎えました。慣れない環境に戸惑うのは大人も同じことだと思います。子どものみならず、保護者の皆さまにも安心して大切なお子さんを預けていただくことができるよう温かな環境を作って行きたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いいたします。
3月には42名の子どもたちがひかりの子を巣立ち、それぞれの小学校での生活を始めようとしています。乳幼児の期間は、人生の根っこを育てる大事な時期だと思っています。目には見えない部分ですが、目に見える部分を支える大事な根っこ。愛情たっぷりに関わることが栄養になると思っています。愛情を受けて自己肯定感を育み、自分らしく安心して成長していってくれることを願っています。そして、少しでも私たち保育者がそのお手伝いができたら幸いです。『子どもの育ちを信じて待つ』ことをいつも胸に置きながら今年度も子どもたちと共に私たち大人も成長することができたらと思います。
今年度から、4歳児、5歳児もそれぞれの学年のクラス編成とさせていただきました。子どもたち一人ひとりの姿を改めてしっかりと確認しながら、その子に合った、またその年齢に合った関わりを大事にしていきたいと思います。そして、今まで以上に異年齢の子ども同士が関わることでお互いに刺激し合ったり、思いやりの気持ちが育まれたりするような機会を大事にしていきたいと考えています。ひかりの子で大事にしたいことは今までと変わらず守りながら過ごしていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
環境が変わって子どもたちも不安になることがあるかもしれません。なにかお気づきのことがありましたらいつでもお声掛けください。最後に、年度末のお忙しい時に特別保育のご協力をいただきありがとうございました。
園長 岡田絵里子
園庭のチューリップもきれいに咲き、今年度のスタートをお祝いしてくれているようです。今年度は33名の新入園児を迎えました。慣れない環境に戸惑うのは大人も同じことだと思います。子どものみならず、保護者の皆さまにも安心して大切なお子さんを預けていただくことができるよう温かな環境を作って行きたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いいたします。
3月には42名の子どもたちがひかりの子を巣立ち、それぞれの小学校での生活を始めようとしています。乳幼児の期間は、人生の根っこを育てる大事な時期だと思っています。目には見えない部分ですが、目に見える部分を支える大事な根っこ。愛情たっぷりに関わることが栄養になると思っています。愛情を受けて自己肯定感を育み、自分らしく安心して成長していってくれることを願っています。そして、少しでも私たち保育者がそのお手伝いができたら幸いです。『子どもの育ちを信じて待つ』ことをいつも胸に置きながら今年度も子どもたちと共に私たち大人も成長することができたらと思います。
今年度から、4歳児、5歳児もそれぞれの学年のクラス編成とさせていただきました。子どもたち一人ひとりの姿を改めてしっかりと確認しながら、その子に合った、またその年齢に合った関わりを大事にしていきたいと思います。そして、今まで以上に異年齢の子ども同士が関わることでお互いに刺激し合ったり、思いやりの気持ちが育まれたりするような機会を大事にしていきたいと考えています。ひかりの子で大事にしたいことは今までと変わらず守りながら過ごしていきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
環境が変わって子どもたちも不安になることがあるかもしれません。なにかお気づきのことがありましたらいつでもお声掛けください。最後に、年度末のお忙しい時に特別保育のご協力をいただきありがとうございました。
園長 岡田絵里子
5月
「子ども同士の関わりの中で」
こいのぼりが大空で泳ぐ季節になりました。新年度が始まり1か月が過ぎ、笑顔と笑い声が響くようになりました。4月は初めての環境に戸惑い、不安で泣けてしまうことで保護者の皆さまも心配されていたことと思います。しかし、子どもたちは本当に柔軟ですね。日々、自分の居場所を見つけ、安心できる人を見つけているようです。好きなことや安心できる人を見つけることで笑顔が増えてきました。私たち職員も子どもたちとの信頼関係を深めていけるように、一緒に好きな遊びを見つけていきたいと思います。
今年度は、新年度早々から4.5歳児の子どもたちは異年齢でお散歩に出かけることが多かったです。「1つ大きくなった自分」が嬉しくて、とても張り切っている様子があります。そして、ひよこ、こりす組の子は2階のテラスや保育室でゆったりと。りす組からほし組までの子たちは存分に園庭で遊んでいます。そんな中で感じるのは、やはり子ども同士の関わりの面白さです。それぞれのクラスで自分の思いを少しずつ出せるようになり、担任に受け止めてもらうことで早くも自分以外の友だちにも思いが向けられているようです。ある日の夕方の園庭で、ほし組(3歳児)の子が小さな虫を見つけて手のひらにのせて見せてくれました。「ほら見て、これケモムシだよ!」「ケモムシ?」「うん、そう。さっきまでアリさんとけんかしてたんだけど…あれ、おかしいな、うごかない」と手のひらで転がしながら確認しています。ケモムシとはその子が命名したと思われますが、私も何の虫か分かりませんでした。そこに、1つ年下の2歳児の子が来て「なに?」とのぞきました。ほし組のお姉さんは「これね、ケモムシだよ。ほら、こわいでしょ~?」と。すると2歳児さんは「うん、こわ~い」と逃げ腰でした。「こわいでしょ~?」と言う時に低い声で、怖そうに言うのです。お姉さんが怖そうな声色と表情で言うのを見て(聞いて)、「これはこわいんだ!」と思ったのでしょうね。なんとも微笑ましい光景でした。年齢の違う子たち同士の関わりはこんなに身近にあります。一緒に過ごす時間がお互いを知ることにつながり、思いやることにつながるといいなと思います。そして、友だちとの関わりから得ることはとても多いのです。それは実際に何かをすることだけでなく、目に見えない部分で印象に残ったり、感じたり。優しくしてもらったり怒られてしまったり、色々なことがありますが大人との関わりとはまた違った良さが満載です。
今月は新たに3名の職員を迎えます。それぞれの所で皆様と関わらせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
こいのぼりが大空で泳ぐ季節になりました。新年度が始まり1か月が過ぎ、笑顔と笑い声が響くようになりました。4月は初めての環境に戸惑い、不安で泣けてしまうことで保護者の皆さまも心配されていたことと思います。しかし、子どもたちは本当に柔軟ですね。日々、自分の居場所を見つけ、安心できる人を見つけているようです。好きなことや安心できる人を見つけることで笑顔が増えてきました。私たち職員も子どもたちとの信頼関係を深めていけるように、一緒に好きな遊びを見つけていきたいと思います。
今年度は、新年度早々から4.5歳児の子どもたちは異年齢でお散歩に出かけることが多かったです。「1つ大きくなった自分」が嬉しくて、とても張り切っている様子があります。そして、ひよこ、こりす組の子は2階のテラスや保育室でゆったりと。りす組からほし組までの子たちは存分に園庭で遊んでいます。そんな中で感じるのは、やはり子ども同士の関わりの面白さです。それぞれのクラスで自分の思いを少しずつ出せるようになり、担任に受け止めてもらうことで早くも自分以外の友だちにも思いが向けられているようです。ある日の夕方の園庭で、ほし組(3歳児)の子が小さな虫を見つけて手のひらにのせて見せてくれました。「ほら見て、これケモムシだよ!」「ケモムシ?」「うん、そう。さっきまでアリさんとけんかしてたんだけど…あれ、おかしいな、うごかない」と手のひらで転がしながら確認しています。ケモムシとはその子が命名したと思われますが、私も何の虫か分かりませんでした。そこに、1つ年下の2歳児の子が来て「なに?」とのぞきました。ほし組のお姉さんは「これね、ケモムシだよ。ほら、こわいでしょ~?」と。すると2歳児さんは「うん、こわ~い」と逃げ腰でした。「こわいでしょ~?」と言う時に低い声で、怖そうに言うのです。お姉さんが怖そうな声色と表情で言うのを見て(聞いて)、「これはこわいんだ!」と思ったのでしょうね。なんとも微笑ましい光景でした。年齢の違う子たち同士の関わりはこんなに身近にあります。一緒に過ごす時間がお互いを知ることにつながり、思いやることにつながるといいなと思います。そして、友だちとの関わりから得ることはとても多いのです。それは実際に何かをすることだけでなく、目に見えない部分で印象に残ったり、感じたり。優しくしてもらったり怒られてしまったり、色々なことがありますが大人との関わりとはまた違った良さが満載です。
今月は新たに3名の職員を迎えます。それぞれの所で皆様と関わらせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
6月
「 夢中になる 」
あっという間に6月になりました。今年の梅雨入りはいつごろになるのでしょか。「梅雨」のこの時期特に、園では♪ぱらぱらおちる♪という讃美歌があちらこちらで聞かれます。その讃美歌を口ずさみながら降っている雨を眺めていると、外に出られず少し憂鬱な気持ちも穏やかになる気がします。ただ、最近の雨の降り方は「ぱらぱら」という感じではなく、災害が心配されるような降り方をしますので危機感も合わせて持っていきたいと思っています。梅雨の時期も、子どもたちと自然に目を向け、神さまの恵みに感謝しながら過ごしたいものです。「花の日」もありますので、改めて身近な草花も気にとめながら心にゆとりをもって過ごしたいですね。5月10日に配信しました「花の日のお知らせ」で、由来を改めてご確認いただけるようお願いします。
先日は、幼児クラスの親子遠足が行われました。天候に恵まれ、十分に楽しめたのではないかと思います。遠足の行き先ではクラスごと集まって、親子の交流の時間をもう少し取れたら…と例年思っているのですが、一般のお客さんや他園の遠足も重なるため十分な場所を確保することができず、今年も短時間になってしまいました。その点も含めて保護者の皆さまのご理解とご協力のもと無事に終えることができ、感謝いたします。私はほし組の動物園に一緒に行かせてもらいました。せっかく動物園に行ったのだから、動物を見て楽しんで!と期待するのは大人で、子どもたちの楽しみは、おやつだったりお弁当だったり。そして、道中の虫。ありやダンゴムシの宝庫でした。動物にばかり目がいく私でしたが、ふと見ると、薄暗い道の脇の土を触って夢中になっている子たちの姿が。仲良しの子と体を寄せ合って土を触って虫を捕まえてMyケースに入れていました。「ケースも持ってきたの?」と笑ってしまいました。虫探しをして捕まえている姿は園でいつも見る姿と一緒です。ついつい「せっかく動物園に来たのに~、動物は見なくていいの?」と言ってしまいましたが、彼らの興味は今は虫。これだけ夢中になれる好きなことがあることはこの時期の子どもたちにとって、とても大事なことですね。ものすごい集中力を発揮していましたよ。大人の期待や見ている所と、子どもたちの見ている所がずれてしまうことは多々あります。子どもたちが「今」何を見ているのか、何に夢中になっているのかを同じ目線で見る意識をしていかないと、子どもたちは一方的に注意されたり不本意に怒られたりすることになりかねません。子どもの「今」を大事にし、夢中になれることを一緒に喜んでいきたいですね。「今」夢中になれることで、確実に多くのことを学んでいます。
あっという間に6月になりました。今年の梅雨入りはいつごろになるのでしょか。「梅雨」のこの時期特に、園では♪ぱらぱらおちる♪という讃美歌があちらこちらで聞かれます。その讃美歌を口ずさみながら降っている雨を眺めていると、外に出られず少し憂鬱な気持ちも穏やかになる気がします。ただ、最近の雨の降り方は「ぱらぱら」という感じではなく、災害が心配されるような降り方をしますので危機感も合わせて持っていきたいと思っています。梅雨の時期も、子どもたちと自然に目を向け、神さまの恵みに感謝しながら過ごしたいものです。「花の日」もありますので、改めて身近な草花も気にとめながら心にゆとりをもって過ごしたいですね。5月10日に配信しました「花の日のお知らせ」で、由来を改めてご確認いただけるようお願いします。
先日は、幼児クラスの親子遠足が行われました。天候に恵まれ、十分に楽しめたのではないかと思います。遠足の行き先ではクラスごと集まって、親子の交流の時間をもう少し取れたら…と例年思っているのですが、一般のお客さんや他園の遠足も重なるため十分な場所を確保することができず、今年も短時間になってしまいました。その点も含めて保護者の皆さまのご理解とご協力のもと無事に終えることができ、感謝いたします。私はほし組の動物園に一緒に行かせてもらいました。せっかく動物園に行ったのだから、動物を見て楽しんで!と期待するのは大人で、子どもたちの楽しみは、おやつだったりお弁当だったり。そして、道中の虫。ありやダンゴムシの宝庫でした。動物にばかり目がいく私でしたが、ふと見ると、薄暗い道の脇の土を触って夢中になっている子たちの姿が。仲良しの子と体を寄せ合って土を触って虫を捕まえてMyケースに入れていました。「ケースも持ってきたの?」と笑ってしまいました。虫探しをして捕まえている姿は園でいつも見る姿と一緒です。ついつい「せっかく動物園に来たのに~、動物は見なくていいの?」と言ってしまいましたが、彼らの興味は今は虫。これだけ夢中になれる好きなことがあることはこの時期の子どもたちにとって、とても大事なことですね。ものすごい集中力を発揮していましたよ。大人の期待や見ている所と、子どもたちの見ている所がずれてしまうことは多々あります。子どもたちが「今」何を見ているのか、何に夢中になっているのかを同じ目線で見る意識をしていかないと、子どもたちは一方的に注意されたり不本意に怒られたりすることになりかねません。子どもの「今」を大事にし、夢中になれることを一緒に喜んでいきたいですね。「今」夢中になれることで、確実に多くのことを学んでいます。
7月
「 ちいさないのち 」
今年は梅雨明けが早そうですね。「10年に一度の高温の夏」と言われ、今年もプール遊びがままならない夏が続きそうですので、室内でも夏ならではの楽しさが味わえるように保育を工夫していきたいと思います。
さて、先月ひかりの子にウーパールーパーの赤ちゃんがやってきました。たくさん生まれたところで分けていただけるとお話をいただき、生き物が大好きなそら組の子どもたちに相談しました。もちろん「飼いたい!!」と大喜びでしたので、私からそら組の子どもたちにお願いをしました。「ウーパールーパーって、どうやったら飼えるのか?気を付けなければいけないことは?」を、みんなで調べてほしいと伝え、飼えそうだったら大事にしようということになりました。(事前に職員が色々と調べ、生まれたばかりのウーパールーパーを育てるのはだいぶ難しいと学んでいました。)子どもたちは、職員と一緒にタブレットで調べ、調べたことを模造紙に書いて報告に来てくれました。正面玄関を入った所に貼ってありますので、ぜひ見てくださいね。『水温は15度~20度くらい』『水のカルキは抜く』『あかむしを食べる』『暑さに弱い』等々調べてくれました。これを受け、今度は「カルキってなに?どうすればいい?」を調べてもらうことにしました。そうすると『水を15分沸騰させるか、バケツの水を2~3日そのままにしておく』と教えてくれました。2~3日バケツに水を入れておくことは、子どもたちでもできるということで早速準備をしてもらうことにしました。小さな命を迎えるにあたり、すぐに死んでしまうかもしれないことも含めて子どもたちと一緒に考えたり、向き合っていくことはとても大事な学びになると思い、今回みんなで飼うことを決断しました。迎え入れる当日は朝からみんなでそわそわ、わくわく。なによりも水温管理と水質管理が大事!と教えてもらっていたため、もう少し大きく育つまでは事務所の中で管理することにしました。なので、朝夕問わず、子どもたちが静かに事務所に来て「ウーパールーパー見に来たよ!」とそっと眺めています。保護者の方も一緒に楽しみにしてくれており、色々調べてくださったり、教えてくださったり、そんな関わりも非常に嬉しいと感じています。今は、職員も毎朝「大丈夫かな?」とドキドキで出勤。元気に泳ぐ姿を見てホッとし、元気をもらっています。うまく育つばかりではないと思いますが、その時その時で、子どもたちと現実を受け止め、考えながら最後まで大事にしていきたいと思っています。そこから考えること、学ぶことが必ずあるはずです。
*先週末、数匹死んでしまいました。ちょうど見に来たほし組の子に伝えると神妙な表情をしていました。そら組の子どもたちも悲しい気持ちを伝えてくれています。小さな命を思いやる気持ちを大事にしたいと思います。
今年は梅雨明けが早そうですね。「10年に一度の高温の夏」と言われ、今年もプール遊びがままならない夏が続きそうですので、室内でも夏ならではの楽しさが味わえるように保育を工夫していきたいと思います。
さて、先月ひかりの子にウーパールーパーの赤ちゃんがやってきました。たくさん生まれたところで分けていただけるとお話をいただき、生き物が大好きなそら組の子どもたちに相談しました。もちろん「飼いたい!!」と大喜びでしたので、私からそら組の子どもたちにお願いをしました。「ウーパールーパーって、どうやったら飼えるのか?気を付けなければいけないことは?」を、みんなで調べてほしいと伝え、飼えそうだったら大事にしようということになりました。(事前に職員が色々と調べ、生まれたばかりのウーパールーパーを育てるのはだいぶ難しいと学んでいました。)子どもたちは、職員と一緒にタブレットで調べ、調べたことを模造紙に書いて報告に来てくれました。正面玄関を入った所に貼ってありますので、ぜひ見てくださいね。『水温は15度~20度くらい』『水のカルキは抜く』『あかむしを食べる』『暑さに弱い』等々調べてくれました。これを受け、今度は「カルキってなに?どうすればいい?」を調べてもらうことにしました。そうすると『水を15分沸騰させるか、バケツの水を2~3日そのままにしておく』と教えてくれました。2~3日バケツに水を入れておくことは、子どもたちでもできるということで早速準備をしてもらうことにしました。小さな命を迎えるにあたり、すぐに死んでしまうかもしれないことも含めて子どもたちと一緒に考えたり、向き合っていくことはとても大事な学びになると思い、今回みんなで飼うことを決断しました。迎え入れる当日は朝からみんなでそわそわ、わくわく。なによりも水温管理と水質管理が大事!と教えてもらっていたため、もう少し大きく育つまでは事務所の中で管理することにしました。なので、朝夕問わず、子どもたちが静かに事務所に来て「ウーパールーパー見に来たよ!」とそっと眺めています。保護者の方も一緒に楽しみにしてくれており、色々調べてくださったり、教えてくださったり、そんな関わりも非常に嬉しいと感じています。今は、職員も毎朝「大丈夫かな?」とドキドキで出勤。元気に泳ぐ姿を見てホッとし、元気をもらっています。うまく育つばかりではないと思いますが、その時その時で、子どもたちと現実を受け止め、考えながら最後まで大事にしていきたいと思っています。そこから考えること、学ぶことが必ずあるはずです。
*先週末、数匹死んでしまいました。ちょうど見に来たほし組の子に伝えると神妙な表情をしていました。そら組の子どもたちも悲しい気持ちを伝えてくれています。小さな命を思いやる気持ちを大事にしたいと思います。
8月
「 お泊り保育を終えて 」
今年の梅雨明けは早く、思った以上にプール遊びが楽しめる気温が続いています。その都度、熱中症予防指数を確認しながらですが、夏ならではの遊びを存分にしていきたいと思います。
さて、先月はそら組のお泊り保育が行われました。初日は大型バスに乗って昆虫自然観察公園に出かけました。サワガニの赤ちゃんが多くてあちこちを歩いていたので、踏まないように気を付けながら勇気を出して捕まえようとチャレンジしたり、クイズの看板を見つけて答えを考えたりと思い思いに過ごせました。館内には20cmくらいのウーパールーパーもいて、興味津々。「いつになったらこのくらいの大きさになるかな~?」「12月くらいにはなるんじゃない?」と微笑ましい会話も聞こえてきていました。園に帰ってきてからはシャワーをして休憩しながら、夕食の準備に取りかかりました。今年は、カレーと「ナン」。ナン作りを自分たちで行いました。粉を混ぜて袋の中でこねて、寝かして、自分のクッキングペーパーの上で成形する。そして給食室で焼いてもらう工程でした。うまくできるか、実は職員もドキドキでしたが、出来上がりは大成功!ほんのり甘い香りとモチモチ感と香ばしさが最高で、カレーをたっぷりつけて、おかわりもしながら大満足の様子でした。友だちと一緒に楽しみながら作り、そして会話が弾む中での食事はまさに大事にしたい食事の姿だなと改めて感じました。普段は家族に手伝ってもらったり、やってもらったりしている身の回りのことを、基本的には自分ですべて行いながらのお泊り保育ですので、子どもたちも一生懸命に頑張っていました。周りの子たちと助け合う姿も見られ、やはりこの体験は子どもたちをまた一回りたくましくさせるものだと実感します。夜のお楽しみでは2階の保育室にも虫探しに出かけ、ワクワク感満載でした。就寝前には、保護者の皆さまから子どもたちへ事前にいただいた「秘密の手紙」を読んでもらいました。読んでいる職員が感動して泣いてしまうというハプニング?もありながら、子どもたちは少し照れ臭そうにしたり、涙をこらえたりしながら、おうちの人たちへの思いを噛みしめているようでした。そして手紙をなくさないようにかばんにしまってから寝る子、大事に持って寝る子と様々でしたが、例年になくあっという間の就寝で、朝までぐっすりでした。翌日は朝の散歩や朝食のパンバイキングも満喫し、無事にお泊り保育ができたことの感謝の礼拝を守って終わりました。この一泊の経験が、これからの子どもたちの自信につながっていくと信じます。そら組が園外に出ている間に、にじ組の子たちがホールを飾りつけ応援のメッセージを残してくれていました。にじ組の子どもたちも、「来年は自分たちの番」と楽しみにできるといいなと思います。私たち大人は、子どもたちの小さなチャレンジを見逃さずそっと背中を押したり、でも不安な時はいつでも戻ることのできる安全基地であるために、子どもたち一人ひとりへの理解を深めていきたいと思います。明日は夏まつりです。短い時間ですが親子で楽しいひと時をお過ごしくださいね。
(*ウーパールーパーですが、一生懸命お世話をし、子どもたちも日々様子を見に来てくれていますが、1匹となってしまいました。) 園長 岡田絵里子
今年の梅雨明けは早く、思った以上にプール遊びが楽しめる気温が続いています。その都度、熱中症予防指数を確認しながらですが、夏ならではの遊びを存分にしていきたいと思います。
さて、先月はそら組のお泊り保育が行われました。初日は大型バスに乗って昆虫自然観察公園に出かけました。サワガニの赤ちゃんが多くてあちこちを歩いていたので、踏まないように気を付けながら勇気を出して捕まえようとチャレンジしたり、クイズの看板を見つけて答えを考えたりと思い思いに過ごせました。館内には20cmくらいのウーパールーパーもいて、興味津々。「いつになったらこのくらいの大きさになるかな~?」「12月くらいにはなるんじゃない?」と微笑ましい会話も聞こえてきていました。園に帰ってきてからはシャワーをして休憩しながら、夕食の準備に取りかかりました。今年は、カレーと「ナン」。ナン作りを自分たちで行いました。粉を混ぜて袋の中でこねて、寝かして、自分のクッキングペーパーの上で成形する。そして給食室で焼いてもらう工程でした。うまくできるか、実は職員もドキドキでしたが、出来上がりは大成功!ほんのり甘い香りとモチモチ感と香ばしさが最高で、カレーをたっぷりつけて、おかわりもしながら大満足の様子でした。友だちと一緒に楽しみながら作り、そして会話が弾む中での食事はまさに大事にしたい食事の姿だなと改めて感じました。普段は家族に手伝ってもらったり、やってもらったりしている身の回りのことを、基本的には自分ですべて行いながらのお泊り保育ですので、子どもたちも一生懸命に頑張っていました。周りの子たちと助け合う姿も見られ、やはりこの体験は子どもたちをまた一回りたくましくさせるものだと実感します。夜のお楽しみでは2階の保育室にも虫探しに出かけ、ワクワク感満載でした。就寝前には、保護者の皆さまから子どもたちへ事前にいただいた「秘密の手紙」を読んでもらいました。読んでいる職員が感動して泣いてしまうというハプニング?もありながら、子どもたちは少し照れ臭そうにしたり、涙をこらえたりしながら、おうちの人たちへの思いを噛みしめているようでした。そして手紙をなくさないようにかばんにしまってから寝る子、大事に持って寝る子と様々でしたが、例年になくあっという間の就寝で、朝までぐっすりでした。翌日は朝の散歩や朝食のパンバイキングも満喫し、無事にお泊り保育ができたことの感謝の礼拝を守って終わりました。この一泊の経験が、これからの子どもたちの自信につながっていくと信じます。そら組が園外に出ている間に、にじ組の子たちがホールを飾りつけ応援のメッセージを残してくれていました。にじ組の子どもたちも、「来年は自分たちの番」と楽しみにできるといいなと思います。私たち大人は、子どもたちの小さなチャレンジを見逃さずそっと背中を押したり、でも不安な時はいつでも戻ることのできる安全基地であるために、子どもたち一人ひとりへの理解を深めていきたいと思います。明日は夏まつりです。短い時間ですが親子で楽しいひと時をお過ごしくださいね。
(*ウーパールーパーですが、一生懸命お世話をし、子どもたちも日々様子を見に来てくれていますが、1匹となってしまいました。) 園長 岡田絵里子
9月
「 子どもたちと一緒に学ぶ 」
まだまだ厳しい残暑が続いていますが、吹く風に少し涼しさも覚え、季節の移り変わりを感じますね。今年はプールあそびや泡あそびなど、夏ならではの水あそびを楽しめる日が多かったです。引き続きシャワーをして汗を流しながら気持ちよく過ごしていきたいと思います。
さて、6月中旬にひかりの子に迎えたウーパールーパーですが、8月中旬に最後の1匹も死んでしまいました。毎日、朝夕と事務所に寄って眺めたり、確認したりして気にしてくれていた子どもたちにはその都度伝え、クラスでも伝えました。「え~、かわいそう」という反応はもちろんですが、「死んじゃったんだ…」と呟き、何かを考えている表情のまま黙っている子、無言で「うんうん」と頷く子と様々でした。言葉では表現できない気持ちを心で噛みしめているようにも見えました。そら組のAくんは毎日様子を見に来てくれていた1人です。どうやって伝えようかなと気になっていたのですが、私たちが伝える前に、同じクラスの友だちから聞いたようでした。事務所に寄った時に「ねえ、ウーパールーパー死んじゃったんでしょ?Bくんに聞いた。」と。「聞いたんだね、そうなんだよ」と言うと「うん」と一言。「一生懸命お世話したけど、残念だったね。」と伝えるのが精一杯でした。また別の日にそら組のCちゃんとDちゃんが事務所に来ました。やはり「ウーパールーパー死んじゃったんだよね?」と言うので、「そうなんだよ、悲しいね。」と伝えました。すると、Dちゃんが「やっぱり難しいんだね。なにが悪かったのかな?」と考えるような仕草をしていました。Cちゃん「暑かったのかな?」私「でもね、夜も涼しくしてたんだよ。」と会話をしていましたが、「何が悪かったのか考えてみたほうがいいかな…」と子どもたち。すごい、こんな風に思ってくれたんだ!とびっくりしました。とても短い期間でしたが、子どもたちと一緒に考えて準備して、毎日観察したり気にかけたりしながら過ごした時間はかなり濃密でした。「命」を身近に感じ、その小さな命の大切さも痛感して過ごしましたが、うまくいかなかった経験も子どもたちと一緒にできたことは私たち大人にとっても貴重な体験でした。大人だから全部分かる、子どもだから分からないのではなく、「一緒に考える」「一緒に学ぶ」ことで記憶や心に残ることが多いのではないかと感じました。大人も知らないことがたくさんあり、子どもと一緒に経験することでワクワクさせてもらったり童心にかえることができますね。子どもに何かをさせて、それを見守ることが大人なのではなく、いかに一緒におもしろがり、楽しむことができるかを考えていきたいと改めて思いました。今回の件では「命」の尊さ、儚さも感じましたが、それを子どもたちと共有できたことを感謝したいと思います。
まだまだ厳しい残暑が続いていますが、吹く風に少し涼しさも覚え、季節の移り変わりを感じますね。今年はプールあそびや泡あそびなど、夏ならではの水あそびを楽しめる日が多かったです。引き続きシャワーをして汗を流しながら気持ちよく過ごしていきたいと思います。
さて、6月中旬にひかりの子に迎えたウーパールーパーですが、8月中旬に最後の1匹も死んでしまいました。毎日、朝夕と事務所に寄って眺めたり、確認したりして気にしてくれていた子どもたちにはその都度伝え、クラスでも伝えました。「え~、かわいそう」という反応はもちろんですが、「死んじゃったんだ…」と呟き、何かを考えている表情のまま黙っている子、無言で「うんうん」と頷く子と様々でした。言葉では表現できない気持ちを心で噛みしめているようにも見えました。そら組のAくんは毎日様子を見に来てくれていた1人です。どうやって伝えようかなと気になっていたのですが、私たちが伝える前に、同じクラスの友だちから聞いたようでした。事務所に寄った時に「ねえ、ウーパールーパー死んじゃったんでしょ?Bくんに聞いた。」と。「聞いたんだね、そうなんだよ」と言うと「うん」と一言。「一生懸命お世話したけど、残念だったね。」と伝えるのが精一杯でした。また別の日にそら組のCちゃんとDちゃんが事務所に来ました。やはり「ウーパールーパー死んじゃったんだよね?」と言うので、「そうなんだよ、悲しいね。」と伝えました。すると、Dちゃんが「やっぱり難しいんだね。なにが悪かったのかな?」と考えるような仕草をしていました。Cちゃん「暑かったのかな?」私「でもね、夜も涼しくしてたんだよ。」と会話をしていましたが、「何が悪かったのか考えてみたほうがいいかな…」と子どもたち。すごい、こんな風に思ってくれたんだ!とびっくりしました。とても短い期間でしたが、子どもたちと一緒に考えて準備して、毎日観察したり気にかけたりしながら過ごした時間はかなり濃密でした。「命」を身近に感じ、その小さな命の大切さも痛感して過ごしましたが、うまくいかなかった経験も子どもたちと一緒にできたことは私たち大人にとっても貴重な体験でした。大人だから全部分かる、子どもだから分からないのではなく、「一緒に考える」「一緒に学ぶ」ことで記憶や心に残ることが多いのではないかと感じました。大人も知らないことがたくさんあり、子どもと一緒に経験することでワクワクさせてもらったり童心にかえることができますね。子どもに何かをさせて、それを見守ることが大人なのではなく、いかに一緒におもしろがり、楽しむことができるかを考えていきたいと改めて思いました。今回の件では「命」の尊さ、儚さも感じましたが、それを子どもたちと共有できたことを感謝したいと思います。
10月
「 子どもにとって必要なこと 」
ようやく秋の気配を感じるようになりました。今年の夏は予想以上に水遊びを楽しむことができ、心なしか子どもたちもたくましくなったように思います。水遊びの準備、ありがとうございました。
食欲の秋となりましたが、先日給食のサンプルがあるところである親子がかわいらしい会話をしている所を見かけました。「コレ、全部食べた!」と嬉しそうに報告する子に、「良かったね」とお母さん。そして、皆さんもご存知でしょうか、給食レシピのファイルがあるのですが、そこから1枚その子が抜きました。お母さんに聞いたら、そのレシピで食事を作ることがあり、そうするとよく食べるのだそうです。とても嬉しくて、給食職員にすぐに伝えました。給食職員もとても喜んでいました。園で提供する食事で家庭と繋がれることは、「食育」としても非常に嬉しいことです。もしよかったら皆様も参考にしてみてください!
先日ある講演を聞く機会がありました。その中で、子どもたちが育つために必要なこととして、【1.絶対的な安心感 2.自由な遊びの中で磨かれる主体性 3.雑多な人間関係と失敗】であるとおっしゃっていました。「2.自由な遊びの中で磨かれる主体性」は、親(保育者)は子どもを信頼し、自由に過ごす時間を保障すること、遊びには予想外がつきもので、その体験の蓄積が、主体性と不測の事態への対応力を育む…。とのことでした。この、「予想外の体験」ができそうな経験をどれだけ見守ることができているでしょうか?つい、「あぶないからやめて」「こうしたほうがうまくいくんじゃない?」等々、大人の経験値で予測できることを先に言ってしまっていないでしょうか?子どもたちは、実体験の中で気づき、学びます。思ったようにできなかったのであれば「どうしたらできるかな?」と考えたり、調べたり、またチャレンジする力をつけてほしいと思います。大人がお膳立てしすぎてレールを敷いてしまうことは、子どもの学ぶ力を奪うことにもなりますね。自分で考えて行動する、その繰り返しが主体性も育むのではないかと思っています。うまくいかなくて悔しい思いをしたり、様々な人間関係の中で自分の気持ちを相手に理解してもらうために、どんな言葉を使えばよいのか学んだり…その経験をしっかりさせてあげることが乳幼児期に大事なことであると改めて感じました。私たち大人がそのモデルとなりたいですね。正しく美しい日本語や、複雑な気持ちを表現するための豊かな語彙をどれだけ自分が使い、子どもたちに語り掛けているのか、振りかえる機会となりました。今やスマホはあって当たり前となり、大人にとっては非常に便利なものではありますが、子どもは身近な大人や友だちと関わり合いながら泣いたり笑ったりして豊かな人間関係の中で育っていくことを忘れずに、短期的な目でなく20年後を見据えて、どのような大人に育ってほしいのか考え続けていきたいですね。
ようやく秋の気配を感じるようになりました。今年の夏は予想以上に水遊びを楽しむことができ、心なしか子どもたちもたくましくなったように思います。水遊びの準備、ありがとうございました。
食欲の秋となりましたが、先日給食のサンプルがあるところである親子がかわいらしい会話をしている所を見かけました。「コレ、全部食べた!」と嬉しそうに報告する子に、「良かったね」とお母さん。そして、皆さんもご存知でしょうか、給食レシピのファイルがあるのですが、そこから1枚その子が抜きました。お母さんに聞いたら、そのレシピで食事を作ることがあり、そうするとよく食べるのだそうです。とても嬉しくて、給食職員にすぐに伝えました。給食職員もとても喜んでいました。園で提供する食事で家庭と繋がれることは、「食育」としても非常に嬉しいことです。もしよかったら皆様も参考にしてみてください!
先日ある講演を聞く機会がありました。その中で、子どもたちが育つために必要なこととして、【1.絶対的な安心感 2.自由な遊びの中で磨かれる主体性 3.雑多な人間関係と失敗】であるとおっしゃっていました。「2.自由な遊びの中で磨かれる主体性」は、親(保育者)は子どもを信頼し、自由に過ごす時間を保障すること、遊びには予想外がつきもので、その体験の蓄積が、主体性と不測の事態への対応力を育む…。とのことでした。この、「予想外の体験」ができそうな経験をどれだけ見守ることができているでしょうか?つい、「あぶないからやめて」「こうしたほうがうまくいくんじゃない?」等々、大人の経験値で予測できることを先に言ってしまっていないでしょうか?子どもたちは、実体験の中で気づき、学びます。思ったようにできなかったのであれば「どうしたらできるかな?」と考えたり、調べたり、またチャレンジする力をつけてほしいと思います。大人がお膳立てしすぎてレールを敷いてしまうことは、子どもの学ぶ力を奪うことにもなりますね。自分で考えて行動する、その繰り返しが主体性も育むのではないかと思っています。うまくいかなくて悔しい思いをしたり、様々な人間関係の中で自分の気持ちを相手に理解してもらうために、どんな言葉を使えばよいのか学んだり…その経験をしっかりさせてあげることが乳幼児期に大事なことであると改めて感じました。私たち大人がそのモデルとなりたいですね。正しく美しい日本語や、複雑な気持ちを表現するための豊かな語彙をどれだけ自分が使い、子どもたちに語り掛けているのか、振りかえる機会となりました。今やスマホはあって当たり前となり、大人にとっては非常に便利なものではありますが、子どもは身近な大人や友だちと関わり合いながら泣いたり笑ったりして豊かな人間関係の中で育っていくことを忘れずに、短期的な目でなく20年後を見据えて、どのような大人に育ってほしいのか考え続けていきたいですね。
11月
「 安心できる居場所 」
朝夕が冷え込むようになり、秋を超えて一気に冬の気配を感じます。大人も子どもも寒暖差に体調を崩しやすくなっていますので、ゆっくりと身体を休め、ほっとできる時間も作っていきたいものですね。
今月は、収穫感謝祭があります。神様の恵みに改めて感謝し、自分たちだけでなく身近な人たちや社会に目を向け、その存在や働きに気付く機会にできたらと思っています。野菜や果物等の持ち寄りのご協力につきましてもよろしくお願いいたします。
先日「安心・安全な場のつくり方」という大人(職員)向けの研修を受ける機会がありました。「心理的安全性」についてが主な内容でしたが、この対象は大人だけでなく子どもにも十分置き換えられるものだと感じました。心理的安全性に必要な要素は「関係性」「自己効力感」「自律性」「目的と意味」「多様性」で、その中の「関係性」とは、何を言っても大丈夫という「否定されない」「傾聴」で育まれます。心理的安全性が高い状態とは、相手に関心を持ち、一緒に喜んでいることであるということ。子どもに対しては意識的にできていることも、相手が大人になると果たしてどこまで意識できているかな?と振り返る機会になりました。大人も子どもも、自分が相手に受け入れてもらえているかどうかは直感的に感じる部分もあると思います。「この人には分かってもらえない」の経験を繰り返すと、自分の気持ちを訴えなくなります。こども園は、大人にとっても安心できる居場所でなくてはならないと思っています。「大きな家族」のように、保護者の皆さまと職員が子どもたちのことを中心に、大事に考えていくことのできる集団でありたいものです。そのために、一人ひとりが安心して気持ちを出すことのできる温かな人の関わりをこれからも大事にしたいと強く思いました。何かうまくいかないことがあっても、「失敗から学べることがある」「いつかできるようになる」と思えることが次につながりますね。よく聞く「自己肯定感」。これは自分ではあげることができず、「やればできる」「やってみよう」という「自己効力感」を高めていくことが、自己肯定感アップにつながっていくとのことでした。結果よりもその過程(プロセス)に目を向け、具体的に何が素敵だったか、何を頑張っていたのかを認めてもらえると、大人も子どもも嬉しいですし、次につながりますね。お話を聞いて、自分自身もすぐに実践していこうと思えました。
先月、そら組の子どもたちと秋の遠足に行き芝生広場でけいどろをしました。久しぶりに全力で走り、足がもつれて転ぶのではないかと思いましたが、子どもたちと一緒に気持ち良い秋を感じられました。捕まったら本気でくやしがり、涙する姿を見て、一人ひとりの成長も感じると同時に、本気で遊びに夢中になれるこの経験がなによりも大事で、学びの基礎になるのだと実感しました。くやしさをバネに次はどうしたらいいかを考える、そんな姿が垣間見れた嬉しい時間でした。
朝夕が冷え込むようになり、秋を超えて一気に冬の気配を感じます。大人も子どもも寒暖差に体調を崩しやすくなっていますので、ゆっくりと身体を休め、ほっとできる時間も作っていきたいものですね。
今月は、収穫感謝祭があります。神様の恵みに改めて感謝し、自分たちだけでなく身近な人たちや社会に目を向け、その存在や働きに気付く機会にできたらと思っています。野菜や果物等の持ち寄りのご協力につきましてもよろしくお願いいたします。
先日「安心・安全な場のつくり方」という大人(職員)向けの研修を受ける機会がありました。「心理的安全性」についてが主な内容でしたが、この対象は大人だけでなく子どもにも十分置き換えられるものだと感じました。心理的安全性に必要な要素は「関係性」「自己効力感」「自律性」「目的と意味」「多様性」で、その中の「関係性」とは、何を言っても大丈夫という「否定されない」「傾聴」で育まれます。心理的安全性が高い状態とは、相手に関心を持ち、一緒に喜んでいることであるということ。子どもに対しては意識的にできていることも、相手が大人になると果たしてどこまで意識できているかな?と振り返る機会になりました。大人も子どもも、自分が相手に受け入れてもらえているかどうかは直感的に感じる部分もあると思います。「この人には分かってもらえない」の経験を繰り返すと、自分の気持ちを訴えなくなります。こども園は、大人にとっても安心できる居場所でなくてはならないと思っています。「大きな家族」のように、保護者の皆さまと職員が子どもたちのことを中心に、大事に考えていくことのできる集団でありたいものです。そのために、一人ひとりが安心して気持ちを出すことのできる温かな人の関わりをこれからも大事にしたいと強く思いました。何かうまくいかないことがあっても、「失敗から学べることがある」「いつかできるようになる」と思えることが次につながりますね。よく聞く「自己肯定感」。これは自分ではあげることができず、「やればできる」「やってみよう」という「自己効力感」を高めていくことが、自己肯定感アップにつながっていくとのことでした。結果よりもその過程(プロセス)に目を向け、具体的に何が素敵だったか、何を頑張っていたのかを認めてもらえると、大人も子どもも嬉しいですし、次につながりますね。お話を聞いて、自分自身もすぐに実践していこうと思えました。
先月、そら組の子どもたちと秋の遠足に行き芝生広場でけいどろをしました。久しぶりに全力で走り、足がもつれて転ぶのではないかと思いましたが、子どもたちと一緒に気持ち良い秋を感じられました。捕まったら本気でくやしがり、涙する姿を見て、一人ひとりの成長も感じると同時に、本気で遊びに夢中になれるこの経験がなによりも大事で、学びの基礎になるのだと実感しました。くやしさをバネに次はどうしたらいいかを考える、そんな姿が垣間見れた嬉しい時間でした。
12月
「 クリスマスを迎えます 」
朝晩が冷え込み、すっかり冬を感じるようになりました。先月は園内でインフルエンザが蔓延し、大変ご心配をおかけし申し訳ございませんでした。まだまだ感染症の流行る季節が続きますので園内での感染対策も引き続き行っていきます。
さて先日は育児講演会「乳幼児期からの性教育 こどものからだと性~親が知っておきたいこと~」にご参加いただきありがとうございました。「性教育」と考えると少しハードルが高く感じてしまいますが、今回のお話から、「子ども自身が自分を大事だと思える」ことの重要性を改めて感じました。「イヤな時はイヤだって言っていいからね」と日頃から子どもたち伝えてはいますが、イヤだと言えない子もいます。それどころかイヤなんて思ってはいけないと思っている子もいると伺い、苦しい思いを抱えながらもそれを理解してもらえずに成長していくことがあることを痛感しました。「気持ちいい・心地よい・安心する」経験をたくさんしないと、不快感やイヤな気持ちが分からないのかもしれないとおっしゃっていたことが印象的でした。私たちは、自分のことを大事に思い、困ったことや嫌なことは自分の言葉で言える子に育ってほしいと思っています。そのために、「言えるようになる」ことばかり求めていなかっただろうかと振り返る機会をいただきました。改めて、一人ひとりが愛され、安心できる環境が本当にできているか、その中で不快を表現できる環境もできているかを確認していきたいと思います。産声を上げて、へその緒が切られた瞬間から赤ちゃんの身体も心もその赤ちゃんのものであり、親(養育者)のものではないということもしっかり胸に刻みたいと思います。
一人ひとりの大切な子どもたちが生まれた時の嬉しい気持ち、出会えた幸せな気持ちを改めて感じるクリスマスが近づいてきました。救い主イエス様がお生まれになった日がクリスマスです。このうれしい出来事、喜びをみんなで分かち合いながら心静かにクリスマスを迎えたいと思います。にじ、そら組の子どもたちはクリスマスのお話をそれぞれに役割を決めてページェント(生誕劇)を行います。どの役も大切であり、1つも欠かすことができないことを、色々な役を楽しみ、ごっこ遊びとして行いながら知っていきます。クリスマス祝会当日(幼児クラスのみ)は、一緒にご参加いただく保護者の方々にもクリスマスのお話を伝え、一緒にお祝いしていただきたいと思っています。子どもたちが自分の気持ちを伝えたり、お友だちの気持ちも考えたりしながら1つのページェントを作り上げていく過程を大事にしながら過ごしていきたいと思っています。どうぞ子どもたちのことを見守ってください。
最後に、早いもので2025年が終わろうとしています。この1年も保護者の皆さまにご理解とご協力をいただき過ごせましたことを感謝申し上げます。
朝晩が冷え込み、すっかり冬を感じるようになりました。先月は園内でインフルエンザが蔓延し、大変ご心配をおかけし申し訳ございませんでした。まだまだ感染症の流行る季節が続きますので園内での感染対策も引き続き行っていきます。
さて先日は育児講演会「乳幼児期からの性教育 こどものからだと性~親が知っておきたいこと~」にご参加いただきありがとうございました。「性教育」と考えると少しハードルが高く感じてしまいますが、今回のお話から、「子ども自身が自分を大事だと思える」ことの重要性を改めて感じました。「イヤな時はイヤだって言っていいからね」と日頃から子どもたち伝えてはいますが、イヤだと言えない子もいます。それどころかイヤなんて思ってはいけないと思っている子もいると伺い、苦しい思いを抱えながらもそれを理解してもらえずに成長していくことがあることを痛感しました。「気持ちいい・心地よい・安心する」経験をたくさんしないと、不快感やイヤな気持ちが分からないのかもしれないとおっしゃっていたことが印象的でした。私たちは、自分のことを大事に思い、困ったことや嫌なことは自分の言葉で言える子に育ってほしいと思っています。そのために、「言えるようになる」ことばかり求めていなかっただろうかと振り返る機会をいただきました。改めて、一人ひとりが愛され、安心できる環境が本当にできているか、その中で不快を表現できる環境もできているかを確認していきたいと思います。産声を上げて、へその緒が切られた瞬間から赤ちゃんの身体も心もその赤ちゃんのものであり、親(養育者)のものではないということもしっかり胸に刻みたいと思います。
一人ひとりの大切な子どもたちが生まれた時の嬉しい気持ち、出会えた幸せな気持ちを改めて感じるクリスマスが近づいてきました。救い主イエス様がお生まれになった日がクリスマスです。このうれしい出来事、喜びをみんなで分かち合いながら心静かにクリスマスを迎えたいと思います。にじ、そら組の子どもたちはクリスマスのお話をそれぞれに役割を決めてページェント(生誕劇)を行います。どの役も大切であり、1つも欠かすことができないことを、色々な役を楽しみ、ごっこ遊びとして行いながら知っていきます。クリスマス祝会当日(幼児クラスのみ)は、一緒にご参加いただく保護者の方々にもクリスマスのお話を伝え、一緒にお祝いしていただきたいと思っています。子どもたちが自分の気持ちを伝えたり、お友だちの気持ちも考えたりしながら1つのページェントを作り上げていく過程を大事にしながら過ごしていきたいと思っています。どうぞ子どもたちのことを見守ってください。
最後に、早いもので2025年が終わろうとしています。この1年も保護者の皆さまにご理解とご協力をいただき過ごせましたことを感謝申し上げます。
1月
「 あけましておめでとうございます 」
新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
年末年始はご家族でゆっくりと過ごせたでしょうか?今年も笑顔あふれる1年になりますようにお祈りしています。
さて、12月にはクリスマスを迎えました。幼児クラスでは保護者の皆さまにも園で一緒にお祝いをしていただきありがとうございました。また、乳児クラスの子どもたちも園内で担任と一緒にクリスマスをお祝いすることができました。献金へのご理解、ご協力もありがとうございました。このクリスマスを迎える時、先月の園だよりでもお伝えしましたが、4,5才児クラスの子どもたちは生誕劇を行いました。はじめはごっこ遊びを通して、楽しく嬉しい気持ちで準備を進めていきますが、同時に真剣に向き合う気持ちも必要です。子どもたちは全体のストーリーを理解していますので、自分の動きやセリフだけでなく他の人の動きやセリフも自然に覚えます。今回、祝会当日お休みになってしまった子がいました。みんなで迎えることを楽しみにしていたクリスマス祝会ですので本当に残念でしたが、そら組の子ども同士の中から「〇〇くんの役、誰かほかの子ができるかな?」と声があがり、急遽相談して役を入れ替えました。お休みになった子自身も「大丈夫、きっとお友だちがやってくれるから」と仲間を信じる言葉があったとご両親から伺いました。大人の方が子どもから学ぶことばかりでした。「子どもの力を信じる」ことを常々大事にしたいと思っていますが、なかなか簡単なことではありません。今回の様々なエピソードを通して、やはり子どもたちは、子ども同士の関わりの中で育ち合っているということを実感しました。クリスマスを迎えるにあたり、礼拝を守ったり生誕劇をしたりと形だけを大事にするのではなく、子どもたちがクリスマスのお話に興味を持ち、その時のことに思いをはせ、あこがれていた去年の年長児たちの姿を思い出したりしながら、今年のひかりの子のクリスマスをお祝いしていくことをみんなで大事にしたいと改めて思いました。
そら組、にじ組の生誕劇は、他のクラスの子どもたちにも職員にも見てもらう時間を持ちました。子どもたちの成長した姿を見て感動する職員、そして、生誕劇の中で歌われる歌に身体を揺らしながらよく見ている小さいクラスの子どもたち。子どもたちはみんなに拍手をもらってまた自信をつけました。そして、この姿が子どもたちの中に残り、語り継がれていくのだなと思います。同学年の子ども同士の関わりの中で育つこと、そして異年齢の子どもたちの関わりの中で育つことがそれぞれにあります。それがこども園の中でみんなで過ごす良さであると思っています。
今年度も残すところわずかとなりました。一日一日を大切しながら、時に立ち止まって子どもたちの姿をよく見て、「今」を共に過ごしていきたいと思います。 園長 岡田絵里子
新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
年末年始はご家族でゆっくりと過ごせたでしょうか?今年も笑顔あふれる1年になりますようにお祈りしています。
さて、12月にはクリスマスを迎えました。幼児クラスでは保護者の皆さまにも園で一緒にお祝いをしていただきありがとうございました。また、乳児クラスの子どもたちも園内で担任と一緒にクリスマスをお祝いすることができました。献金へのご理解、ご協力もありがとうございました。このクリスマスを迎える時、先月の園だよりでもお伝えしましたが、4,5才児クラスの子どもたちは生誕劇を行いました。はじめはごっこ遊びを通して、楽しく嬉しい気持ちで準備を進めていきますが、同時に真剣に向き合う気持ちも必要です。子どもたちは全体のストーリーを理解していますので、自分の動きやセリフだけでなく他の人の動きやセリフも自然に覚えます。今回、祝会当日お休みになってしまった子がいました。みんなで迎えることを楽しみにしていたクリスマス祝会ですので本当に残念でしたが、そら組の子ども同士の中から「〇〇くんの役、誰かほかの子ができるかな?」と声があがり、急遽相談して役を入れ替えました。お休みになった子自身も「大丈夫、きっとお友だちがやってくれるから」と仲間を信じる言葉があったとご両親から伺いました。大人の方が子どもから学ぶことばかりでした。「子どもの力を信じる」ことを常々大事にしたいと思っていますが、なかなか簡単なことではありません。今回の様々なエピソードを通して、やはり子どもたちは、子ども同士の関わりの中で育ち合っているということを実感しました。クリスマスを迎えるにあたり、礼拝を守ったり生誕劇をしたりと形だけを大事にするのではなく、子どもたちがクリスマスのお話に興味を持ち、その時のことに思いをはせ、あこがれていた去年の年長児たちの姿を思い出したりしながら、今年のひかりの子のクリスマスをお祝いしていくことをみんなで大事にしたいと改めて思いました。
そら組、にじ組の生誕劇は、他のクラスの子どもたちにも職員にも見てもらう時間を持ちました。子どもたちの成長した姿を見て感動する職員、そして、生誕劇の中で歌われる歌に身体を揺らしながらよく見ている小さいクラスの子どもたち。子どもたちはみんなに拍手をもらってまた自信をつけました。そして、この姿が子どもたちの中に残り、語り継がれていくのだなと思います。同学年の子ども同士の関わりの中で育つこと、そして異年齢の子どもたちの関わりの中で育つことがそれぞれにあります。それがこども園の中でみんなで過ごす良さであると思っています。
今年度も残すところわずかとなりました。一日一日を大切しながら、時に立ち止まって子どもたちの姿をよく見て、「今」を共に過ごしていきたいと思います。 園長 岡田絵里子
2月
「 仲間 」
新しい年になり、早いものでもう1か月がたちました。年末年始明けの子どもたちは、なんだかとても大きくなったような気がします。ひよこ組やこりす、りす組の小さな子たちも、担任に笑顔を向けて手を伸ばしたり、歩いて行ったりする様子はとても嬉しいものでした。日々の関わりの積み重ねが安心感や信頼感を育んでいくことを実感しました。そして、そのような姿を保護者の皆さまと共有できることも嬉しく思っています。
さて、1月は非常に冷え込み寒い日が多かったですね。子どもたちは園庭に水を張った容器を置いて氷を作ったり、寒い中でもみんなでマラソンをして体を動かしたり、この時期ならではの遊びに夢中です。
先日、3歳児クラスの素敵なエピソードを聞きました。トイレに行きたいけれど担任についてきてほしかったAくん。その時にどうしても一緒に行ってあげられず、側にいたBくんに「Aくんと一緒にトイレに行ってもらえる?」と聞いてみたそうです。Bくんは「いいよ!」と快く引き受けてくれました。そして、Aくんは担任ではなくBくんと一緒に安心してトイレに行けたそうです。後日、たまたま私が3歳児のトイレの前を通りかかった時に、Aくん、BくんにCくんが加わり、一緒にトイレを済ませて出てきました。「今日も一緒にトイレに行ってくれたの?」とBくんに声をかけると、ちょっと得意げな表情で「そうだよ、今日はCくんもね!」と教えてくれました。4月当初は「自分が一番」とばかりに、自分のことに精一杯な3歳児たちでしたが、今では一緒に過ごしている友だちにも気持ちが向けられるようになり、お互いに支え合っていることが伝わってきました。そして、友だちとの関係性も築かれ、「仲間」の意識ができてきたことを感じます。これは自然に築かれるというよりも、日頃の様々な関わりの中で少しずつ築かれるものだと思うのです。自分の思いが相手に伝わらない経験をし、大人が介入する中で、どうしたら良いかを少しずつ学びます。言葉でうまく言い表すことのできないもどかしい感情もまだまだたくさんありますが、それをしっかり聴いてくれて、共感してくれて、時に励ましてくれる大人が側にいてくれることで子どもたちは自らの力で友だちと関わり、心を通わせていくことが分かります。以前、私が保育士になって間もないころ、いつでも一緒にいたいのに、一緒にいるとケンカばかりで誰かが泣き、なかなか遊べないという男の子3人組がいました。4歳児でした。色々なやり取りを繰り返してきましたが、ある時1人の子が「もう、神さまのバカ!」と目に涙をためて言いました。仲良く楽しく遊びたいのに、大好きなのに、なぜだかうまくいかない、そのもどかしい気持ちが、この言葉になったのだろうと思います。そして、いつも見守ってくれている神さまがいるはずなのに、うまくいかない!…と、その表情が物語っていました。そこにいた私も胸がいっぱいになったことを思い出します。大人が大人の考え方で何とかしようとするのではなく、時間がかかっても子ども同士で育つ力を信じて、見守り、関わることを大事にしたいと改めて思い出させてくれた3歳児の姿でした。
園長 岡田絵里子
新しい年になり、早いものでもう1か月がたちました。年末年始明けの子どもたちは、なんだかとても大きくなったような気がします。ひよこ組やこりす、りす組の小さな子たちも、担任に笑顔を向けて手を伸ばしたり、歩いて行ったりする様子はとても嬉しいものでした。日々の関わりの積み重ねが安心感や信頼感を育んでいくことを実感しました。そして、そのような姿を保護者の皆さまと共有できることも嬉しく思っています。
さて、1月は非常に冷え込み寒い日が多かったですね。子どもたちは園庭に水を張った容器を置いて氷を作ったり、寒い中でもみんなでマラソンをして体を動かしたり、この時期ならではの遊びに夢中です。
先日、3歳児クラスの素敵なエピソードを聞きました。トイレに行きたいけれど担任についてきてほしかったAくん。その時にどうしても一緒に行ってあげられず、側にいたBくんに「Aくんと一緒にトイレに行ってもらえる?」と聞いてみたそうです。Bくんは「いいよ!」と快く引き受けてくれました。そして、Aくんは担任ではなくBくんと一緒に安心してトイレに行けたそうです。後日、たまたま私が3歳児のトイレの前を通りかかった時に、Aくん、BくんにCくんが加わり、一緒にトイレを済ませて出てきました。「今日も一緒にトイレに行ってくれたの?」とBくんに声をかけると、ちょっと得意げな表情で「そうだよ、今日はCくんもね!」と教えてくれました。4月当初は「自分が一番」とばかりに、自分のことに精一杯な3歳児たちでしたが、今では一緒に過ごしている友だちにも気持ちが向けられるようになり、お互いに支え合っていることが伝わってきました。そして、友だちとの関係性も築かれ、「仲間」の意識ができてきたことを感じます。これは自然に築かれるというよりも、日頃の様々な関わりの中で少しずつ築かれるものだと思うのです。自分の思いが相手に伝わらない経験をし、大人が介入する中で、どうしたら良いかを少しずつ学びます。言葉でうまく言い表すことのできないもどかしい感情もまだまだたくさんありますが、それをしっかり聴いてくれて、共感してくれて、時に励ましてくれる大人が側にいてくれることで子どもたちは自らの力で友だちと関わり、心を通わせていくことが分かります。以前、私が保育士になって間もないころ、いつでも一緒にいたいのに、一緒にいるとケンカばかりで誰かが泣き、なかなか遊べないという男の子3人組がいました。4歳児でした。色々なやり取りを繰り返してきましたが、ある時1人の子が「もう、神さまのバカ!」と目に涙をためて言いました。仲良く楽しく遊びたいのに、大好きなのに、なぜだかうまくいかない、そのもどかしい気持ちが、この言葉になったのだろうと思います。そして、いつも見守ってくれている神さまがいるはずなのに、うまくいかない!…と、その表情が物語っていました。そこにいた私も胸がいっぱいになったことを思い出します。大人が大人の考え方で何とかしようとするのではなく、時間がかかっても子ども同士で育つ力を信じて、見守り、関わることを大事にしたいと改めて思い出させてくれた3歳児の姿でした。
園長 岡田絵里子



