「神は愛です」 ヨハネの手紙1 4章16節
「大切な君」という絵本のストーリーを紹介します。
木彫りの人形たちが集まって暮らしている町がありました。そこで暮らしている人形たちはすべて「エリ」という人が作ったものです。人形たちは町の中でお互いに比べ合うことで毎日を過ごしていました。「いいね!」と思う人形には金ぴかシール、「ダメ」と思うとくすんだ灰色のシールを貼っていました。
そんな暮らしに疲れていた人形「パンチネロ」は、ある日1枚もシールのない人形「ルシア」と出会います。「何故君はシールが一枚もついていないの?」と尋ねると「丘の上のエリの所に行けば理由が分かるわ」と教えられ、パンチネロは出かけます。
丘の上の家でパンチネロは比べ合うことの毎日に疲れてしまったと話をするとエリが一言言いました。「お前がどんな姿であっても、私にとってお前は大切なものだよ」と。


