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~ 毎日が挑戦 ~

園長  平野 春江
 地域の方のご協力を頂いて育てました稲穂がふっくらと実り頭を垂れました。先日、ひまわり組(5歳児)の子ども達と聖隷こども園富丘の子ども達やボランティアの保護者の方々と共に稲刈りを行いました。農薬を一切使わずに微生物農法という自然の力を活かした栽培方法で粒の大きい立派なお米が収穫出来ました。早速、お米を焚いておにぎりにして田んぼで頂きました。もっちりとして本当に美味しかったです。以前は、小中学校でも稲刈り体験が課外活動として取り入れられていましたが、その数も大幅に減ってしまったそうです。当園では4月の種まきから始まり5月の田植え、そして10月の稲刈りと年間を通してお米作りの一連の流れを体験できたことは、子ども達にとって大きな発見と学びが得られました。このような機会を設けて下さる地域の方々の温かなご協力に心より感謝致します。今月は、キリスト教保育の行事である感謝祭があります。天地万物を創造されました神様が収穫を下さり、わたくし達のいのちを保って下さることに感謝する日となります。今年度、幼児クラスでは感謝祭のある1週間(5日間)に給食で頂く汁物(お味噌汁等)を、持ち寄った野菜で子ども達が毎日クッキングをする計画をしています。5日間もクッキングの日を設けたのは、子どもの『やりたい』のタイミングは個々によって違うからです。主体的に『クッキングをやりたい』と子ども自ら思った時に参加出来るようにと考えました。子ども達がクッキングの様子を見て『私は明日やろう!』と自分で決めたタイミングの時に『野菜を家から持っていきたい…』という想いに至ることもあるかもしれません。その際には、ご協力の程よろしくお願い致します。乳児クラスでは、果物などを子ども達の目の前で切って断面等を見せたり香りを楽しんだりしながらおやつに頂く予定です。感謝祭の様子はドキュメンテーションでお伝えしますので是非、ご覧ください。
 さて、先日開催されましたおひさまといっしょにGO!GO!では、保護者の皆様の温かなご声援により子ども達の笑顔を沢山見ることが出来ました。担任は、競技内容を考える際に『今年度の子ども達はどんな遊びに夢中になっているのか』から始めます。子ども達は、毎日の遊びを通して楽しみながら学んでいます。意識していなくても日頃の遊びの中においても「これが出来るようになりたい」と自らの目標を立てて挑戦し続けています。たとえ、すぐに上手く出来なくでも繰り返し挑戦します。そのような日々の挑戦をおひさまと一緒にGO!GO!で保護者の皆様にご覧頂き、お子様が夢中になって動いている身体や表情、息遣い等の全てから成長を感じてもらいたいとの願いがありました。保護者の皆様と共にお子様のご成長を分かち合えましたこと感謝致します。