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8月の聖句

わたしは くものなかに わたしのにじをおく

創世記9章13節
中遠教会 兵藤辰也牧師

保護者の皆さんは「虹」を見たことがあるだろうと思います。虹を目にすると、どんな気持ちになるか思い起こしてみてください。私自身はどういう気持ちになるかと言うとなんだか嬉しいというか、得をしたような気分になります。「ラッキー!!」「ハッピー!!」という気分です。とは言え虹は見たい時に見られるものではありません。それは雨上がりの時でないと見られないものです。
今月の聖句はそれまでの世界が破滅させられる程の大雨が降った、という「ノアの箱舟」の物語のおしまいに出て来るものです。あの時神様は虹を置いて「もう2度と私は世界を破滅させない」と自分に約束をします。「ノアの箱舟」の大雨はもしかしたら、私たちの苦しみや悩み、私たちの涙、どうしようもないことを現わしているのかもしれません。そしてそのような雨の後にしか見られない虹は、私たちが味わう人生の苦さや酸っぱさ、その先に素晴らしいもの、新しいものが待っているという神様からの約束の印です。子育てだけに限られませんが私たちは毎日悲喜こもごも味わいながら生きています。そういう私たちの1つ1つの体験を通して私たちを幸せに神が導いて下さるのです。