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9月の聖句

あるものは百倍にもなった

マルコ福音書 4章8節   中園教会牧師 兵藤辰也
「あるものは百倍」というのはイエス様が神様のことをお話しされた時の言葉です。1粒の麦の種が百倍になったということです。でもこれは常識的にはあり得ない数字なのだそうです。でもそれほどに思いがけない嬉しいことが私たちの身に起こるよ、というメッセージです。例えば1万円が百倍になって皆さんの手元にやって来たら、きっと思いもよらない嬉しいことであるに違いありません。
子育ては大抵理屈通りにはいきません。それこそ「常識」と言われるものにぴったり当てはまることは少なく、親としては思うに任せないことが多いのです。ところが、そうした中で思いがけず子どもの成長を見たり、子どもの内面に触れる出会いが起こります。これは親だからこそ分かる喜びです。その喜びが更なる子育てへの力となってくれるのです。
大切なことは、今の時の先に喜びが待っていると信じることです。イエス様は「そう信じてよいのだ」と私たちに約束して下さっているのです。