園長 平野春江
11月は、感謝祭と勤労感謝の日がありました。この機会に子どもたちが様々な職業について知り、興味の幅が広がっていくように保護者の皆様に、ご自身のお仕事について子どもたちに紹介してくれる方を募集しました。様々な職種の方が御声を掛けて下さり、何日かにわたり実演を交えた『お仕事体験』が4,5歳児を対象に行われましたのでご紹介します。現在進行形ではありますが、今までに助産師、看護師、消防士、理学療法士、美容師等のご職業のお父様やお母様が来園してお話を聞かせて下さいました。主幹保育教諭が事前打ち合わせをさせて頂くのですが、打ち合わせの段階から職員もわくわくするような内容を考えて下さり、保護者の皆様のお力に驚くばかりでした。お仕事の制服を着て登場すると、子どもたちはそれだけで憧れの眼差しで注目します。赤ちゃん誕生時の体重を想定した人形に哺乳瓶でミルクをあげる体験や赤ちゃん誕生の映像を見せてくれた助産師のお母様、聴診器で心臓の音を聞かせてくれたり緊急患者に対応する為に医師や看護師を集める掛け声「コードブルー」を体験させてくれた看護師のお母様、消防士の仕事を知ることができる映像を見せてくれたり防災用毛布で怪我人役の職員を子ども達が運ぶ体験をさせてくれた消防士のお父様、リハビリの為の道具を体験させてくれたり『ユニバーサルデザイン』(すべての人に優しいデザイン)は身近な日用道具(調理器具等)にあることを教えてくれた理学療法士のお父様、髪をカットする為のハサミには様々な種類があることを教えてくれたりお客様として子どもたちの要望に答えて髪の毛を結ってくれた美容師のお母様。ここだけではお伝えしきれない程、子どもたちも職員も体験を通して多くのことを知ることができました。最後に子どもたちへのメッセージとして「みんなのお父さんやお母さんもお仕事をしてくれていると思います。どのような仕事においても誰かの為に頑張ってくれています。」との言葉を届けて下さいました。*ホールに職業体験コーナーを設けて写真やお仕事に関する絵本を展示しましたので親子でお楽しみ下さい。
当園の教育・保育の中で大切にしていることの一つとして『本物に触れる、本物を見る』です。例えば、乳児期においても給食の食器は陶器を使用しています。丁寧に扱わないと割れてしまうことを体感するためです。園内の装飾等も大人が心地よい色合いのものを選び、季節の花を飾ります。しかし、本物に触れる為には園の職員だけでは限りがあります。地域の方の力をお借りして田植えや芋ほりを体験させて頂いたり、今回のように保護者の力をお借りすることで子どもたちの興味の幅が広がっていきます。今後も園の教育・保育を様々な方法で可視化しながら、地域の方や保護者の皆様の力をお借りして保育を豊かにしていきたいと思います。どうぞ宜しくお願いします。
当園の教育・保育の中で大切にしていることの一つとして『本物に触れる、本物を見る』です。例えば、乳児期においても給食の食器は陶器を使用しています。丁寧に扱わないと割れてしまうことを体感するためです。園内の装飾等も大人が心地よい色合いのものを選び、季節の花を飾ります。しかし、本物に触れる為には園の職員だけでは限りがあります。地域の方の力をお借りして田植えや芋ほりを体験させて頂いたり、今回のように保護者の力をお借りすることで子どもたちの興味の幅が広がっていきます。今後も園の教育・保育を様々な方法で可視化しながら、地域の方や保護者の皆様の力をお借りして保育を豊かにしていきたいと思います。どうぞ宜しくお願いします。