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~ 感謝の瞬間 ~

園長  平野 春江
 毎年、この時期に町を歩いていますと、梅や河津桜の花が満開に咲いているのを見かけるようになります。綺麗に咲き誇る花を愛でると共に、ひまわり組の巣立ちの時が近づいているのを実感します。今年度は、40名の子ども達が巣立ちの時を迎えます。保育証書授与式(卒園式)でうたうお別れの歌も決まり、部屋の壁に歌詞が貼ってあります。担任や様々な職員が歌詞を見ながら子ども達と口ずさむ姿が見られています。口ずさみながら胸に熱いものがこみ上げてきて何とも言えない感情になります。子ども達は一日一日を積み重ね、長い月日をこども園で過ごしてきました。子ども達の喜怒哀楽の表出は一人ひとりがそれぞれ違いましたが、入園してから現在に至るまで、どの場面においても職員は全身で向き合ってまいりました。こども園には様々な職種の職員がいます。子ども達にとって安心できる人が担任はもちろんのこと至る所にいます。ひまわり組の子ども達は同年齢で過ごす中で疲れを感じた時、部屋や仲間からそっと離れて疲れを癒しにいく姿が見られます。約束された時間帯だけは自由に行き来が出来るようにしているからです。用務員と一緒に話をしながら洗濯物を畳んだり、事務所にいる看護師や事務員や通訳の所に行って、自分が出来るようになったことを披露して認めてもらったり等…こどもも職員も心地よい時間となっています。こども園で働く全ての職員は神様の恵みの中で一人ひとりの子ども達に愛を注いでいます。これだけ人(こども)に対して愛情を掛けることのできる仕事は稀有であり、このような仕事に導いて下さった神様に感謝する瞬間でもあります。残りの園生活も素敵な思い出ができるように心を込めて保育をしてまいりたいと思います。
 さて、先日4歳児の保護者の方が『お仕事体験』として電車の運転手を紹介して下さいました。制服を着て登場したお父様の姿に子ども達は憧れの眼差しで目をキラキラさせていました。とてもわかり易く仕事の内容についてお話して下さいました。質問コーナーでは4歳児のAくんが「車も電車も早いスピードで走るのに車はシートベルトをして電車の運転手さんはシートベルトをしないのは何でですか?」と質問しました。Aくんは、クラスのミーティングでは、あまり自分から発言しないそうです。きっと電車について興味があったのでしょうか、大勢の中で躊躇することなく質問している姿に新たな一面を見ました。子ども自身が本当に「すごい」「不思議だ」等と感動した時に一気に思考が進んでいきます。保育者は、子どもの今をしっかりと捉え、どのくらい深く感じているか、感動しているか、深い疑問を持っているか等を大切に見守ることが、子どもの学びを支える支援であると考えます。これからも沢山、子どもの発見を見つけていきたいと思います。今年度も1年間ありがとうございました。