岡田 絵里子
毎日セミの声が聞こえ、夏本番です!今年の夏も猛暑ですね。まずは安全第一で、熱中症予防をしながら子どもたちと少しでも夏ならではの遊びを楽しんでいきたいと思います。
さて、先月は年長児のお泊り保育が行われました。2階の保育室も使用させていただき、保護者の皆様にはご協力いただきありがとうございました。1日目、アクティ森へ行き、あゆ掴みの体験をしました。そこには「命の大切さを知る」経験をしたいという担任の思いがありました。実際の魚を手で捕まえるのは容易ではなく、そんなに簡単に捕まえさせてはもらえませんが、子どもたちは「そっちにいった!」「こっち?」と声を掛け合いながら必死です。途中から網を使わせてもらった子もいましたが、それでも難しく…木にとまっている虫を捕まえる要領では無理なので、だいぶ苦労しましたが、素手で捕まえた子もいました。苦労して捕まえたあゆをバケツに入れて、焼いてくれるおじさんのいるところに持っていきます。「おねがいしま~す!」と元気いっぱい台に置いていましたが、その場であゆのお腹を切り、内臓を取り出し、きれいに洗ってくれる様子を見ると、釘付けでした。「え?なにしてるの?」「かわいそう…」「死んじゃったの?」と言葉にする子、なにも言わずにじっと見ている子、様々でした。「これをおいしい塩焼きにしてくれるんだよ。あとでみんなもいただこうね。」と声をかけると、「え…かわいそうで食べれない」という子がいました。それを聞いたおじさんが「みんながおいしいって食べてくれると喜ぶんだけどなぁ」とにこにこ笑いながら言ってくれました。すると「分かった、じゃあちょっとかわいそうだけど残さず食べる!」という子、「かわいそう…でも、もう死んじゃったんだよね?じゃあ食べる方がいいってことか…」と考えている子。反応は様々でした。たった今、生きたあゆを自分で捕まえ、それを目の前で捌いてもらい、串に刺すところを見た子どもたちは、「命」のことを感じたのではないかと思います。実際にあゆの塩焼きは、焼きたてで香ばしくておいしくいただくことができました。子どもたちのこれからの人生の中でふと思い出す記憶になってくれたらいいなと思います。
また、後日の礼拝の中でつばめのひなの話をしました。園の軒下のつばめの巣からひなが1羽落ちていたことがありました。でもまだ生きていたのです。人間のにおいがつくと親鳥に攻撃されてしまうという情報もあり、すぐに巣に戻すことに戸惑ってしまった私たちでしたが、なんとか助けるには巣に戻すしかない!と手袋をして結局戻しました。その間、親鳥が私たちの周りをぐるぐる回って飛んでいました。ひなを守ろうとしていることがよく分かりました。子どもたちに「助けるためにはどうしたらいいと思う?」と聞くと、「巣に戻す‼」とすぐに返事があったのですが、「人間のにおいがつくとダメかもしれないんだって」と伝えると、どの子も真剣な表情になりました。私たちが考えたこと、やったことを伝え、多分ちゃんと生きていて、お母さんからえさをもらっている姿が見えたよ、と言うと、とてもほっとした表情をしていました。讃美歌「ことりたちは」を歌い、改めて「命」の大切さを感じる時間でした。(その後、無事に巣立っていきました)
8月は終戦記念日もあります。世界にも目を向け、「平和」について少しでも考える時間を持ちたいと思います。
毎日セミの声が聞こえ、夏本番です!今年の夏も猛暑ですね。まずは安全第一で、熱中症予防をしながら子どもたちと少しでも夏ならではの遊びを楽しんでいきたいと思います。
さて、先月は年長児のお泊り保育が行われました。2階の保育室も使用させていただき、保護者の皆様にはご協力いただきありがとうございました。1日目、アクティ森へ行き、あゆ掴みの体験をしました。そこには「命の大切さを知る」経験をしたいという担任の思いがありました。実際の魚を手で捕まえるのは容易ではなく、そんなに簡単に捕まえさせてはもらえませんが、子どもたちは「そっちにいった!」「こっち?」と声を掛け合いながら必死です。途中から網を使わせてもらった子もいましたが、それでも難しく…木にとまっている虫を捕まえる要領では無理なので、だいぶ苦労しましたが、素手で捕まえた子もいました。苦労して捕まえたあゆをバケツに入れて、焼いてくれるおじさんのいるところに持っていきます。「おねがいしま~す!」と元気いっぱい台に置いていましたが、その場であゆのお腹を切り、内臓を取り出し、きれいに洗ってくれる様子を見ると、釘付けでした。「え?なにしてるの?」「かわいそう…」「死んじゃったの?」と言葉にする子、なにも言わずにじっと見ている子、様々でした。「これをおいしい塩焼きにしてくれるんだよ。あとでみんなもいただこうね。」と声をかけると、「え…かわいそうで食べれない」という子がいました。それを聞いたおじさんが「みんながおいしいって食べてくれると喜ぶんだけどなぁ」とにこにこ笑いながら言ってくれました。すると「分かった、じゃあちょっとかわいそうだけど残さず食べる!」という子、「かわいそう…でも、もう死んじゃったんだよね?じゃあ食べる方がいいってことか…」と考えている子。反応は様々でした。たった今、生きたあゆを自分で捕まえ、それを目の前で捌いてもらい、串に刺すところを見た子どもたちは、「命」のことを感じたのではないかと思います。実際にあゆの塩焼きは、焼きたてで香ばしくておいしくいただくことができました。子どもたちのこれからの人生の中でふと思い出す記憶になってくれたらいいなと思います。
また、後日の礼拝の中でつばめのひなの話をしました。園の軒下のつばめの巣からひなが1羽落ちていたことがありました。でもまだ生きていたのです。人間のにおいがつくと親鳥に攻撃されてしまうという情報もあり、すぐに巣に戻すことに戸惑ってしまった私たちでしたが、なんとか助けるには巣に戻すしかない!と手袋をして結局戻しました。その間、親鳥が私たちの周りをぐるぐる回って飛んでいました。ひなを守ろうとしていることがよく分かりました。子どもたちに「助けるためにはどうしたらいいと思う?」と聞くと、「巣に戻す‼」とすぐに返事があったのですが、「人間のにおいがつくとダメかもしれないんだって」と伝えると、どの子も真剣な表情になりました。私たちが考えたこと、やったことを伝え、多分ちゃんと生きていて、お母さんからえさをもらっている姿が見えたよ、と言うと、とてもほっとした表情をしていました。讃美歌「ことりたちは」を歌い、改めて「命」の大切さを感じる時間でした。(その後、無事に巣立っていきました)
8月は終戦記念日もあります。世界にも目を向け、「平和」について少しでも考える時間を持ちたいと思います。



