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5月の聖句

てんのしたにある すべてのものは わたしのものだ ヨブ記41章3節


日本キリスト教団 中遠教会 
兵藤辰也牧師

 5月は外出するのに気持ちの良い時期ですね。身の回りにある自然の環境に親しむ機会が多くなることでしょう。これらのものは私たちが生きていくためにはなくてならないものでもあります。その一方で、自然の環境の営みは私たちにとって恐ろしいものでもあります。地震や大雨などによって大きな被害を受ける事も起こります。こうした体験によって私たちの力をはるかに越えるものがあることを知らされます。私たちが住んでいる静岡県でも「東海地震(最近では東南海地震)がいつ起こってもおかしくない」と言われて50年ちかくなるでしょうか。その時には一体どんなことが起こるのか、恐ろしい気もしますし、備えをしておく必要はあるでしょう。確かに不安や心配もありますし、自然の様々な営みはとても大きな力があり、人間の手には余ってしまうものです。それをも包んでいるのが神様である、と聖書は告げています。
 途方もない程の大きな力に小さな私たちは包まれながら毎日を暮らしています。