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「 クリスマスおめでとう 」

園長 高木 智美
1年の終わりである師走。空気はひんやりと冷たいですが陽だまりが暖かく感じられる中、園庭を元気に走り回る子どもたちの姿を見かけると何だかホカホカしてくるようです。胃腸炎やインフルエンザなどの感染症が流行する時期でもあるため、手洗いうがいの大切さを改めて伝え、体調管理に気を付けながら、子どもたちの充実した日々になるようにと願っています。
先日行われた収穫感謝祭では、野菜や果物のご用意をありがとうございました。持ち寄った果物や野菜を囲み、たくさんの恵みを分かち合える喜びと、私たち一人ひとりを大切に思いいつも大切なものを与えて愛してくださる神さまに感謝の気持ちをおぼえながら礼拝のひと時を過ごしました。訪問では近隣のお世話になっている方々のところへ行き、喜びを分かち合い「いつもありがとうございます」と、言葉を交わす子どもたちの姿からは人とひととの繋がりに感謝するあたたかな気持ちを感じることができました。翌日、幼児クラスはクッキングで豚汁を作り、乳児クラスも給食で豚汁、果物を味わいました。子どもたちとこうしてまた一つの大切な行事を無事迎え終えることが出来、保護者の皆様のご協力に感謝致します。
さて、12月2日よりイエス様がお生まれになる日クリスマスを待ち望む期間であるアドヴェントに入ります。クリスマスというと、街頭にはきらびやかな飾りが並び、サンタクロースがプレゼントを持ってきてくれるイメージが世間一般ではないでしょうか。キリスト教保育の行われている聖隷のこども園では、幼児クラスの子どもたちはイエス様の生まれた日の嬉しいお話を、ページェントとしてお家の人にも伝えようと日々歌ったり役の気持ちを考えたりしています。「クリスマスおめでとう」と子どもたちも保育者も言葉にして聞かれ、私たちを愛して下さる神さまからの贈り物、イエス様のお生まれを祝うクリスマスをとても大切にしています。園内にはクリスマス飾りを子どもたちと一緒に少しずつ飾ったり、クリスマスの讃美歌を歌う声があちらこちらから聞こえています。アドヴェントカレンダーを一日一つ開くことの喜びを感じたり、クランツのろうそくに毎週1本ずつ火が灯され増えていくことで少しずつクリスマスが近づいていることを子どもたちと一緒に喜び楽しみにしながらイエス様がお生まれになる日を待ちたいと思います。そして、神さまが私たち一人ひとりを大きな愛をもっておそばで見守っていて下さることを子どもも大人も感じながら過ごせるように、また、神さまの愛の教え、自分のためばかりでなく、自分以外の人たちへも目を向け誰かのために自分ができることを考えながら愛を育む時となることを願っています。このような想いを保護者の方にも知っていただきご家族の皆様も、子どもたちと一緒にクリスマスの期間を過ごしていただけたらと思います。