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感謝の気持ち

 園長 高木 智美
 七夕の短冊に子どもたちが思い思いの願い事を込める時期となりました。「アイスクリームたくさ
ん食べたい」「大好きな場所へ家族でお出かけしたい」といった微笑ましい願いから、「家族みんな
がずっと元気で暮らせますように」といった心温まるものまで、一つひとつの言葉に子どもたちの成
長を感じています。先日のみずあそび開きではそれぞれのクラスが子どもたちとみずあそび出来るこ
とへの感謝の気持ちを祈りに込め、安全を確認しながらスタートすることができました。水の心地よ
さを感じ開放感あふれる子どもたちの声が園一杯に聞こえてきました。水に対する気持ちは個人差が
大きいですから、無理をせず、一人ひとりの様子に応じながら子どもたちが健康で事故のないよう安
心して遊びを楽しめるよう配慮していきたいと思います。また、保護者の皆様には毎日の体調管理、
水遊びの準備等よろしくお願いいたします。
 先月行われた「花の日」では、花の持ち寄りにご協力いただきありがとうございました。「花を園
に持っていく。」と、わくわくした様子のお子さんも多かったことと思います。子どもたちと一緒に、
持ち寄った花を幼児クラスでは花束にし、オアシスや花瓶に生けたりしながらホールいっぱいに飾り
子どもたちと礼拝を守りました。礼拝後、地域のお世話になっている方のところへ、幼児それぞれの
クラスが訪問へ出かけ、5歳児クラスの子どもたちは、園医さん、市役所、牧師様のところへ伺いま
した。手作りのカードと一緒に、心を込めて生けたアレンジメントの花を渡す子どもの中から「いつ
も見ていてくれてありがとう」という感謝の言葉に「ありがとう」とお言葉を返していただき、子ど
もたちも嬉しそう微笑む様子がありました。クラスの花瓶に生けたお花を毎日水替えをしてくれる子、
押し花にして花の色形を違う形にして楽しむクラスもありました。大輪に咲く花もあれば人知れず
そっと道端に咲いている花もあるけれど、花を見た人は綺麗だと思ったり、嬉しい気持ちになったり、
幸せな気持ちになる。色、形、香りそれぞれ違うけれど、花は私たちみんなの心を和ませてくれます。
そんな花のように、子どもたち一人ひとりもかけがえのない存在であり、神様や周りにいるたくさん
の方から愛されている事に感謝の心を持って、花のように周りの人を和ませられるそんな子どもたち
に育ってもらえたらと願います。