いつも喜んでいなさい

喜怒哀楽は、人間に本来備わった感情です。嬉しいことがあれば喜び、辛いことがあれば悲しみます。けれども、聖書は「いつも喜んでいなさい。」と勧めます。そんなことができるのでしょうか。確かにいつも喜びに満たされていることができれば素晴らしいです。でも、現実はそうはいきません。その時は喜びがあっても、すぐになくなってしまいます。それどころか、不平や不満が湧き出て、心が塞いでしまうことが多いです。では、聖書は無理な注文をしているのでしょうか。この御言葉の最後にこうあります。「これこそ、キリスト・イエスにおいて、神があなたがたに望んでおられることです」と。「キリスト・イエスにおいて」がポイントです。イエス・キリストを信じることによって、つまり、イエス様に信頼し、ゆだねていけば、いつも喜ぶことができるのです。私たちを愛して、私たちのために十字架にかかって下さった真実なイエス様に信頼していれば、絶えず喜びが与えられます。イエス様とは、そのようなお方なのです。