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「桜咲く」

ご入園、ご進級おめでとうございます。今年度、野上あゆみ保育園は、29名の子どもたちが入園となり108名でスタートしました。翌日からは、『ところ狭しと園庭で体いっぱい遊ぶ姿』と『「こんなところは知らない‼ママはどこ?」とばかりに体いっぱい泣く姿』があちらこちらで見られます。どの姿も愛おしく、その感情を大切にしたいという気持ちが沸々とわいてきます。これからの日々、大きなケガをせず、元気いっぱいたくさん遊んで大きくなっていく様子を保護者の方と一緒に感じていきたいと思います。
今年は、小学校やお引越し先等、新しい生活となる子どもたちとの別れと、これから野上あゆみ保育園で一緒に成長していく子どもたちとの出会いが桜満開の中で同時にありました。私たちに馴染み深い桜は、学名をCerasus × yedoensis (Matsum.) Masam. & Suzuki ‘Somei-yoshino’といい、花言葉は『純潔』『優れた美人』だそうです。花の美しさをしとやかな女性に例えたということです。日本で過ごすことを嬉しく思わせてくれるこの花は、毎年『出会いと別れ』を感じさせてくれますが、保育園では“出会いと別れまでの過程”を大切にしていきます。また、進級した子どもたちも桜の花のように大きくなったことを誇らしく思い、過ごしています。その自信に満ちたやる気いっぱいの気持ちが継続できるよう、担任は、子どもたちの姿を見ながら今週は何をして遊ぼうかと“ワクワク”しながら保育を展開していきます。保護者の方も、「今日は何して遊んだの?」と子どもたちとの会話を楽しんでくださいね。たくさんお話してくれることと思いますよ。
         小南 律子