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「何の虫?」

記録的にとても早い梅雨入りの後、お天気に恵まれていますね。園庭では乾燥防止として水を撒くことがよくありますが、先日も「キャーキャー」と楽し気な声が聞こえてきたので見てみると、撒かれた水を浴びたくてホースから描く曲線上に子どもたちがはしゃいでいました。水を通しての子どもたちの声は反響するのでどこまでも届いていきそうです。
これから園庭では水遊び、泥んこ遊びを大いに楽しむ季節になり、園内では飼育している昆虫たちが羽化していき始めます。どこのクラスでも何かしら飼育しているのですが(ほし組一時保育は除く)、お子さんのクラスに何がいるかご存知でしょうか?昆虫のクラスもあれば魚のクラスもあり、自分のクラス以外の生き物のところでは、のぞき込んでいる姿が見られます。でも、卵→幼虫→蛹→成虫に変わる完全変態の昆虫では蛹の間、何もいない虫かごだと思っている子どもたちもいるようですよ。今、事務所の前にはカブトムシの幼虫がいます。たまに、白い体をケースから見せてくれていることもありますね。保護者の方が興味津々でのぞき込む様子に寄り添って子どもたちも一緒に見ている姿はとても微笑ましいです。大人が関心を持つということは、子どもたちにとっても『面白そうだ』『楽しそうだ』という気持ちにつながり、「こっちきて」と言わなくてもそばに来ていますね。私たち大人がいつまでも様々なことに対して遊び心を持ち続けていくことで、子どもたちの興味関心を育てていきたいものですね。
(ひよこ組…アゲハ蝶,りす組…クワガタムシ,うさぎ組…クワガタムシ・カタツムリ,つくし組…カブトムシ・ダンゴ虫,すみれ組…カタツムリ,ひまわり組…メダカ・ザリガニ・カブトムシ・アゲハ蝶)
小南 律子