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「足育講座」

今年の10月は寒暖差が大きく、体がついていくことに必死な感じがしましたが保育園の子どもたちは体調を崩すことなく元気でほっとしています。のがみっこひろばでは運動日和の快晴で体いっぱい動かすことができ、とても良い体験となりました。人数制限、クラス単位の開催等、たくさんの協力ものと開催ができ、感謝でいっぱいです。
先日、子育て支援として足育講座をしました。今まで『足・靴・爪・靴選び・靴の履き方』について、学んだことがなかったため、とても参考になりました。少し紹介したいと思います。
足は第2の心臓と呼ばれているように、“血を送る心臓”に対して、“血を返す役割”を担っています。骨の数は大人も子どもも同じ28個ですが、子どもの足は骨が離れているため、合っていない靴を履いていても痛みがなく、靴の形の通りに歪んでいくとのことで、実例の写真は「このようになるまでになぜ靴を変えなかったのか」と思いたくなるものでした。生活環境はいつの時代も変化していて、それに合わせて遊びや活動も変わっています。歩く機会、裸足で過ごす機会が減り、子どもだけでなく大人も電気をつけたり、水を出したりすること等便利になり、体を動かさない工夫がされています。少しの距離でも車や自転車を使い、腕を動かさずにスイッチを押すだけ等、楽な方を選んでいることに気付かされました。土踏まずは2~8歳ごろに成長するとのことです。土踏まずのアーチがあることでクッションになり、疲れやひざの痛みが軽減するそうです。爪についても、やはり歩くことが大切で歩かないと巻き爪になりやすいそうです。下からの圧がかかることが良いとのことです。
たくさんお話を聞きましたが、靴にとって特に大切な場所は『かかと』であり、かかとを踏まれた靴は死亡だそうです。合っている靴を確認するには、中敷きを出し、その上で足を合わせるといいとも教えていただきました。まだまだたくさんありますが、どれも子育て中に聞きたかったお話でした。            小南 律子