「あなたがたも愛によって歩みなさい」

3月になり日の入りが遅くなったと実感しますね。よく見ると木々の先に小さなつぼみが膨らんでいたり、日差しに春の温かさを感じたり、春がそこまで来ているのがわかります。日によっては花冷えの日もあるかと思いますが、季節は確実に進み、ひまわり組さんが保育園に登園する日が1ヶ月を切りました。野上あゆみ保育園では毎週行う礼拝を長くて3年間守ります。その中で「あなたがたも愛によって歩みなさい」と言うこの聖句は毎年4月3月の月の聖句になります。神さまからいつも愛されている存在だということを心のどこかに持っておいてもらえたらと願います。心配なことがあった時、さみしい時間があった時、神さまがいつもそばに居てくれるから大丈夫との話を今月の聖句として話すと、いつになく全体的に少しざわついていましたが、ひまわり組の子どもたちは真剣な表情で聞いてくれていました。心が温かい気持ちになれば、安心して次へ動き出せると信じています。そして「4月になったらすみれ組さんは～　つくし組さんは～」との話を続けると、しっかりと「ひまわり組！」「すみれ組！」と言うことができ、次の学年への期待が表情に表れていました。期待と共にドキドキが共存するこの季節、どの気持ちも大切に受け止めたいと思います。
24節気のお話は、2月のあゆみだよりでぐるっと1周しました。日々に季節を感じながら過ごすと日常のちょっとしたことから喜びや幸せを感じることができるのではないでしょうか。またその気持ちを誰かと共有すると喜びが倍増するのではと感じます。そういう毎日を過ごしたいものですね。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　小南　律子