梅雨の時期になりました。先日も大雨警報が発令されましたが、近年は災害に直結するような大雨が日本各地で増えています。大切な子どもたちを守るために、保護者の皆さまとしっかり連携を取っていきたいと思います。
日中は汗ばむ陽気の日も増えてきました。水分補給をしたり日陰でゆっくり遊んだり、暑さ対策をしながらも子どもたちは元気いっぱい園庭で遊んでいます。園見学に来られる大抵の方が、園庭を見て「広いですね。」「緑に囲まれていて良いですね。」と言ってくださいます。住宅街に囲まれた限られた空間の中でも、身近な自然に触れることができる環境があることに感謝したいと思います。自然との触れ合いは、子どもの経験を左右するといっても過言ではありません。特に乳幼児期には、多くの自然に触れることができる活動を取り入れることが大切です。今回は、自然に触れる遊びを通して育まれる力をご紹介します。
・自然界への探究心…水の流れを知るために砂で作った道に水を注いでみたり、石や木の浮沈を観察したりすることで、子どもは自分で発見する楽しさを実感できます。
・自然は美しいと思う感性…自然の中に身をおくことで安らぎを感じ、緑に囲まれた環境や四季折々の季節を美しいと感じる感性が養われます。
・向き合おうとする問題解決力…知らない昆虫や草花を見つけて「なんだろう?」と思ったら、自分で図鑑を手に取って調べます。わからないことに向き合う思考力や問題解決力は、学習や日常生活の中でも役立ちます。
・固定観念にとらわれない想像力…木の枝や草花、石などを使って見立て遊びをすることで、固定観念にとらわれない想像力が育まれます。
・生きものへの責任能力や愛着心…自然の中では、さまざまな生きものに出会う機会があります。生きものに接すると「かわいい」「おもしろい」「怖い」「触りたい」などの感情が生まれます。例えば幼虫を飼育することで、子どもたちは責任感を覚えます。そして、成長過程への関心や愛着心も生まれ、命の大切さについて考えるきっかけにもなります。
・五感と基礎体力…子どもは自然の中で身のこなし方を学びます。
・協力するコミュニケーション能力…自然の中で友だちと一緒に虫を探したり、草花を摘んだりします。子どもは自分たちで役割分担や、コミュニケーションを学び、協力し合うことで、チームワークが育まれます。
このように自然と触れ合うことで、多くの成長の機会が得られます。職員は、時間を見つけては自分たちで剪定や整備をし、出来ることは子どもと一緒に、園庭の手入れをしています。これからも子どもたちが身近な自然に存分に関わり、四季を感じながら伸び伸びと過ごしていって欲しいと思います。
岸本 正子
日中は汗ばむ陽気の日も増えてきました。水分補給をしたり日陰でゆっくり遊んだり、暑さ対策をしながらも子どもたちは元気いっぱい園庭で遊んでいます。園見学に来られる大抵の方が、園庭を見て「広いですね。」「緑に囲まれていて良いですね。」と言ってくださいます。住宅街に囲まれた限られた空間の中でも、身近な自然に触れることができる環境があることに感謝したいと思います。自然との触れ合いは、子どもの経験を左右するといっても過言ではありません。特に乳幼児期には、多くの自然に触れることができる活動を取り入れることが大切です。今回は、自然に触れる遊びを通して育まれる力をご紹介します。
・自然界への探究心…水の流れを知るために砂で作った道に水を注いでみたり、石や木の浮沈を観察したりすることで、子どもは自分で発見する楽しさを実感できます。
・自然は美しいと思う感性…自然の中に身をおくことで安らぎを感じ、緑に囲まれた環境や四季折々の季節を美しいと感じる感性が養われます。
・向き合おうとする問題解決力…知らない昆虫や草花を見つけて「なんだろう?」と思ったら、自分で図鑑を手に取って調べます。わからないことに向き合う思考力や問題解決力は、学習や日常生活の中でも役立ちます。
・固定観念にとらわれない想像力…木の枝や草花、石などを使って見立て遊びをすることで、固定観念にとらわれない想像力が育まれます。
・生きものへの責任能力や愛着心…自然の中では、さまざまな生きものに出会う機会があります。生きものに接すると「かわいい」「おもしろい」「怖い」「触りたい」などの感情が生まれます。例えば幼虫を飼育することで、子どもたちは責任感を覚えます。そして、成長過程への関心や愛着心も生まれ、命の大切さについて考えるきっかけにもなります。
・五感と基礎体力…子どもは自然の中で身のこなし方を学びます。
・協力するコミュニケーション能力…自然の中で友だちと一緒に虫を探したり、草花を摘んだりします。子どもは自分たちで役割分担や、コミュニケーションを学び、協力し合うことで、チームワークが育まれます。
このように自然と触れ合うことで、多くの成長の機会が得られます。職員は、時間を見つけては自分たちで剪定や整備をし、出来ることは子どもと一緒に、園庭の手入れをしています。これからも子どもたちが身近な自然に存分に関わり、四季を感じながら伸び伸びと過ごしていって欲しいと思います。
岸本 正子