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ホーム  > 園長コラム  > 「子ども主体の夏まつりごっこ」

「子ども主体の夏まつりごっこ」

突き抜ける青空と眩しい太陽が真夏の到来を感じさせます。
園では、日差しの強い時間での外遊びを避け、水遊びやプール遊びを取り入れて熱中症対策を行っています。夏は気温だけでなく湿度が高い日が多く、体調を崩しやすい時期でもあります。また、長期休暇中は遠出したり、行楽地にでかけたりする機会も増えるため、生活リズムが崩れがちで、より疲れやすく 体調管理がとても大切です。普段どおりの時間に起きることや1日3食を摂る、十分な睡眠を摂るなど健康的な生活を送るように心がけ、健康で楽しい夏を過ごしましょう。
先日、園内で夏まつりごっこを行いました。先月の園だよりでも子ども主体で進めることについてお伝えしましたが、子どもが自分たちで考えて作る過程の中に、学びと成長があることに保育士も気づくことができました。夏まつりごっこ当日までのひまわりぐみの日々のドキュメンテーションのコメントをいくつか紹介させていただきます。

・夏まつりごっこの準備を少しずつ進めています。活動の中で様々な工夫が見られるようになってきました。環境を用意するとどんどん、アイデアが生まれてくるようです。
・夏まつりのごっこ遊びを楽しんでいます。やりながら色々なアイデアも浮かぶようで、店番をしながらお金が必要と作ったり、財布を作ったりとそれぞれがイメージを膨らませ楽しんでいます。
・様々な場面で工夫や協力しあって遊ぶ姿が多く見られるようになってきています。協力しあって出来たことは、また一段と嬉しく、絆も深まるのでしょうね。
(※ドキュメンテーションには写真も一緒に掲載しています。)

夏まつりごっこに向けて、準備をしながらお店屋さんごっこも楽しむ中で、試行錯誤し、更に進化して当日を迎えた様子が分かります。そして夏まつりごっこ以外の場面でも、工夫したり協力したりする姿が見られるようになったことを担任は実感しています。   
その後もピザ窯を作ってピザ屋さんが開店するなど、遊びも広がっています。自分で考えたことが実現していくような経験を、今後も日々の生活や行事の中で積み重ねて行ってほしいと思います。
一方で、親子で参加する行事も楽しい思い出として子どもたちの心の中に残っていって欲しいと思います。昨年の夏まつりごっこ後に、「夕方のお迎えの時間を使って親子でも楽しめるのではないか。」 と職員から意見が出たことを引き継ぎ、親子で夏まつりごっこを企画しました。初めての取り組みで、上手くいかないこともあるかもしれませんが、楽しい時間を共有していただけると嬉しいです。よろしくお願いいたします

                                            岸本 正子